プルーンとチョコレートとカカオ二ブを使った大人のワンローフ(プリュノー・エ・ショコラ)
プリュノー・エ・ショコラとはフランス語でドライプルーンとチョコレート。
リッチな配合の生地に、たっぷりのプルーンとチョコレートを巻き込んで焼き上げるワンローフ食パンです。
ふわふわとした口溶けの良いパン生地に、プルーンの程良い酸味と相性の良いチョコレートの甘さがバランス良く合わさり、 アクセントに加えたカカオニブの、ナッツのようなカリっとした食感とほろ苦い風味が、全体の甘さを引き締め少し大人な味わいを演出してくれます。
作り方
1.下準備
・プルーンをお好みのサイズにカットします。
・カカオニブを軽くローストしておきます。
・型に敷き紙を敷いておきます。
2.ミキシング
【キッチンニーダー使用】
バター以外の材料をボウルに入れて、捏ねていきます。
ある程度なめらかな状態になれば、バターを加えます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
バターを加える際、柔らかすぎるとミキシング時に生地にバターが馴染みにくくなるので冷えたものを使用してください。
バターを加える際、柔らかすぎるとミキシング時に生地にバターが馴染みにくくなるので冷えたものを使用してください。
グルテンチェックをし、なめらかな状態になれば、形をキレイに整えます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
対粉25%程度の油脂(バター)が入るため、柔らかく、伸ばすと薄い生地膜になります。(透けるぐらいの薄い膜です。)
伸縮性を持ち合わせた、強い生地膜をつくりましょう。
対粉25%程度の油脂(バター)が入るため、柔らかく、伸ばすと薄い生地膜になります。(透けるぐらいの薄い膜です。)
伸縮性を持ち合わせた、強い生地膜をつくりましょう。
3.フロアタイム(一次発酵)
温度30℃、湿度75%(発酵器)で、約60分発酵させます。
発酵後、タッパーに移し冷蔵庫で一晩(約8~12時間ほど)寝かします。
【シェフのワンポイントアドバイス】
捏ね上げた生地は、低温で発酵を押さえながら熟成させるとなめらかできめ細かい生地に仕上がります。
捏ね上げた生地は、低温で発酵を押さえながら熟成させるとなめらかできめ細かい生地に仕上がります。
4.成形
生地を長方形に伸ばします。(目安:縦15cm×横20cm程度)
分量の半分のプルーン、チョコレート、カカオニブを生地の中央に半分程度のせ、左右の生地を中央で合わせて綴じます。
再び生地を長方形に伸ばします。(目安:縦24cm×横16cm程度)
上から3cm程度を残し、それ以外の全面に残りのプルーン、チョコレート、カカオニブをのせます。
軽く全体に霧吹きをし、手前から巻きあげていきます。
形を整え、綴じ目を下にして型に詰めます。
5.ホイロ(最終発酵)
温度32℃、湿度80%(発酵器)で、約40分発酵させます。
【シェフのワンポイントアドバイス】
型上、約1~1.5cm程度になるまで、最終発酵させてください。
型上、約1~1.5cm程度になるまで、最終発酵させてください。
6.焼成
180℃に予熱しておいたオーブンに入れ、約30分焼成します。
※スチーム機能がある場合はスチームを入れ、無ければ霧吹きをして焼成してください。※オーブンの機種・小麦粉等の違いにより焼き上がり時間・焼き上がり方は異なります。 お持ちのオーブンに合わせて、温度や時間を調節してください。