Crocodile Softwalletの特徴

クロコダイルは希少性の高い素材です

一般的に革製品に使われるクロコダイルは、スモールクロコ、ラージクロコ、ナイルクロコ、シャムワニの4つに分類されます。また、鱗模様の種類は、腹部の「竹斑(タケフ)」と脇腹の「玉斑(タマフ)」に分けられます。腹部中心から脇にかけて徐々に鱗が小さくなり、鱗部分の幅1cm単位ごとに価格が定められ、価格は大きさや傷の有無、種ごとに異なる模様の大きさの分布などで決まります。ワニ独特の腑模様の迫力や美しさがクロコダイルレザーの一番の魅力といわれ、それらは、他の革では味わえない存在感があります。養殖・野生のもの問わず、流通量が限られており、非常に希少性が高い素材です。

使用しているクロコダイル素材の特徴

ソフトウォレットシリーズに使用している素材は、シャムワニです。シャムワニはクロコダイル科に属します。特徴は、腹部の鱗の形状が長方形で、スモールクロコに似ていますが腑は少し大きめです。生息地はタイやマレーシアですが、輸入されるものは、タイの養殖によるものがほとんど。タイでは養殖場では生まれた卵より稚ワニを育てる方法をとっており、革として一番多く使われている大きさの30cm幅に成長するまでは養殖で2~3年要すると言われております。当店はその中から厳選した革を使用し、素材の良さ・特徴を活かすデザインに仕上げています。

マットクロコダイル仕上げの特徴

ソフトウォレットシリーズに使用しているマットクロコダイルは、革本来の風合いを生かした仕上げが特徴です。最初から磨き上げていない分、使い込むうちに徐々に艶が現れる驚きと、使うほどに磨かれるその光沢感は何とも言えない味わいがあります。 バニラカラーで用いている目地加工(谷染め)は、下地を染色した革にさらに、別の色を染色し、丁寧に吹き落す事で革の鱗と鱗の谷間に目地の色を残すという製法。手間のかかる作業を手作業で行うことにより、絶妙な表情を生み出します。