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サービストレイ

日本ではお盆(おぼん)で知られ、料理屋はもちろん、ご家庭でも馴染みのあるトレイ。小型のものはサルヴァー (salver) とも言います。素材としては、主に木やプラスチック、アルミ、ステンレスなどを使用し、形状は長方形、楕円形、丸形なkどが多く普及しており、縁が付いているのが一般的で、取っ手の付いているものもあります。料理に合わせた演出にも役立つ道具で、季節に合わせたり、小鉢やお酒で少量の料理などを楽しむ場合にもそのまま敷物のように使うことも出来、テーブルマットとして使い易いように縁部分の角度が低い物もあります。業務用に使うことを考慮し、グラスなどを乗せて運ぶ際に滑り難い様加工されているものもあります。

サービスワゴン

サービスワゴンは、意外なほど様々な場所で活躍しており、「収納」と「移動」を両立している特殊かつ凡用性の高い道具と言えます。ご家庭では、炊飯器を置いたり、皿やカトラリーなどを置いたりと活用し、業務用としては移動販売や、料理店のサービス用にと利用されています。車輪の働きによって一人でも多くの、重い物も運ぶことが出来るのが最大の利点で、安定性の面から台としての役割も果たします。家庭用として普及しているものは、業務用に比べると小型で、「動かすことが安易な棚」と言った意味合いが濃く、そういった事を考慮した物も普及しています。なお、下部に付いた車輪はストッパー付きの物もあり、サービスを供する際により安定性を考えられてる為、電車などの移動中の際にも活躍しています。

菜箸(さいばし)

さえばしはアジア特有の調理用道具の一つで、通常の箸(はし)よりも約7cm程度長い作りになっています。平均は30cm程度の物が良く扱われており、材質は竹が主流となっていますが、ステンレスの物も普及しています。食材や料理を摘んだり、混ぜる際に使います。欧米に例えれば「トング」にあたりますが、より細かな食材などを扱う際にさえばしは特に効果を発揮します。ほぼ全ての料理で使用し、日本人にとっては欠かせない調理道具と言えます。盛り付けにも使用するので、盛箸とも言われることがあり、盛箸は15cm前後の物が主流となっています。

砕氷器

冷たい飲み物を楽しむ為に必需品とも言える「氷」。その氷を、主にドリンク用として適当なサイズに砕くことが出来るのがアイスクラッシャーです。一回でコップ一杯程度の氷を砕ける物から業務用として連続使用が可能な物までがあり、家庭用としてはハンドル仕様の一杯ずつでも砕ける物がリーズナブルで扱い易く、手入れも簡単な為お勧めと言えます。素材は、使用中は水分に触れるものだけにサビなどには強い素材を使用している物の、使用後は洗浄し、良く乾燥させてから保管させましょう。

酒たんぽ

酒たんぽの通称で知られる「ちろり(地炉裏)」、そして、日本の文化とも言える日本酒の飲み方「お燗」は、切っても切れない調理道具です。湯煎の中に浸し、温度を見ながら自分の好みに合った温度で楽しむのは、まさに「粋」を感じる、大人のお酒の楽しみ方と言えます。燗酒は暖かさで胃にも優しいお酒で、食事の際にもピッタリです。また、身体を温める効果やお酒の味をまろやかにするといった効果もあるので、是非ゆっくりと暖めながら、「楽しむ」といった形で、燗酒を楽しまれてはいかがでしょうか?素材はステンレスやアルミが主流ですが、銅製の物が一番熱伝導率が高く最良と言えます。

ささら

なかなか馴染みが無く一般的では無いかもしれませんが、洗浄用の道具として、特に中華鍋に対して大変重宝するのが、この「ササラ」です。作りは至ってシンプルで、細くカットされた竹を纏めたのみの作りです。ですが、スポンジでは出せない、竹の硬さが中華鍋につき易い焦げ付きに対しとても効果を発揮します。硬いといっても、竹特有のしなりがある為、力加減も難しくなく、少し手早く、撫でる様に使って頂ければOKです。ただし、竹製の為、湿気などにはあまり強くなく、保管の際には良く洗浄し、水分をよく切り、乾燥した上で保管頂くことをお勧めします。

匙(さじ)

「すくう」と言う動作は調理中、食事中問わず行われるポピュラーな動作の1つで、それを形にしたのがスプーンです。ゆえに形状は、柄とすくう部分というのが一般的ですが、そのサイズの多さは全食器の中でもかなりのものです。素材もかなり豊富で、木、金属、ガラス、陶器などがあります。そして、コース料理の際にもナイフ、フォークと並んで使う順番や料理によって使い分けるなどテーブルマナーを語る上で欠かせない食器となっています。ご家庭用としてもテーブルに出した際にも、使い易く、デザインも統一させると良いと思います。

鮫皮おろし

「おろす(擦す)」という調理方法は日本以外にも馴染みのある方法ではありますが、根菜類をおろして食すのは日本独特の調理法と言えます。そして、その中でも古くより親しまれてきたのが、意外にも「わさび(山葵)」だったのです。山葵おろしと言えば、刺し身や薬味など日本食には欠かせない食材ですが、その山葵おろしも調理器具1つで大きな変化があります。多くのプロの料理人が良いとする「鮫皮おろし」。名前のとおり、サメの皮でおろすのですが、硬く、キメの細かい凹凸が、辛み、粘り気、瑞々しさ、香りを引き出し、最高の山葵おろしとなってくれます。一度お試し頂ければその違いに納得頂けるはずです。

笊(ざる)

笊(ザル)は、一般家庭でもボウルなどと併用したりとポピュラーな調理道具と言えます。網状、ボルルに無数の穴をパンチングしたタイプの物(左画像参照)、竹で編み込まれたものがあります。主な用途としては、料理や食材を一時的に置き、水を切るといったことや、「ざるそば」の様に水気を切りつつ、食卓に提供される器としての利用もされます。他にも、米を研ぐ際に使用したり、食材を水洗いする際などボウルと併用したり、パスタなどの麺類の湯切りにも使え、「洗う」や「水を切る」といったこと全般に活躍します。素材は前述の竹製、他には、ステンレスやアルミなどがあり、サイズ、目の粗さなどは様々です。

三角バチ

スクレイパーは、料理意外にも同じタイプの物が使われることがありますが、その際は剥がしたり、削ったりという用途が多くなっています。料理用は主に、生地を混ぜ合わせたり、切ったり、ホットプレートや鉄板などからカスを取ったり、掃除道具としても用い、一般的の物より万能的に扱う道具と言えます。左記載の画像のタイプは「三角バチ」とも言われ、それ以外にも生地用として用いることの多い、長方形の形をした「スコッチ・スクレイパー」と呼ばれる物もあり、ボールなどの形状に合わせ、内容物を残さず取れるように、刃にあたる部分の角が丸くなっている物もあります。プラスチック製の物もあり、チーズを切り分けたり、お菓子作りにも使えます。

シェイカー

シェーカー(シェイカー)は、主にカクテルなどを作る際に、混ざりにくい材料や比重に差のあるアルコール同士などを攪拌したり、アルコール度数の高い物を空気と混ぜ合わせることでまろやかにしたり、氷と一緒にシェイクすることで急激に冷やしたりすることの出来る調理道具です。シェーカーは、材料や氷を入れる部分を「ボディ」、ボディに取り付ける逆漏斗状の部分を「ストレーナー」、全体のフタとなる部分を「トップ」と言い、それらのパーツから構成されています。使用方法として、ボディに材料や氷を入れ、ストレーナーとトップを被せます。シャイクする際にはボディの底面に内容物を叩きつける様な感覚で、15回程度シェイクします(材料や作るカクテルによる)。素材は、ステンレス製が最もポピュラーと言えますが、ガラス製や陶器製の物もあります。

シノワ

シノワは、先端の尖った裏ごし器のことで、中国人の帽子に似ていることからその名が付けられました。円筒形、もしくは先細りになったすりこぎなどを使いこしせますが、シノワの底部分とピッタリ合うレードルでも野菜などを裏ごしすることが出来ます。その際は、シノワが収まる大きさの深い鍋を用意し、鍋にシノワを乗せ、材料を入れたところで、レードルを上下にゆっくり動かし、少しずつこしていきます。カスタードクリームや滑らかなソースをこす事も出来、その際には泡だて器を使うとより効率的にできます。置いて使うには鍋以外にもボウルでも良く、シノワの底部分から5cm以上余裕がある物が使い易いです。

絞り器

「絞る」という調理方法のメインとなるのは「果汁」と言っても過言では無く、ゆえに海外ではジューサーの名称で親しまれています。主に柑橘類の果物の絞るのに使われ、レモン、グレープフルーツ、ライム、オレンジなどが主な対象の食材となっています。形状は、左記の画像の様なタイプから、上下のレードルの様な形状で挟み込んで、搾り出すタイプもあり、こちらの場合は手が汚れにくいメリットがります。あとは果実に合わせたサイズがあり、レモンとライムのような小ぶりなものと、グレープフルーツとオレンジのようなやや大きいタイプに分かれますが、実に当たるドリル部分が尖っている物なら、ある程度のサイズに対応してくれる為お勧めです。

シャープナー

主に洋庖丁を研ぐ器具として重宝するのが庖丁研ぎ器です。油砥石や研ぎ棒に比べ、比較的簡単に庖丁を研ぐことができます。片刃、両刃と研ぐタイプがあり、どちらのタイプも研ぐのに適した角度に研ぎ板が設定されているため、刃を垂直に当てて、引くだけで研ぎが行えます。左記載の画像のような置いて使うタイプは角度が見易いため特に扱いが簡単になっています。V字タイプの場合は両刃の庖丁を研ぐ為の物であり、V字タイプに限らず、庖丁との相性もある為、購入の際には購入店などに問い合わせることをお勧めします。

炸鏈(ジャーレン)

中華料理の穴杓子といえばこの「炸鏈(ジャーレン)」です。「漏勺(ローシャオ)」、「穴明北京鍋」とも言い、鍋に近い大きさの物を使用し、中華料理の道具としてはかなりの重要性を持っています。と言うのも、四川、上海、広東などと言った中華料理は、ほぼ全ての肉、魚、そして野菜に至るまで一度油に通してから調理します。それには、素材の表面を固め、余分な水分をとばし、下味を付けている場合は旨味を逃さないようにすると言う意味があります。ジャーレンは他の網じゃくしには無いサイズで、油通しなど食材をまとめて入れて行え、鶏や魚の丸揚げなど大きな食材にも対応でき、食材を乗せ油をかける等、「油」を重要視する中華料理には本当に無くてはならない道具で、もちろん、揚げ物以外でも茹でた物などにも対応できます。選ぶ際にはお持ちの中華鍋とサイズの相性を考えてお選び頂くのが良いでしょう。

しゃもじ

日本を始め、主食としてお米を食す文化のある国では最も身近な存在の「しゃもじ」です。スパチュラ(木べら)の柄を短くした様な形状で、炊いた米穀類を取り分け易い様に微妙に湾曲しているのが特徴です。素材は木、竹、プラスチック、アルミなど様々で、今ではプラスチック製で米類がしゃもじ本体に付き難い様に加工されているものが多く普及しています。付着させない加工が施されていない物は使用直前に水で濡らす程度で米の付着を防ぐことが出来ます。

シャンパンクーラー

ワインクーラーやシャンパンクーラーは、主に、ワインやシャンパンなどをボトルごと冷やながら提供する際に使用する器で、総称してボトルクーラー(Bottle cooler)とも呼ばれています。どちらも混同されて販売されている事が多く、どちらもワイン、シャンパンに使用出来る物が大半です。素材はステンレスやアルミ、ガラス、陶器、アクリル、プラスチックなど様々で、、形状やデザイン性に富んだ物も多くあり、氷を使用しない物もあります。左画像の様な桶のような形の物が一般的に良く普及しており、ビールなどにも使えるほか、アイスピールとしてもご使用頂けます。二重構造などで断熱性を上げているものも販売されていますが、シンプルな機能なだけにゲストや来客時に使用する機会が多いのも考慮してデザインで選ばれてもいいでしょう。

ジューサー

漏斗(ろうと)、またはじょうごの名前で知られる補助道具です。素材は、アルミやステンレス、プラスチックの物が主流で、様々なサイズがあります。細くなった「足」と呼ばれる部分の口径も数種類あり、用途に合わせたサイズ選びが必要となっています。主に、口の小さい容器に液体を入れたり、移し変えたりする際に使用します。それ以外にも、ろ紙を使用してのろ過にも使えます。

じょうご

漏斗(ろうと)、またはじょうごの名前で知られる補助道具です。素材は、アルミやステンレス、プラスチックの物が主流で、様々なサイズがあります。細くなった「足」と呼ばれる部分の口径も数種類あり、用途に合わせたサイズ選びが必要となっています。主に、口の小さい容器に液体を入れたり、移し変えたりする際に使用します。それ以外にも、ろ紙を使用してのろ過にも使えます。

スープ漉し

シノワは、先端の尖った裏ごし器のことで、中国人の帽子に似ていることからその名が付けられました。円筒形、もしくは先細りになったすりこぎなどを使いこしせますが、シノワの底部分とピッタリ合うレードルでも野菜などを裏ごしすることが出来ます。その際は、シノワが収まる大きさの深い鍋を用意し、鍋にシノワを乗せ、材料を入れたところで、レードルを上下にゆっくり動かし、少しずつこしていきます。カスタードクリームや滑らかなソースをこす事も出来、その際には泡だて器を使うとより効率的にできます。置いて使うには鍋以外にもボウルでも良く、シノワの底部分から5cm以上余裕がある物が使い易いです。

炊飯ジャー

日本人の主食であるお米。竈と釜を使って炊いていたものを電気の力で、より早く、簡単に炊くことが出来、さらに保温も行えるのが「炊飯ジャー」です。まさに日本人にとって馴染みの深い電気調理器の1つで、炊飯機能と保温機能を併せ持っている物が主流となっています。現在普及している多くの炊飯ジャーがマイコン制御で、炊き上がりまでの時間を計算し、水の分量さえ間違えなければ誰でも簡単に扱える物が一般的です。内釜部分も炭素材製や銅製、陶器製などの素材の物が普及したりとより美味しくという点で改良が進められ、超のつく高級炊飯ジャーも登場しています。

スクレイパー(スクレーパー)

スクレイパーは、料理意外にも同じタイプの物が使われることがありますが、その際は剥がしたり、削ったりという用途が多くなっています。料理用は主に、生地を混ぜ合わせたり、切ったり、ホットプレートや鉄板などからカスを取ったり、掃除道具としても用い、一般的の物より万能的に扱う道具と言えます。左記載の画像のタイプは「三角バチ」とも言われ、それ以外にも生地用として用いることの多い、長方形の形をした「スコッチ・スクレイパー」と呼ばれる物もあり、ボールなどの形状に合わせ、内容物を残さず取れるように、刃にあたる部分の角が丸くなっている物もあります。プラスチック製の物もあり、チーズを切り分けたり、お菓子作りにも使えます。

スケール(重量)

計量カップや計量スプーンともどもこの「はかり」もレシピどおり料理を作る為には必要不可欠の道具です。左記載の画像の様な「バネばかり」がもっとも家庭用として普及しており、数字を読み取るだけと言うとても簡単な計測が出来ます。バネの力に寄って重さを表記する為、バネの寿命=はかりの寿命と言う点では寿命はあまり長く使えない点もあります。他にも、天秤ばかりや、さおばかり、吊りばかりなどが業務用として普及しており、近年ではデジタルタイプのはかりも多く普及しており、細かな値や正確性はこちらの方が向いています。

スチール棒

研ぎ棒は通称スチール棒やシャープナーと言われており、高炭素鋼やセラミックなどから作られています。主に包丁のやすりとして用い、家庭用としては粗目の溝が柄元から先端まで付いている物が最適です。研ぎ棒の刃の部分が、対象となる刃物よりも長いものが使い易いかと思われます。研ぎ棒を立てて垂直に研ぐ方法と、水平に持ち研ぐ方法がありますが、スペースが狭い場合は立てて研ぐと良いでしょう。研ぎ方としては、研ぎ棒に対し、刃を30度程度で当て、刃を滑らせて研ぎます。回数的には多くても10回程行えば十分で、研ぎすぎにはご注意下さい。

スパゲッティフォーク

スパゲッティフォークは、別名パスタ杓子などとも呼ばれ、茹でたパスタ(スパゲッティ)を鍋から取り出す際に使う道具です。一般的に木製、竹製(左画像)の物が最もポピュラーですが、近年では衛生面や耐久性を考慮し、ステンレス製やナイロン製の物も普及しています。使用方法は、まず茹でたパスタの入った鍋にパスターフォークを入れ、かき回し、出来るだけ多くのパスタを絡め、取り出します。この際、出来るだけまとめて絡め取るのがポイントで、少量残ってしまうと、取りにくくなってしまうので、その際には菜箸などを使いましょう。大皿に盛った際などにはサーバーとしても使用できます。

スパチュラ(スパテラ)

イギリスやアメリカの場合は木のスプーンを使用する様な場合、フランスになると使用するのがこの「スパチュラ」です。主にフライパンで食材を炒めたり、ソースをかき混ぜたりする際に使われ、スプーンやレードルの用に曲がっている部分や角度が少ない為、切るように混ぜ合わせたり、料理を返したりする際に最適かと思われます。しゃもじの様に丸みのあるものや、角ばったもの、先端に角度が付いたものなど形状に多少の違いがあり、基本的には先端に向け徐々に薄くなった作りになっています。側面が真っ直ぐになっている物はソースパンとの相性も良い為、数種類持っていると料理に合わせて使い分けが出来る為大変便利です。

スプーン

「すくう」と言う動作は調理中、食事中問わず行われるポピュラーな動作の1つで、それを形にしたのがスプーンです。ゆえに形状は、柄とすくう部分というのが一般的ですが、そのサイズの多さは全食器の中でもかなりのものです。素材もかなり豊富で、木、金属、ガラス、陶器などがあります。そして、コース料理の際にもナイフ、フォークと並んで使う順番や料理によって使い分けるなどテーブルマナーを語る上で欠かせない食器となっています。ご家庭用としてもテーブルに出した際にも、使い易く、デザインも統一させると良いと思います。

スポンジ

タワシと並んで、水場、洗い場での洗浄に使われる最もポピュラーな道具と言えます。洗浄する対象や用途に合わせて様々な形状、素材ではありますが、主に発泡ポリウレタンやポリプロピレンを使った物が多く普及しています。スポンジと言われる物の共通点は「吸水性に飛んでいる為、洗剤をうまく吸収させ、汚れを落としやすい」点で、目が粗い物と細かな物が片面ずつ付いているものもポピュラーです。食器などの他にも、身体を洗う為の物や、車の洗浄用などがあり、細かな部分への洗浄を考慮し、ウレタンの上からネットがかけられている物や、柄が付いた物などがあります。

スライサー

サラダなどに使う野菜を薄くスライスするのに大変重宝するスライサーです。一定の力加減で使用すれば、簡単に厚みの揃った野菜が調理出来ます。ただし、スライサーと一言で言っても本当に多種多様で、前述の野菜スライサーを始め、トマトスライサー、きゅうりスライサー、ビーンスライサーなどなど。野菜以外でもエッグスライサーやチーズスライサー、などがあり料理の効率化を考えた出来がそれぞれより伺えます。左記の画像の様なタイプは一般的かと思いますが、実はきゅうり専用の「きゅうりスライサー」です。もちろんきゅうり以外も使え、大きい物ならキャベツの千切りにも使えます。おろし金と一体式になったものなど、多機能な物も普及しています。

すりこぎ

すり鉢の対としてお馴染みの「すりこぎ」です。日本の物は陶器のすり鉢に、木製のすりこぎというのが一般的で、ゴマなどを砕く様な感覚で擦っていきます。擦る作業はもちろんですが、短めのめん棒としても使うことが出来ます。使用上の注意点としては、木製のすりこぎを使った場合は、にんにくやパセリなど臭いの強いものを使ってしまうと木が水分と一緒に臭いや色を吸着してしまう為、なかなか洗っても取れないということがあります。

すり鉢

乾燥した物から、、水分を含むものまでをすり潰すことが出来る「すり鉢」。日本のすり鉢は陶器の物が多く、特にゴマなどを擦るのに最適と言えます。他にはガラス製の物や、木製の物があり、木製の物は計量ではあるものの、衛生面などから手入れが難しく、水分のある物は木が吸い取ってしまう為、あま使い勝手は良くないと言えます。すりつぶした食材はそのまま鉢に調味料などを加えて、ペーストやソースなども作って頂い事も出来ます。ガラス製の物や乳鉢のように表面が滑らかな物は、レモン汁や溶かしたバターを加えて、ハムや鶏肉、サーモン、燻製などをすりつぶすのに適しています。

寸胴鍋

スープなどの多めの液体で煮込んだり、麺類などを茹でたりするする際に最も使い易いのがこの「寸胴鍋」です。フランスではマルミットと呼ばれ、フォンドボー、そしてポトフなどを煮込むのに用います。陶器で作られた蓋付きの物もマルミットと呼ばれます。家庭用としては、シチューやカレー、おでんにも使え、様々な料理に使える鍋のひとつでもあり、ひとつあると大変重宝します。素材はアルミやステンレス、モリブデン、銅などが多く普及されており、大きいものだと高さが1m以上もあり、洋食屋などで継ぎ足しで煮込むデミグラスソースなどでも活躍しています。

栓抜き

王冠を使用し、密封されたビンに、まさに必需品とも言える栓抜きです。先端の輪の中央にある爪を王冠の縁に掛け、てこの原理で取り外すことが出来ます。近年ではペットボトルが市場にかなり出回っている為、以前に比べ利用頻度は下がっているものの、未だにビールを中心としたアルコールはビンに入れ販売されているものがあり、居酒屋、飲食店では欠かせず、家庭でも1つは持っていたい所です。マルチツールやツールナイフなどにも栓抜きの機能が付いていることが多く、レジャー、キャンプなどの際にはそれらが大いに役に立ちます。

製麺機

パスタマシーン・製麺機は、名前が示すとおり、パスタやラーメン、そば、うどんなどの麺類の生地を伸ばし、切る為に使う調理道具です。当然手作業でも行える「伸ばす」、「切る」といった工程もこのパスタマシーンを使用すれば、生地をムラ無く伸ばすことができ、均等に切り分けられ、しかも、調理時間の短縮にも繋がります。もちろん切らずにスフォーリと言われ、ラビオリやラザニアを作る為の生地作りにも役に立ちます。前述もしているラーメンやそば、うどんにも使用できるため、麺類ならば様々な料理に使えます。その際は、生地に掛ける圧力を調整したり、別売りの替え刃などを使い、麺の太さを調節することも可能です。手動、電動とがあり、置いて使うタイプやテーブルなどに固定して使用する物があります。メンテナンス方法としては、水で丸洗いは出来ない為、ブラシなどでカスを取り除き、ローラー部分に潤滑剤としてワセインオイルなどを使用し、よく乾かした上で保管することをお勧めします。

ゼスター

ゼスターの名前の由来でもある、「ゼスト」は、風味を添えるもの、香味料という意味があります。ゼスターはその由来の通り、香味料となる、レモンやオレンジの皮を綺麗にそぎ取る為に使用します。使用方法としては、刃先となる先端の5つの小さな穴を素材の皮に当て、そのまま強く引いて皮の部分だけをそぎ取ります。素材としては、新鮮で皮の堅くしまった果実が最も扱い易く、ケーキやデザート、氷菓などの香味付けに使えます。スイーツやデザートを作られる際に香味と彩りを加えたい時にお勧めの調理道具です。

セルクル型

タルト型、及びフラン型は、その名前が示すとおり、タルトやフランを焼く際に使われる調理器具です。主に底版が外れるもの(左画像参照)をフラン型(セルクル型とも)と言うことが多く、型からフランやタルトを取る際に、下から押し出すことによって崩れ難く考慮されています。底板に縁が付いている物もあり、そのまま食器として使い、食卓に提供する際にも使えます。アルミやステンレスの物が最もポピュラーですが、より型から取り出しやすいようにフッ素コーティングが施されている物なども普及しています。フラン型の場合、焼きあがったフランやタルトから綺麗に型を取り外すには、よく冷ました後にビンなどの上に置き、型をゆっくりと下に下ろしていくのがベストです。

洗面器

洗桶は、シンクに配置し、水を溜めたり、食材を入れて洗ったりと様々な使い方をします。元々日本人は「タライ」の中に水を溜め、その中で食器や食材、洗濯物に至るまで行って来た文化があり、現在の様にキッチンスタイルが多くの家庭に浸透した結果、こういったやや小型で使い勝手の良い物が普及していったと思われます。素材はプラスチック、ステンレスやアルミ、、銅、陶器などがありますが、食器を洗う際などに傷を付けず、安価なプラスチック製が最も多く普及しています。衛生面を考えると、傷が付きづらく、水、サビに強いステンレスや陶器も挙げられますが、同時に重量が重いという点も挙げられます。また、洗い桶と洗面器と呼ばれる物は度々混同され、大差はありませんが、どちらかの用途の為に工夫されているものもあります。

ソースパン

フランス料理の「いのち」とも言えるソースを作る為に適した、やや深めのパン(鍋)。フランスではキャセロールと言われていますが、英語のキャセロールは「蓋付きで厚手の鍋で、火にかけるか、オーブンで使用する」という物に当たり、若干捕らえ方は違っています。ソースパンは、アルミ製や銅製があり、どちらも厚手の作りが特徴で、オーブンへの出し入れが頻繁なフランス料理に使用するため、木製の柄はあまりありません。用途としては、厚手でムラの無い熱伝導性を活かし、とろ火でゆっくり煮たり、蓋があれば蒸し煮に使ったりに使用でき、「煮る」という調理に最適の道具と言えます。

ソテーパン

ソテーパンは、ソテー鍋やいため鍋とも呼ばれる、やや深めのフライパンで、主に、大きめの食材や料理を通常より多めの油を使用して調理を行う際に使用します。「揚げる」と「炒める」の中間的な料理に最も適した道具と言えます。元来「ソテー」とは飛び跳ねると言った意味で、食材の正面をカリっと仕上げる為に何度も放り投げて返す様から来ており、野菜、肉、魚など食材を選ばすご使用頂けます。素材から出た油や、カスなどをそのままにし、深さを活かしてワインやストックなどを足し、味を調えることでソースも作ることが出来ます。アメリカでは蓋が付いているものがよく普及しており「チキンフライヤー」とも呼ばれています。

蕎麦切り包丁(そばきりぼうちょう)

その名前が示すとおり、練った蕎麦(そば)生地を切り分ける為の包丁です。まるで肉たたきを思わせるような特異な形をしており、鉤型の刃、そしてその先端は垂直で、水平の刃が特徴的です。(鉤が小さく、刃が長いものもあります。)日本の麺食文化の中でも、長い歴史とその風土に合わせ、年越しなどには、今や全国で食すのが風習となっているぐらい馴染みの深い「蕎麦」。もちろん家庭で手打ちで作る方も多く、そういった際には「蕎麦うち」専用の道具が必要となってきます。蕎麦を均等の太さに切る為に垂直に持ち上げ、水平に当たるように下ろすのが行いやすく考えられています。「蕎麦切り包丁」となっていますが、実際は様々な麺類にも対応出来、総称して「麺切り包丁」とも言われる場合もあります。

ソルトシェーカー(ソルトミル)

ソルトシェーカーは、容器としても、そのまま調理や料理の味を足す際にも使える道具です。主に、岩塩などのような粒が不揃いの塩などの粒を整わせ、一定量の塩を出すのに優れています。他には、塩に水分がつくのを防ぐことも出来るので、保存容器としても十分な活躍をしてくれます。素材は。木製(左画像参照)、ガラス製などがあり、ペッパーミルと揃えて頂くと、テーブルに置く際にはインテリアの一部にとしてもピッタリです。