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モダンブルーの羽田でございます。

先週より2週連続でお届けしております2023年春夏「新作」最速プレビュー、本日はPRADA、SAINT LAURENT、CELINE、JIL SANDERという世界に冠たる高級メゾンの中でもひと際眩い光を放つ4ブランドの最新作にフォーカス、その歴史と魅力に迫ってまいりたいと思います。
昨年からデザイナーの交代劇が続くメゾン界隈ですが、PRADAのラフ・シモンズ、CELINEのエディ・スリマン、SAINT LAURENTのアンソニー・ヴァカレロ、そしてJIL SANDERを率いるルーシー&ルーク・メイヤーと、近年就任した彼らはすでに伝統あるブランドに新たな世界観と可能性をもたらし、次々とアグレッシブなチャレンジを続けています。

まさに現在進行形で進化し続けている老舗の最新ラインナップをご覧いただきながら、今週末もどうぞ素敵で特別なお買い物体験をお愉しみいただけますと幸いです。




1945年、女性実業家のセリーヌ・ヴィピアナ氏が夫のリチャード氏とともに開いた皮革の子供靴専門店が「CELINE(セリーヌ)」の始まりでした。1967年のプレタポルテ・コレクション開始後はベーシックなデザインと上品な雰囲気でトータルファッションを提唱し、パリのBCBGの代名詞となります。その後、上流階級の普段着として定着したセリーヌでしたが、1998年秋冬のマイケル・コース氏就任を機に大きな変革期に突入。変わらぬエレガンスを保ちながらも、数多くのデザイナーが新たなメゾンのかたちを探求していく中で、2018年にはエディ・スリマン氏がクリエイティブディレクターに就任。伝統あるメゾンの世界にユースカルチャーのエッセンスを加え、新たなる世界を私たちに提供し続けるエディの挑戦から、今後も目が離せません。


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1966年、フランス領アルジェリア出身のファッションデザイナーであったイヴ・サンローラン氏が立ち上げた「SAINT LAURENT(サンローラン)」。若さと自由を標榜した彼のコレクションはファッションの近代化に多大な影響を与え、20世紀を代表する「モードの帝王」として君臨しました。2002年に彼が引退すると、メゾンは大きな転換を迎え、2012年にエディ・スリマンがクリエイティブディレクターに就任すると、数々の改革に着手。その後を引き継いだアンソニー・ヴァカレロ氏が率いる現在、ブルジョワ・ファッションへの回帰を謳いつつ創業者のレガシーにも再び立ち帰り、そこに21世紀の新たな反逆精神を加えたルックを提案しています。激動の中にありながらも、揺るぎなきモードの帝王の精神は時代を超えてなお不変です。


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1968年、ジル・サンダー氏が自らの名を冠し、ドイツ・ハンブルグにブティックを開設。「JIL SANDER(ジルサンダー)」はミニマムで洗練されたデザインに高品質な素材、精度の高いカッティングを追求する姿勢で評価を高め、現代を代表する高級メゾンの一角としてその地位を確固たるものとしてきました。1997年秋冬よりメンズラインを開始し、98年にはプーマとコラボレーションで発表したレザースニーカーが話題を集めるなど世界的にも躍進。その後21世紀に入ると、ミラン ヴィクミロビッチ氏やラフ・シモンズ氏、ロドルフォ・パリアルンガ氏ら名立たるデザイナーたちを続々と招聘、創業者であるジル氏の幾度かの復帰と退任を経ながら、2017年4月からは共同クリエイティブ・ディレクターとしてルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が就任。ミニマリズムを超えた「純粋な美」を追求する彼らのもと、ジル・サンダーは新たな可能性を開拓、今なお弛まぬ進化を続けています。


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1913年に創立者であるマリオとフラテッリ、ふたりの兄弟がミラノの中心部にオープンした一軒の皮革製品店、その名も「Fratelli Prada(プラダ兄弟)」から、世界的メゾンの歴史は始まりました。そんな黎明期のプラダにおいて、イタリアのサヴォイア王家御用達に認められたことは、名声をさらに高めていく大きな契機となります。その伝統ある王家の紋章はトライアングルロゴなどに採用され、最高級サフィアーノレザーと並ぶメゾンの代名詞として継承され続けてきました。また1985年、プラダ創業者マリオの孫娘であり、1978年から3代目オーナー兼デザイナーを務めていたミウチャ・プラダ氏が、革製品が自明であったメゾンの鞄に「ナイロン素材」を初採用。工業用テントやパラシュートに使われ、薄く軽量で頑丈、防水性に優れながらシルクのような上質な手触り感のある素材名から名付けられた「ポコノ」シリーズは、プラダの先進性を示すアイコンとなりました。2021年にはすべてのバージンナイロンを再生可能な「ECONYL」に切り替える「Re-Nylon」プロジェクトを発表。時を同じくして、共同クリエイティブ・ディレクターにラフ・シモンズ氏を招聘、ミウチャ氏との二頭体制がスタートしています。数多の伝説とともに、その崇高なる革新の志はこれからも永遠に受け継がれていくことでしょう。


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