メダカの天敵を知っておこう
これから屋外でメダカを飼う予定でしたら、外敵にやられないように気をつけなければなりません。室内より飼育は簡単かもしれませんが、外にはメダカにとって強敵になる要因がたくさんあります。天敵の正体を知っておき、十分な対策をすることが大切です。
ヤゴ
ヤゴとは、トンボの幼虫のことです。「トンボが天敵になるなんて」と思われるかもしれませんが、ヤゴが食べるのはメダカの稚魚です。成長したヤゴよりも、体が透き通って見えるぐらいの若いヤゴの方がよく食べます。ヤゴを見つけたら、すぐに駆除しましょう。一匹いたら複数匹いることが多いので、一匹だけ駆除して安心するのは早いです。若いヤゴは見つけにくいかと思いますが、他にもいないか徹底的に探した方がいいでしょう。そして、ネットを張るなどしてヤゴに食べられないように工夫を施すのも効果的です。
鳥類
カワセミやカラス、コサギなどの鳥類に狙われることがあります。人がいない間を狙って、食べに来ることもあるので、注意が必要です。特に、カラスは頭がいいので一度メダカを食べると、場所を覚えて再度狙いにやってきます。防鳥ネットなどを利用して、食べられないように気をつけましょう。また、鳥は水槽のふちに止まって食べようとするので、鳥のくちばしが水面に届かないぐらい水槽のふちを離すのも一つの手です。
天候
雨や強風などによって、メダカが入っている容器が倒れてしまったり、水が溢れ出してメダカが外に流れ出てしまったりすることがあります。そのため、飼育容器を設置する場所は、風にさらされない場所や雨水が入ってこない場所にした方が安心です。それでも、天候が不安定な梅雨時期や台風が発生する時期には、注意した方が良いでしょう。そして、水温が急激に変化するとメダカにとって大きなストレスになりますので、夏場や冬場の水温の変化にも気を配ってあげましょう。
屋外で飼育されるメダカには、このような天敵がありますので、万全な対策をして天敵からメダカを守ってあげましょう。これからメダカを購入する予定がありましたら、当店をご利用ください。
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