あ | アーマープレート | =フロント |
| アンチパニック錠 | =非常錠 |
| インテグラル錠 | ドアノブの真ん中に鍵穴が設けてある錠で、ラッチとかんぬきが独立した状態で設置されているもの。防犯性能は低く、現在では建物外周で採用されることは少ない。 |
| 内締り錠 | 外部にシリンダーが設けられていないため、在室中にのみ使用できる、用心錠。 |
| エアタイトゴム | 外部との空気の流れを遮断するためドア枠などに埋め込まれた紐状のゴム。4、5年でだめになるので、交換頻度は高くなる。 |
| エマージェンシー | =非常開放装置 |
| エンジンドア | モーター、センサーなどが組み込まれ、人が近づくと開閉を自動で行うドアシステム。自動ドア。 |
| 円筒錠 |
円筒形の穴をドアに開けて設置するために、こう呼ばれる。かんぬきによる施錠ではなく、ドアノブの回転を固めることにより施錠する。
ユニバーサルボタンと呼ばれるボタンを押して施錠するものが多い。シリンドリカルロック(英) |
| オートヒンジ | 丁番(ちょうばん)型をしたドアクローザー。 |
| オートロック | 自動施錠錠をこう呼ぶこともあるが、おもにマンションなどでのエントランスドアシステムをこう呼ぶ。キーなどで開錠すると開き、閉時に自動施錠する。 |
| 親子開き戸 | 開きドアが左右に2枚あるタイプ。ただし、片方はもう片方の扉に比べ幅が狭く、大きいほうを親扉、小さいほうを子扉と言う。故に、親子。荷物の出し入れなどに際し、開口を大きくとりたい場合などに採用する。 |
オリジナルキー | シリンダー、錠に、出荷当初から付帯している、メーカー純正のキー。純正キー、元鍵。市中で複製したコピーキーとは、精度が異なる。 |
か | ガードアーム | 来客でのドア開時に、不用意に全開にされ、押し入られないようにするための、開き調整期。旧来はドアチェーンと称していたが、近年は倒しバー式、錠との一体型が多い。 |
| ガードプレート | バールでのこじ開けなどを防止するため、ドアの戸先の隙間を目隠しするプレート。市販のものは、おもにかんぬきの周囲のみを隠すようになっているが、実際は上下すべてを隠すほうが良い。 |
| 開口(−部) | 建物外周で、窓や扉が設置された、外部に向かって開放された部位。 |
| 鍵 | 「錠」を施開錠するためのキーのこと。俗に「錠セット」のことを「かぎ」と呼称することがあるが、専門的には間違いである。 |
| 鍵穴 | 鍵を差し込む穴 |
| 鎌錠 | かんぬきが鎌のような形状をした錠の総称。戸先鎌錠、召し合せ錠などがある。 |
| 框(かまち) | 外周4方が構造枠となり、中心にガラス、パネルなどが設置されているドアの、その外周部分の名称。 |
| 框ドア | 框構造のドア。 |
| 鎌デッドボルト | かんぬきに鎌を仕込んだもの。施錠時に、かんぬきから鎌状の突起物が出現する。この突起により、こじ開け時の引き抜き耐久性を上げる。 |
| カム | 錠ケースにある、キーを回すことで連動して回転する切り込みまたはホール状の部位。ここがシリンダーの裏のカムバー(シリンダー回転に連動して回転する板状の部位)と連動で回ることで、かんぬきが送り出され、施錠する。(本締り機構の錠の場合) |
| かんぬき | 施錠の際に出入りする棒状の金具。=スライドボルト |
| 逆マスター | マンションのオートロックなどで見られるキーシステム。各居室のキーすべてで、共用部の錠も開閉できる。 |
| 空錠(くう・じょう) | かんぬきなどの施錠機能がない錠前。「そら・じょう」とも言う。 |
| クレセント | アルミサッシの窓などで、締め付けと施錠を行う、鎌状の装置。ガラスを割られると操作できるものが多く、防犯性はないと考えられている。 |
| 軽量鉄骨ドア | マンションなどで多用されている、居室玄関用の防火戸。ライトスチールドア、LSD |
| ケース | 錠の本体を指す部品名称。これにレバーやノブ、シリンダーを装着する。通常はドア内部に掘り込んで設置されている。当サイトでは、錠ケースと呼称することが多い。 |
| 公団規格錠 | 住宅都市整備公団が指定した形式に基づく錠。現在までに4パターンの面付け錠が指定され、建設年代によって製品は異なる。規格に準じた製品であれば、他メーカーであっても切り欠きの互換がある。現在は一般的な錠が採用されている。 |
| 小口(こぐち) | ドアの先端部の面。掘り込み錠のフロントが設置されてる部位にあたる。 |
| コピーキー |
市中の、いわゆるキーコーナーで複製したキー。精度が悪いものはシリンダーを痛める原因ともなるので、あまりお勧めはしない。
錠ケースとは異なるメーカー名が刻印されているのが特徴。たとえば「FUKI」「Mr.minitu」「CLOVER」「THL」「JV」メーカー名なしなど。 |
| コンストラクションキー | 工事用マスターキー。工事期間中にのみ使用できる管理用簡易キーが付属しているが、工事終了後、施主用キーを挿したとたんに、それが使用不能となる。近年のマンションLSD、サッシメーカードアは標準装備。 |
さ | サムターン | 室内側から施開錠操作を行うつまみのこと。これを回すことで在室中にかんぬきを送り出す。 |
| サムラッチハンドル | ハンドルを握って、親指でつまみを押すことで開放できる錠。アンティークデザインの装飾錠などで多用されていた。また、北米輸入住宅では、現在も主流である。=サムピースハンドル |
| 自動施錠 | ドアが閉まると、自動的に施錠する錠、システム。 |
| 錠 | シリンダー、ハンドル、ケース本体などを含む、ロックセット一式のこと。−セット。=錠前、ロック |
| シリンダー | 錠に装着された鍵を差し込む部位。俗に「防犯のためにカギを交換する」というのは、この部位を丸ごと交換することを言う。 |
| シリンダー錠 | シリンダーを装着することができるタイプの錠。かっては、鍵穴が錠ケースの中に埋め込まれた錠(レバータンブラー錠=棒鍵錠)が主流だったためにこう呼ばれたが、現在シリンダー錠以外はほとんど見ることができない。 |
| スゥイングドア | 内側、外側、どちらにも自由に開くドア。 |
| ストライク | 錠の受け金物。 |
| スペーシング | ケースロックの、シリンダーとドアノブ(もしくはレバーハンドル)の中心点同士の距離。 |
| スライドレバー | 引き違い引き戸で多用されるサムターンのこと。上下にスライドさせることで、鎌が動作する。 |
| 袖 | 開口部で、ドア以外に設置された、固定のパネル。ここにガラス(FIX)、ポスト口などが設置されていることが多い。−パネル。−FIX。 |
た | 耐震ドア | 地震でのドア枠の変形がおきても、比較的小さな力で開放できるよう作られたドア。耐震丁番、耐震ストライクが併用されていることが多い。 |
| 断熱ドア | 断熱のために、中にグラスウールなどの心材、充填材を挟み込んだドア。 |
| チリ | 戸と枠の隙間を指す用語。使用例;この扉の戸先のチリは5mmだ。 |
| 吊元 | 開き戸の戸尻側で、丁番で吊ってある方の周囲の総称。 |
| デッドボルト | =かんぬき |
| テンキー | 暗証番号の操作盤。複数の数字が配置されている。これと錠が一体になっているものをテンキー錠と言う。 |
| 電気錠 | 電気で施開錠動作などを行う錠。遠隔操作や、開閉の動作を確認したい場合、避難時に一斉に開錠したい場合などに用いる。逆に言うと、これにしたから、防犯性能が上がるわけではない。 |
| テンパーライト | 強化ガラスで。これで作られたドアは−ドア。ここで言う強化ガラスとは、防犯用ではなく、衝突時に割れない高強度ガラスのこと。 |
| ドアストッパー |
ドアがある一定以上開かないように設置する。日本風に言うと戸当りだが、戸当り枠と区別するために、当サイトではこう表記する。
設置する部位によって、床付け、巾木、枠付け、平などの種類がある。 |
| 同一キー | <どういつ・きー>複数の錠、シリンダーを、1本のキーで開閉操作できるキーシステム。 |
| 戸当り(−枠) | 一方開きドアの枠に設置された構造物。戸の閉時の位置出しのためなどに有効。最近のものはここにエアタイトゴムを設置し、隙間風の流入なども緩和する。 |
| 戸厚(扉厚) | 扉の厚さ寸法。業界的にはmmで表記する。DT。図り方はこちらへ。 |
| 戸先 | 戸の先端部周囲の総称。 |
| 戸先鎌錠 | 戸先に設置する鎌錠。引き戸に使用する。 |
| 戸車 | 引き戸で使用される、車状の金物。ドアの動きをスムーズにする。 |
| トロ受け | ストライクの裏に設置する箱状の金物。扉枠の裏のコンクリートなどを目隠しするために使用する。 |
| ドアクローザー | ドアを自動的に閉めるための油圧装置。通常、ドアの上部に、箱型で付いている。ドアチェックとも言う |
| ドアチェーン | ドアを開かなくするための用心鎖。 |
な | ナイトラッチ | 面付け本締り錠の一種。おもにイギリスなどでよく見られる。夜間の用心締りという性格も強く、内締りとして使用することも少なくない。 |
| 入退室管理 | おもに、不特定多数が利用する事務所などの入り口で、許可のない人間を排除したり、アクセスの履歴を管理すること。 |
| 握り玉 | 錠のノブのこと。ドアノブ。 |
| ノブ | =握り玉 |
| プッシュプルグリップハンドル | 近年流行のハンドル形状。ハンドルバーを、扉の開き方向に向かって、押す、引くという動作と連動して、そのままラッチが動作し、扉を開くことができる。 |
| 箱錠 | ケースを使用した錠。ケースロック、モーティスロック(英) |
は | バイオメトリクス | 生態認証システム。指紋や声紋、目の虹彩、手形、動脈血流パターンなど、人体で個人の固有なものを利用し、それによって鍵の代わりにするシステムや装置。 |
| はかま | テンパーライトドアで、錠などを設置するために、ドアの上下に設置するステンレスなどのプレート部の呼称。 |
| バックセット | 錠フロントの表面から、シリンダー、もしくはドアノブの中心点までを結んだ直線の距離。通常、38、50、51、60、64、70、78、90、100、125(すべてmm)が多用される。半端な数字が多いのは、インチをmmに換算しているため。 |
| 引き戸 | 横に引くことで開閉するドア。通常はレールの上に戸車を仕込んだドアを乗せている。 |
| 引き込み戸 | 引き戸の一種。1枚の扉を、戸袋に収納してしまうもの。 |
| 引違い戸 | 2枚の引き戸が、並列された2本のレールで交互に動くもの。和風建物の玄関などで多用される。 |
| 非常開放装置 | トイレなどで、中で異常が起きた場合など、外部からマイナスドライバーやコインといった簡易な工具で開放できる装置。または、それが付帯した錠。 |
| 非常錠 | 非常口などで、通常は施錠されているが、火災などの非常時には簡単な操作で開放できる錠。「非常時はここを破って操作してください」というカバーが付いた錠も、その一種。 |
| 表示錠 | 表示器を備え、現在が使用中かどうかを外部から容易に判断できる錠。赤(使用中)青(空き)で示す例が多い。非常開放装置が付帯したものも多い。 |
| 開き戸 | 丁番で吊った、開く形式のドア。 |
| 非接触IC | カードなどに埋め込まれたICチップに記録されたIDを感知し、正しい場合はロックを解除するなどの動きをするシステムの端末。お財布ケータイの「フェリカ」、JRの「スイカ」なども、これを利用している。 |
| フロント | 錠の戸先部分に設置された取り外し可能な板、もしくはその部位の名称。かんぬき、ラッチなどが出入りするための穴があいている。メーカー名、型式刻印があるのも、この部位。 |
| フロント刻印 | フロントにあるメーカー名、型式刻印。これにより、錠の形式や、装着可能なシリンダー形式推定の重要な手がかりとする。 |
| フラッシュ構造 |
ドアでは、中身が詰まった「ムク」の対語として使われる。骨組みに、ベニア、鉄板などの板を太鼓張りで張り付けたドア。中空ドア。
ただし、構造補強、補助のため、紙のコア材、グラスウールなどが充填されている場合がある。 |
| 防火ドア | 消防法で規定、認定されたドア。火災の場合の延焼防止に効果がある。炎以外に、煙の蔓延を防ぐ役目もある。 |
| 補助錠 | 現在使用中のメインロックに加えて設置された錠。おもに本締り錠を設置することが多く、その中でも面付け本締り錠が多用される。ワンドアツーロックなどの場合の2ロック目以上のこと。 |
| ホテル錠 | ホテル客室では、自動施錠の錠が多用されることから、その錠を指してこう呼ぶことが多い。厳密には、ホテル専用に開発されたカード錠などが存在するので、好ましい表現法ではない。 |
| 本締り錠 |
空締り機構(ラッチ)がない、かんぬきでの施錠機能のみを有した錠。
補助錠などとして用いることが多い。 |
ま | マウント | シリンダーが装着されるケースの部位の形状。おもにこの形状の違いによって、交換装着可能なシリンダーの型式が決定する。 |
| マスターキー |
管理者が所有する1本のキー(マスターキー)で、本来別々のキーで操作している複数の錠を、操作できるようにしたシステムの呼称、または、その「親鍵」。賃貸住宅などでは、物件管理人が所有していることが多い。
国内ではオリジナルキーのことをマスターキーと呼ぶ風潮があるが、厳密には間違った用法である。 |
| マグナロック(R) | アメリカ製の電磁石錠。電気が通ると、強い磁力が発生し、その吸着力でドアをホールドする。アジア製の安価なものも流通しているが、マグナロックと言う呼称は米マグナトロン社の登録商標である。 |
| ムクドア | 木製の高級扉などにある、板材を組み合わせて作ったドアの総称。中身も詰まっていて、重量がある。 |
| 召し合せ | チリが見えないように設置された、折り返しの構造物。 |
| 召し合せ錠 | 引き違い引き戸の真ん中の框部分に設置される錠。裏表2パーツで1セットとなる。キーを回すと、かんぬきの鎌が垂直に出るので、向う鎌錠とも呼ばれる。 |
| 面付け錠 | 箱錠の一種だが、ドアの内部にケースを埋め込むのではなく、ケースがドアの室内側に張り付いた状態でおさまったもの。公団錠としても多用された。リムロック(英) |
| 面付け本締り錠 | ワンドアツーロックの2ロックなどで使用される錠。面付け錠の1種で、本締り錠タイプのもの。リムデッドボルトロック(英) |
や | ユニバーサルボタン | 円筒錠に設置された、室内側のボタン。押し込んだまま回転させると、自動施錠にすることもできる。回せないタイプはプッシュボタンといふ。 |
| 呼び込み | たとえば、シリンダーをドアの室内側から、ビスで引っ張って設置するような構造。引っ張ることを「呼ぶ」、そのビスが入る穴や足を「呼び足」と言う。 |
ら | ラッチボルト | 空締り機能を司る部品。空締りとは、キーがなくとも、レバーやノブ操作だけで開放できる錠、またはその状態のことで、その操作で出入りする、フロント部に配置された三角形の部分の名称。=ラッチ |
| 欄間 | 開口部で、ドアの上部にあるパネル部のこと。近年はFIXとしてガラスがはめ込まれていることも多い。 |
| 両開き戸 | ドアが左右2枚設置された構造のドア。親子ドアと違い、2枚のドアの大きさが同じもの。 |
| 両面シリンダー | 外部だけでなく、部屋内側もシリンダーが設置された錠。通常は、内外とも同一キーになる。サムターン回し対策にもなる。 |
| リングカラー | シリンダーを取り巻くリング状の金物。通常は、戸厚調整のため可動する。 |
| レバータンブラー錠 | 特徴的には、棒鍵を使用する錠。扉表面から構造物のシリンダーの飛び出しがなく、それが邪魔な場合などで使用される。かっては主流として使用されたが、現在は引き戸以外で見かけることは少ない。 |
| レバーハンドル | ドア錠を開放するために操作する、棒状の部品。デザインは多種多様。ドアノブと違い、握らずとも、押し下げるだけで操作できるので、バリアフリー対応としても使用される。 |
| レバーラッチ | アルミサッシ窓で、下部框に設置されている、スイッチ式の補助錠。押すと起き上がり、サッシの動きを止める。 |
わ | 枠 | ドアや窓の建具(扉)をはめるための、開口構造物。 |
A | AD | アルミドアの略称 |
| LSD | 軽量鉄骨ドア(ライトスティールドア)の略称 |
| SD | スティール(鉄)扉略称 |
| STD | ステンレス製ドアの略称 |
| WD | 木製ドア(ウッドドア)の略称 |
| WSD | 鉄扉に木の面材を張り付けたドアの略称 |
| AW | アルミ窓(アルミウインドウ)の略称 |
| WW | 木製窓の略称 |
| BS | バックセットの略称 |
| DT | 扉厚寸法の略称 |
| FIX | 【読み】フィックス。開かない明り取り専用の窓。 |
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