その細さは直径10~20マイクロメートル(マイクロ=100万分の1)。一粒の繭から採れるシルク繊維は約1200mにもなります。高い吸放湿性をもち、保温力が高く、 適度な保湿性も兼ね備えています。シルクは自然がうんだ奇跡と言っても過言ではないでしょう。このシルク繊維ならではの長さを生かして、そのまま「わた」に加工し、吸放湿性と保温力をより高めて、シルクのデメリットともいえる耐久性とかさ高性をアップさせたのが「シルクフィル(R)」です。
一般的には高級な着物用の生糸原料になる繭で、シルクわたとしては使われないハイクオリティなものです。世界遺産・富岡製糸場のある群馬では1200年以上前からシルクの生産を始めており、現在も日本の「絹産業」を担い、高品質なシルクを生み出しています。そんな群馬県だからこそ、高品質なシルクで「シルクフィル(R)」を生み出すことができるのです。
上質なシルクをよりなめらかに、暖かく、丈夫にする 丸三綿業独自の製法から生まれた「シルクフィル(R)」。長繊維のシルクを切断せずに、そのまま「わた」に加工する技術によって、シルク本来の特長をより一層引き出し、かさ高でヘタリにくく、軽く包み込むようなフィット感を持ち、ご家庭でのお洗濯もできる画期的なシルクわたです。
(※製品によって洗濯ができない場合もございます。詳しくは製品の洗濯表示をご確認ください。)
製綿から縫製加工まで一貫工場にて生産しますので、特殊な仕様や細かいオーダーにも対応できます。