使い捨て手袋の材質と特徴
使い捨て手袋は、主にプラスチック製とゴム製のものがあり、代表的な材質として、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン、ニトリル(合成ゴム)、天然ゴムラテックスの4つが挙げられます。
中でも、PVC、ニトリル、ラテックスは、医療・介護の現場や、食品を扱う作業、また、美容関係や研究室など、薬品を扱う作業で使用する手袋の素材として使われています。
使い捨て手袋は、材質により特徴が大きく違います。
PVCは強度は弱いですが、劣化しづらく低コストで手軽に使用できます。また、ニトリルは比較的高価ですが、油や薬品に強く強度があり手にぴったりフィットするため、細かい作業に適しています。ラテックスはニトリルとよく似た特徴がありますが、アレルギーを発症するリスクがあり、近年ではニトリルが大きく需要を伸ばしています。
ラテックス製品のアレルギーについて
天然ゴムであるラテックス製品には、ゴムの木の白い樹液にあるアレルゲンが含まれており、繰り返し触れることで即時型アレルギー反応が現れることがあります。患者様が繰り返し医療処置を受けているうちにアレルギーを発症する例や、医療従事者が喘息などを発症して職場を替えざるを得なくなった例もあり、注意が必要です。
パウダー付きの手袋について
使い捨て手袋の中には、着脱をスムーズにするため内部にパウダーを付着させたものがあります。
このパウダーに含まれる成分が人体に有害であることが明らかになり、厚生労働省は2016年からパウダーフリーを推奨するとともに、パウダーを使用した製品には使用上の注意を明記するよう通達しています。
使い捨て手袋の選び方
製品を選ぶ際には、業務に適した手袋の選択が重要です。
マツヨシでは安全な、非ラテックスでパウダーフリーの製品の販売に特に力を入れており、
ここではニトリル、プラスチック製品の用途と特徴をご紹介します。
一般作業・食品作業向けニトリルグローブの特徴
ニトリルグローブは、油や薬品に優れた特性を持ち、突き刺しや強度に大変優れた特徴をもっています。 伸縮性がありフィット感に優れているため医療現場でも多く使用されています。 また、食品衛生法適合商品が多く、食品を扱う作業にも安全にご使用頂けます。
合成ゴムであるニトリルゴムで作られているため、ラテックスアレルギー対策の代替手袋としてもご使用できます。
軽作業向けプラスチックグローブの特徴
プラスチックグローブは、油や薬品に強く作業性に優れています。
また、劣化しにくい特性から、医療や介護現場、業種を問わず幅広く利用されています。
ニトリルグローブに比べフィット感、伸縮性には欠けますが、締め付け感の少なく、薄手で使いやすい特徴があります。
ラテックスアレルギー対策としても使用可能です。
油作業、ガーデニング、美容関係 等
マツヨシオリジナルスタンダードシリーズ
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