〜『Super-Elmar 18mm』 全てを解像する超広角〜
※画像はオリジナルから縮小しています。

Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/1000秒 / ISO:160 / 露出補正:+0.3eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8



18mmの超広角レンズとしてリリースされたこのレンズ。現行のライカ短焦点レンズとしては最大画角を誇り、その姿もフード込みで非常にシャープなデザイン。否がおうにも期待してしまうその描写でしたが、実際の撮影でもこの通り、画面全域にわたって驚くほどシャープで、抜けの良い画像は広角レンズならではの開放感を更に引き立ててくれるものです。


Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/90秒 / ISO:160 / 露出補正:0.0 / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8

細かな葉、枝の1本1本まで緻密に描き出しています。コントラストも高く、画面に印象を持たせた力強い画作りが可能なレンズと言えるでしょう!


Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/1500秒 / ISO:160 / 露出補正:+0.3eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8

近接撮影時も、その描写力はそのままです。背景のボケもこの画角からすると驚くほどおとなしく、強力なパースペクティブと相まって近接域では予想もつかない写真に。これ、実はただの手すりです。人の目では捉えられない、不思議な光景も得られるレンズです。


Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F3.8/ シャッタースピード:1/500秒 / ISO:160 / 露出補正:+0.3eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8



Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/500秒 / ISO:160 / 露出補正:0.0 / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8

上2枚は、移動中の車内から撮影した写真です。それでもこの描写力ですから、広角レンズとしては珠玉の域。フレアレベルが高いのは窓ガラスのせいですが、その中でも遠景のビル、橋の支持鋼材まで緻密に緻密に描き分けている様は、恐ろしさすら感じさせます。


Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/500秒 / ISO:160 / 露出補正:0.0 / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8



Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:5.6/ シャッタースピード:1/250秒 / ISO:160 / 露出補正:-0.7eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8



Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F8/ シャッタースピード:1/350秒 / ISO:160 / 露出補正:+0.3eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8



Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8 絞り:F5.6/ シャッタースピード:1/2000秒 / ISO:160 / 露出補正:+0.3eV / 使用機材:Leica M9-P+Super-Elmar 18mm/F3.8




このサイズであの描写を実現してしまうのですから、ライカのシステムの機動力の高さを改めて感じます。最近のライカレンズに取り入れられている金属製のネジ式フードは硬性感も高く、質感も良好。鏡筒からシャープに花形のフードまで導かれるグラマラスなボディデザインも魅力の大いなる1つです。やはり、格好の良い機材は撮影していても楽しいもの。皆様のライカシステムに、新しい画角はいかがでしょうか。間違いなく1つ、別の世界が広がるレンズです。

Photo By T.Kimura




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