いつもNaisをご覧いただきありがとうございます。
モダンブルーの羽田でございます。

今週のNais日曜版は「夏の特別編」ということで、永遠の輝きを放ち続ける高級メゾンの中より、伊達男に相応しき5傑のブランドについて、ご案内させていただければと存じます。
主にオートクチュール(高級仕立服)を取り扱うハイブランドを総称する「Maison(メゾン)」。
彼らが生み出すプレタポルテ(既製服)はその歴史的背景ゆえ効果であり、同時にその絶対的な価値は原点かつ矜持である、シルエットの美しさにも見出すことができます。
今の時代にこそ、紛うことなき「本物」たる価値が求められているエレガンスの結晶たち。
本日は、1927年に誕生したFERRAGAMOより彼らの系譜を追いながら、モダンブルーにて厳選させていただきました名品、傑作たちをご紹介させていただければと思っております。

日曜午後のひととき、素敵で特別なお買い物体験に添え、美しき高級メゾンの世界をごゆっくりとお愉しみいただけますと幸いです。




1927年、故郷であるイタリア・フィレンツェに帰国したひとりの若き靴職人が、自らの名を冠したファッションブランド「Salvatore Ferragamo(サルヴァトーレ・フェラガモ/当時)」を立ち上げました。11歳で自宅に靴屋を開業するほどの非凡な才能を持っていた俊英は15歳で渡米、ハリウッド俳優にも御用達とされる成功を収めます。そんなフェラガモを象徴するアイコンと言えば、日本語で小さなフックという意味を持つ「GANGINI(ガンチーニ)」。1969年に初採用されたそのアイコンは、フィレンツェのフェラガモ本社が入る歴史的建造物スピーニ・フェローニ宮殿の入口にある扉の金具から着想を得て、サルヴァトーレ氏の娘、フィアンマ・フェラガモ氏がデザインしたと言われています。2022年、マクシミリアン・デイヴィス氏がクリエイティブ・ディレクターに就任したのを機に、ブランド名を「FERRAGAMO(フェラガモ)」に刷新。創業者の志を受け継ぎながら、数多くのクリエイターたちの革新性を取り入れ続けることでその歴史は豊かに紡がれ、今も変わることなきエレガンスを体現し続けております。


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1945年、女性実業家のセリーヌ・ヴィピアナ氏が夫のリチャード氏とともに開いた皮革の子供靴専門店が「CELINE(セリーヌ)」の始まりでした。1967年のプレタポルテ・コレクション開始後はベーシックなデザインと上品な雰囲気でトータルファッションを提唱し、パリのBCBGの代名詞となります。その後、上流階級の普段着として定着したセリーヌでしたが、1998年秋冬のマイケル・コース氏就任を機に大きな変革期に突入。変わらぬエレガンスを保ちながらも、数多くのデザイナーが新たなメゾンのかたちを探求していく中で、2018年にはエディ・スリマン氏がクリエイティブディレクターに就任。伝統あるメゾンの世界にユースカルチャーのエッセンスを加え、新たなる世界を私たちに提供し続けるエディの挑戦から、今後も目が離せません。


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1946年、デザイナーのクリスチャン・ディオールが自らの名を冠したブランド「Christian Dior Haute couture Maison(クリスチャン・ディオール オートクチュールメゾン)」を創設。翌年パリコレクションにデビュー、その美しく先進的なシルエットがモードの世界に新風を巻き起こすこととなります。彼の没後、1967年にプレタポルテ、1970年にメンズラインを開始。古くはイヴ・サンローランやジョン・ガリアーノ、近年ではエディ・スリマン、ラフ・シモンズと歴代のデザイナーも錚々たる陣容であり、まさにモード界を象徴する唯一無二の存在と言えるでしょう。2019年には前年にアーティスティックディレクターに就任したキム・ジョーンズの手により、メンズラインの「DIOR HOMME」とウィメンズラインを統合、新たに「DIOR」とブランド名を改め、新たな時代へと歩み始めています。


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1966年、イタリアの街ヴィチェンツァにて、ミケーレ・タッデイとレンツォ・ゼンジアーロ夫妻により設立された「BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)」。「ヴェネト州の工房」というその名が示す通り、イタリア伝統の職人技により最高級の革製品を生み出すことを創業理念に掲げ、現在も世界中で愛されるブランドの代名詞「イントレチャート」を筆頭に、数多くの繊細かつエレガントなレザーアイテムを創出してきました。21世紀に入り大幅な事業転換を果たしたのち、その崇高な志はそのままにモダンな進化を遂げ、2018年にはクリエイティブ・ディレクターに就任したダニエル・リー氏の若き手腕により、象徴であるイントレチャートの再構築など大幅なモデルチェンジを敢行。2022年からはマチュー・ブレイジー氏が同職に就任、伝統あるメゾンは再び新たな時代へと突入しています。


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1966年、フランス領アルジェリア出身のファッションデザイナーであったイヴ・サンローラン氏が立ち上げた「SAINT LAURENT(サンローラン)」。若さと自由を標榜した彼のコレクションはファッションの近代化に多大な影響を与え、20世紀を代表する「モードの帝王」として君臨しました。2002年に彼が引退すると、メゾンは大きな転換を迎え、2012年にエディ・スリマンがクリエイティブディレクターに就任すると、数々の改革に着手。その後を引き継いだアンソニー・ヴァカレロ氏が率いる現在、ブルジョワ・ファッションへの回帰を謳いつつ創業者のレガシーにも再び立ち帰り、そこに21世紀の新たな反逆精神を加えたルックを提案しています。激動の中にありながらも、揺るぎなきモードの帝王の精神は時代を超えてなお不変です。


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