水素水は料理に活用できる?
高濃度水素水を調理に用いることは、その飲用における目的に矛盾します。とても小さな水素分子は、確かに食材の中にも入っていきやすいと考えられますが、大きな分子で構成される調味液を食材にしみ込みやすくすることにはならないからです。
また、温度が上がることで水素は逃げ出しやすくなってしまいますので、どうようにお米を炊く、加熱調理に用いるなどは、高濃度水素水としての価値を損なうことになります。同様に、野菜などを洗うということ自体が、水素を大気中に拡散させることになりますので、水素のプロであれば、おすすめできることではないと思われます。
アルカリイオン水のサーバーが、水素水サーバーとして販売されているものも少なくありませんが、もし水素水をこのような用途で勧めているものがあれば、それは一般的に高濃度水素水ではなく、アルカリイオン水と呼ばれるほうが適切なのかもしれません。
一方メディソル高濃度水素水は、天然の超軟水、弱アルカリ湧水をキャリアとして100%使用していますので、やはりその原水の特性からは、調理に向いているともいえます。実際に、メディソル高濃度水素水でお茶を煎れると大変美味しいお茶になります。ですが、これはある意味贅沢な誤った高濃度水素水の用い方かもしれません。