いつもNaisをご覧いただきありがとうございます。 モダンブルーの羽田でございます。 大晦日の夜、2023年最後のNais日曜版となりますが、本年もモダンブルーならびにNaisをご愛顧いただき、誠にありがとうございました。 この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 新しい年も引き続き、ご愛顧いただけますと幸いです。 さて本日は年末恒例である一年の総決算、「THE PLAYBACK!2023」と題し、2023年のシーンを5つの「キーワード」をもとに振り返りながら、モダンブルー厳選のお薦めアイテムをご紹介させていただければと思います。 新時代へと私たちを導く提案から、トレンドは繰り返すことを象徴した表現まで、今年も数多くの「ファッションを語る言葉」が生まれました。 皆様新年までのカウントダウンの時間をぜひ、素敵で特別なお買い物体験でごゆっくりとお過ごしいただき、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。 |
2023年のシーンを象徴するキーワードとなった「Quiet Luxury(クワイエット・ラグジュアリー)」。 主張の強いカラーやアイコニックなロゴに依存せず、素材の上質さがより引き立つ「抑制された美」を嗜好するムーブメントを指し、今年は海外のセレブリティを中心にナチュラルな色調や控えめな柄使いを取り入れたスタイリングが世界的なトレンドとなりました。 今季メゾンが提案するアパレルにおいてもそれは象徴的なかたちであらわれており、黒や白を基調としたワントーンをベースに、シルエットに仄かな遊びを加えたLOEWEのボンバージャケットや、象徴的なロゴをトーンイントーンで忍ばせたBURBERRYのパーカ、あるいは先鋭的なアプローチを得意分野とするMaison MargirlaやBALENCIAGAからもあえてそれを「封印」したかのような新作が続々登場しております。 クラシコを愛する伊達男たちにとっても相性の良い新たな潮流、ぜひこの冬、また2024年の春夏に向けても取り入れてみてはいかがでしょうか。 |
PICKUP ITEMS おすすめアイテム |
LOEWE/ボンバージャケット |
FENDI/クルーネックニット |
JIL SANDER/ステンカラーコート |
Maison Margiela/ステンカラーコート |
BALENCIAGA/ナイロンブルゾン |
BURBERRY/プルオーバーパーカ |
「TBロゴ」をはじめ伝統あるメゾンに数々の変革をもたらしたリカルド・ティッシがBURBERRY(バーバリー)を去り、その後任としてチーム・クリエイティブ・オフィサーに就任したのが、直前まであのBOTTEGA VENETAを率いていたダニエル・リー。 彼のデビューコレクションとなった2023年秋冬新作では、新たなハウスカラーとして「ナイトブルー(Knight Blue)」が採用され、さまざまなアイテムで主役に、差し色にと取り入れられております。 またKnight(騎士)の名が示すように、伝統的なバーバリーの「馬上の騎士」が再びクローズアップされた新アイコンも登場、若年層をターゲットに大きく舵を切っていた英国紳士の象徴は、数年の革命を経て再び「中心地」に戻ってきたようにも見受けられます。 一方でダニエルの手腕が本領を発揮するのはまさにこれから。 2024年、新時代のBURBERRYからますます目が離せません。 |
PICKUP ITEMS おすすめアイテム |
BURBERRY/ダウンジャケット |
BURBERRY/クロスボディバッグ |
BURBERRY/長袖レギュラーカラーシャツ |
ニューヨークやロンドンを震源地として、今年一気に世界的なトレンドのビッグバンを見せているブランドが、ワークウエアの老舗「Carhartt(カーハート)」。 かつてブランドが流行した90年代のリバイバルムーブや多くのストリートブランドとの積極的なコラボレーション、さらにはワークスタイルそのものへの再評価など、さまざまな要因は語られていますが、根幹にあるのはやはり質実剛健、時代の流れに柔軟に対応しながらも芯たる部分は不変であることで長年醸成された「信頼」のなせる業、といってよいでしょう。 中でも、そのカーハートブランドにおけるファッショナブルなUKライン「Carhartt Work in Progress(Carhrtt WIP)」は再評価の象徴として脚光を浴びており、モダンブルーでも数多くの新作が入荷しております。 変わらず、されど常に新鮮な表情を見せてくれる稀有な存在をぜひ新たなワードローブのひとつにご検討くださいませ。 |
PICKUP ITEMS おすすめアイテム |
Carhartt WIP/ダウンジャケット |
Carhartt WIP/ボアコート |
Carhartt WIP/クルーネックスウェット |
Carhartt WIP/カーゴパンツ |
2022年にフルモデルチェンジが敢行され脚光を浴びた、ブランドラインナップ「最強」のクッション性を有するハイエンドモデル「BONDAI(ボンダイ)8」を中心に、近年ますますファッショニスタからの熱視線が強まっているのがフランス発のシューズブランド「HOKA(ホカ)」。 「トレイルランニングアイテムは、他のスポーツカテゴリーに比べて進化のスピードが遅い」と感じたことから、ジャン・リュック・ディアードとニコラ・マーモッドが2009年にフランスのアネシーでスタート。 ゆりかご状のアウトソールや、踵とつま先の高低差を極限までなくしたロードロップ構造、軽量ながら高い衝撃吸収性を兼ね備えたミッドソールなど、スポーツシューズとしての抜群の機能性はもちろんのこと、Maximum Cushion(マキシマムクッション)とも評されるその「厚底」のビジュアルインパクトは、伊達男の着こなしのワンアクセントにも最適です。 もちろんHOKA以外にも、多士済々なボリュームソールのスニーカーが多数揃っております。 足もとの「遊び心」のひとつとして、ぜひ取り入れられてみてはいかがでしょうか。 |
PICKUP ITEMS おすすめアイテム |
HOKA/BONDI 8 |
HOKA/BONDI 8 |
HOKA/CLIFTON 9 |
JIL SANDER |
DSQUARD2 |
VERSACE JEANS COUTURE |
20年代に入り、伝統的な高級メゾンを中心にリブランディングが活発化している中、イタリアクラシコにおけるシンボリックな存在、「LARDINI(ラルディーニ)」もまた、新たな時代を迎えております。 2023年秋冬シーズンは「Evolving Elegance(進化するエレガンス)」を掲げ、ブランドカラーもシックな「ブラック」に一新。 そしてクラシコを愛するすべての伊達男たちを魅了し続けてきた、イタリアらしい遊び心が滲む花柄の装飾「ブートニエール」も今回を機に、より高級感あるスチール製でフラワーモチーフを描いたクリップタイプに刷新されました。 ジャケットやコートの襟元をスタイリッシュに飾る新ブートニエール、そしてその一方で従来のクラシカルな佇まいも、ギフトに最適なブートニエールやカフリンクスのセットとしてお求めいただけます。 新旧が共存しながらそのエレガンスにさまざまな「進化」をもたらし続ける中、5年後に迫る「50周年」を控える老舗ブランドは、新たな年においてもますます注目度を増していくことでしょう。 |
PICKUP ITEMS おすすめアイテム |
LARDINI/チェスターコート |
LARDINI/ブートニエール3点セット |
LARDINI/カフリンクス3点セット |