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ますよねスタッフ取材レポート

奥山直樹船主船長 記念すべき第1回目のこだわり生産者は

漁師
第二十八結城丸 船主船長
奥山直樹
 当店商品[越前甘エビ]
 の漁師さんです。
越前甘エビ
   
越前甘えび漁が最盛期を迎える10月、積み荷を降ろし、メンテナンスのため敦賀港に停泊している[第二十八結城丸]奥山船主船長に越前甘えび漁について直撃取材。

この道30年のベテラン漁師である奥山船長のお話を、じっくりとお伺いすることができました。
第二十八結城丸
  第二十八結城丸

越前甘エビ漁のこだわり

「やっぱり越前甘えびの特徴は、酸化防止剤を使わないことです。」

このこだわりの背景には昔のあるできごとが関係しているそうだ。

「以前、越前甘えびを使っていた旅館が、海外産の甘えびに変えたところお客さんが甘えびだけ食べずに残していくことがあったみたいなんですよ。
海外産の甘えびは、日本に入ってくるまでに時間がかかってしまうから、どうしても酸化防止剤を使わなければいけない。酸化防止剤を使っても問題はないんだけど、越前甘エビの独特の甘みを楽しみにしているお客さんにはやっぱり違いがわかってしまうんでしょうね。」

「個人差はもちろんあるでしょうけど、やっぱり楽しみにしてくれているお客さんもいるから。もちろん海外の甘えびがおいしくないとかそんなことじゃないですよ。美味しいものはいっぱいある(笑)
だけど、そういう旅館の話を聞いているから、我々が獲る甘えびは一切使わずやってます。大変ですけどね(笑)」


 酸化防止剤を使わないようにするために、
 どういった作業が大変になってくるのですか?

「やっぱり獲ってからのスピードですね」

酸化防止剤を使わないようにするために、獲れたての甘えびを船の上で[選別→箱詰め→冷凍]と船員5名ですばやく行っている。

「鮮度を保つために網で引き揚げたら船上ですぐに選別・箱詰めを行います。底曳網は3時間引っ張って引き上げる。そして、また3時間引っ張る。その周期で行いますから次の網を引き上げる間に選別・箱詰めなどを行います。
詰めた後は船の冷凍庫で急速冷凍させます。結城丸には8000〜10000箱くらいが収納できますよ。」


波がある船の上での作業は、想像しただけでも過酷そうですね。

「もちろん波があると大変だけどポイントを変えて非難しながらとか、晴れた日も日差しがきつかったりってありますよ。でも漁ってそういうものだからね(笑)慣れですよ。」

意外にもさらっとお話しされている奥山船長が印象的でした。さすがこの道30年のベテラン漁師です。

海外に行かないと食べれなかったものが手軽に食べれるようになった昨今。外国産と国産のどちらがいい、悪いを話すのではなく、それぞれに特徴があるのだから、自分たちは地物の特徴を大切に守っていくだけだとおっしゃる、奥山船長の淡々とした会話の中にある強い信念がとても印象的でした。
越前甘えび
第二十八結城丸
是非ご賞味下さい



奥山さんのおすすめの食べ方
  子持ち甘海老のお刺身   越前がらえびの塩焼き
  子持ち越前甘えびのお刺身   越前がらえびの塩焼き
  「やっぱり子持ち越前甘エビの刺身がおすすめだね。身の部分はもちろんそうなんだけど、私は卵と頭のみそも全部食べるからね。刺身にして全部堪能するのが一番!」   「がらえびは焼いたらおいしいとおもんだよね。人によってはがらえびの方が甘いっていうし。昔は七輪で焼いて食べたよ。おいしかったね」



  取材した越前甘えびはこちら  
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