めだかの命を狙っている天敵

めだかを飼育していると、気づかないうちに数が減っているというケースを招いてしまうことがあります。このようなことを防ぐためにも、特に屋外で飼うご予定のある方は、かわいいめだかを狙っている天敵を把握しておきましょう。こちらではかわいいめだかの天敵となる生物をご紹介いたします。

頭が良い鳥

水面に上がってきためだかの命を奪う可能性があります。特に卵から孵化したばかりの稚魚は狙われやすい特徴があります。
鳥の中でもカラスやサギなど頭が良い鳥は、めだかを飼育している場所や味などを覚えてしまう特徴があります。このような頭が良い鳥を追い払うためにCDを吊り下げる、簡単に進入することができない場所に水槽を設置するなど、しっかりした対策を取り入れる方法があります。

とんぼの幼虫であるヤゴ

幼い頃にヤゴを捕まえて観察した経験はないでしょうか。とんぼの幼虫であるヤゴは、めだかを好んで食べます。体が透き通っている若くて元気なヤゴは、積極的に折りたたみ式になっている下顎を上手く使ってめだかを食べるのです。まだ卵から孵化したばかりという稚魚を飼われている方は特に注意してください。ヤゴは一匹だけでなく複数いる可能性が高いので、しっかりと周囲の環境をチェックしておく必要があります。

ザリガニやエビなどの甲殻類

めだかの天敵は、外部にいる生物だけではありません。初めてめだかの飼育をする方の中に、水槽に仲間を増やそうといろいろな生物を入れてしまう方がいらっしゃいます。もともとペットして飼育しているザリガニやエビといった甲殻類と一緒の水槽で飼育してしまうと、めだかが食べられてしまう可能性があるのです。めだかはめだか、甲殻類は甲殻類と分けて飼うようにしましょう。