さく乳器Q&A

Q.さく乳器はどれも同じ?

NO


A.赤ちゃんは母乳分泌を促すためにまず早く浅いリズムでおっぱいを刺激します。母乳が出てきたらゆっくり浅いリズムに変え母乳を取ります。やさしく、効率的なさく乳のためには、この赤ちゃんがおっぱいを飲む自然なリズムをしっかりと再現できることが重要です。メデラのさく乳器は長年の研究に基づき、この自然なリズムを再現することができる「2フェーズさく乳テクノロジー」を搭載しています。



Q.手動と電動では何が違うの?


A.手動はハンドル操作で圧やリズムを調整するのに対し、電動は研究に基づいた最適なリズムと圧を自動で作り出してくれるので、胸に当てるだけで効率的にさく乳ができます。圧も体調に合わせて9もしくは11段階で調整できます。母乳の分泌維持に効果的なのは電動タイプです。手動のメリットは持ち運びが簡単で、音も静かなこと。お手入れがシンプルなことも特徴です。※当社比



Q.ダブルポンプ(両胸同時さく乳)がよいって本当?

YES


A.片胸ずつさく乳する場合と比較して、同時に両方のおっぱいからさく乳するメリットはたくさんあります。

■約半分の時間でさく乳することができ、大幅にさく乳時間を短縮できます。個人差はありますが、大体10~15分ほどの時短になります。

射乳反射の回数が増え、さく乳できる母乳量が増えます。研究により平均して母乳量が18%アップすることが分かっています。

■母乳は飲ませ始めと比べ、飲ませ終わりに近づくにつれ含まれる脂肪分が多くなるため、より多くさく乳できるダブルポンプでは、より脂肪分の多い母乳がさく乳できます。母乳に含まれる脂肪分は赤ちゃんの成長にとって大切な栄養素です。
※当社シングルポンプとの比較



Q.射乳反射とは?


赤ちゃんがおっぱいを吸って刺激することで脳からオキシトシンというホルモンが分泌されます。オキシトシンは、おっぱいの中で母乳を蓄えている組織を収縮させ、母乳を外に押しだします。これを射乳反射と呼びます。
参考文献 - Prime DK.: Dynamics of milk flow and milk ejection during breast in women. Doctoral Thesis, The University of West Australia. 2010.



Q.お手入れに時間がかかるのでは?

NO

A.メデラのさく乳器は、手洗い、煮沸消毒のほか、食器洗い機での洗浄や電子レンジでの消毒もOKです。ご使用後は洗浄いただき、消毒は1日に1回行ってください。



Q.吸引が弱くなったと感じたら

消耗パーツをご確認ください。

A.吸引が弱くなる原因として洗浄・消毒の頻度が多くなったり、繰り返し圧をかけることによるパーツの消耗が考えられます。さく乳器をいつでも良いコンディションでお使い頂くため、定期的な点検と交換をお薦め致します。消耗パーツについてくわしくみる