テクニクスSP10MK2にこだわる!
 使いこなしシリーズ3

番外編・・・防音ドアに挑戦 2017/6

防音ドア
←これがうちの4畳半リスニングルームのドアです。
デザインは良しとして、中身中空のぺこぺこです。
外にもちろん音がもれます。
オーケストラ等の再生で微妙にビリつくこともあります。
オーディオ的には何とかしたくなります。

外観このままで遮音性を上げるとしたら。。。
内部に砂を充填するのが良さそうです。
しかしながら、中空とはいえ、所々に仕切りが入っているはずですので1カ所に穴を開けて完全に砂を充填するのは無理と思われます。

そこで考えたのが、MDFのボードを貼っていくことです。

用意した物

・370角で厚み30、ホワイトに塗装した特注パネル10枚
(うち2枚はドアノブの切り欠きあり)
・370角5ミリ厚ラワン合板10枚
(うち2枚はドアノブの切り欠きあり)
・ゼオン化成 軟質遮音シート サンダムCZ-12約2メートル
・木工用ボンド
・木ねじ40本  総製作費は約7万円

防音ドア
↑厚み30で370ミリ角、側面をテーパーにした特注パネルを10ヶ木 ねじで取り付けていく作業です。

1、ドアの中空部分にネジが利かない恐れがあるため、下板として同寸の5ミリ厚ラワン合板を木工用ボンドで接着します。
2、その上にゼオン化成 軟質遮音シート サンダムCZ-12をカットし、のせます。
3、MDFパネルを木ねじで固定していきます。


防音ドア ←完成したドアです。
MDFの部材2.6kg/枚を10枚貼っています。
5ミリの下板10枚と遮音シートを含めますと約30kg重量が増したと思われます。
ドアヒンジが耐えられるのか心配ですが、3カ所のヒンジで
各木ねじ4本で固定されています。大丈夫であろうと判断しています。

さあその効果は?
1階で家族がテレビを見ている音が小さくなりました。ただし、元々特別な防音ルームではないために音漏れはドアだけでなく壁や床を通じておきています。ド アだけ頑張ってみても苦労したほどの効果がなかったというのが実感です。通常の音量でドアの外に立つとやっぱりそこそこ音が漏れています。だいぶがっか り。。。
しかしです!
音が澄んできたと思っています。ドアの不要な共振がなくなったことで音が良くなったのではないかと思われます。
今回の試みは、遮音は△、むしろ音質アップ○という感想であります。


↓最近のリスニングルーム

JBL4331B+2405を2wayのマルチアンプ駆動しています。ゴールドムンドが低音用です。

ラックはもちろんMラックです。

懐かしいヤマハCT-800も

オーディオクラフトAC3000MCとSME3010Rのダブルアーム

ラックスマンC-06αとデノンDCD-SX

アキュフェーズC-240はフォノイコライザーとして使用

【MASTAZオーディオプロ ジェクト】