指定外繊維ってなに? | TOPICS | 寝具のおみせ丸三綿業

指定外繊維ってなに？

実はふつうの指定外繊維。

製品の品質表示タグに記載されいる素材として、指定外繊維という表示を見たことがあるかもしれません。そもそも品質表示タグを見ない人もいるとは思いますが、買うときと洗濯するときに1度くらい見る人が多いのではないでしょうか。
指定外繊維という文字列を見ると、何かイリーガルな良くない繊維が使われているような印象を持たれるかもしれませんが、実はそんなことはありません。綿や羊毛などいわゆる指定用語に定められていない素材全てを指定外繊維と表記されます。ですので、未分類のあまり使われない素材や珍しい素材、比較的新しく開発された素材などが該当します。
指定外繊維に続けて括弧でくくられ、一般的な呼び名が表記されます。指定外繊維(テンセル)や指定外繊維(ペーパー)や指定外繊維(黄麻)など。見てもわかる通り、別に指定外だからと言って何か悪いものでもないのですが、何となくマイナスイメージがあるような気がします。

指定外繊維の表記が無くなりました。

そんな指定外繊維表記ですが、家庭用品品質表示法が改正・施行され2017年4月1日から表記が無くなりました。実際には猶予期間やそれ以前に発売された製品も存在しているので、世の中には多くの指定外繊維表記された製品があります。新しい、家庭用品品質表示法では、指定外繊維(テンセル)は再生繊維(テンセル)になりました。その他、消費者に分かりやすいように分類されたといわれています。分類から漏れたものは、分類外繊維と表記され、何となく指定外よりマイナスイメージは少ないような気がします。

新しい繊維の登場

技術の進歩や環境保護・動物愛護に伴い、新しい素材の繊維が次々と現れてきます。どのように分類されるのかはわかりませんが、「肌にやさしいのは綿100％」という選び方以外にも、目的に合った機能や効果を調べ、素材から適切に製品を選ぶという選択肢も必要になってくるのかもしれません。

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PHILOSOPHY
企業理念

わたしたち丸三綿業株式会社は創業８０年の歴史を持つ寝具製造メーカーです。製綿業として富澤三四郎商店を創業した同社は歴史に裏打ちされた製綿技術をもとに、寝具の一気通貫の生産体制を有しています。布団づくりに必要なための基本技術をすべて工場内に有する寝具生産・加工工場は国内に数社(※)しかありません。熟練の職人一人一人が丁寧にものづくりに励み、安心・安全の国内生産品を提供しています。

寝具には、四季があり、使う人それぞれの体質やライフスタイルがあります。わたしたち丸三綿業は、素材と技術と感性で眠りのコンシェルジュとして努めてまいります。丸三綿業は、最高の眠りのために、わた素材・製法から考えています。

PRODUCTS
製品

製綿から縫製加工まで一貫工場にて生産しますので、特殊な仕様や細かいオーダーにも対応できます。

薄掛ふとん

薄掛ふとん(肌掛ふとん・肌ふとん)は、夏などの気温の高い時期に使う薄手の掛ふとんです。

掛ふとん

厚手の掛けるふとんです。気温の低い時期に使い、毛布などと併用して温度の調節をします。

デュエット掛ふとん

2枚合わせの掛けるふとんです。一般的には合掛ふとんと肌掛ふとんの2枚を合わせたものになります。

敷ふとん・マットレス

床の上に敷いて使うふとんです。2枚重ねやマットレスと併用する場合もあります。

ベッドパッド

ベッドパッドはベッドのマットレスに湿気が落ちないように吸湿発散したり、寝心地を補正する寝具です。

トッパー(オーバーレイ)

トッパーはベッドのマットレスの上に載せて硬さや寝心地を調節する敷寝具です。

枕・ピロー

頭を支持する寝具です。素材や用途によって様々な形状・種類があります。

FACILITY & TECHNOLOGY
設備・技術

「本物」のふとんを作るために、丸三綿業株式会社には特殊な設備と技術があります。

CROSS FORMING

クロス成形
2台の機械を使い、ウール繊維をタテ・ヨコに重ねてウールわたを成形しています。