冷凍焼きむき栗のマロングラッセ

表面の砂糖の食感と中の栗の柔らかさ、しっかりとした甘さをお楽しみいただける、人気のお菓子です。
冷凍の焼きむき栗を使うことで、皮をむく工程や下茹でを省くことができます。
少し手間と時間がかかりますが、自分で作るマロングラッセのおいしさは格別です。ぜひ手作りして秋の味覚をお楽しみくださいませ。

材料 (30粒分)

材料名 分量

冷凍焼きむき栗

30粒(約300g)

きび砂糖A

240g

ひたひた程度

 

 

きび砂糖B

320g

ブランデー

お好み量

 

 

【道具】

 

ティーバッグ

30枚

調理用たこ糸

 

作り方

1.下準備

冷凍焼きむき栗をティーバッグに入れて、調理用のたこ糸で結びます。

2.1日目

ティーバッグに入れた栗を鍋に入れ、ひたひたになるまで水を入れます。
鍋を弱火で約1時間火にかけます。
きび砂糖Aを加え、溶けたら落とし蓋をしてそのままさらに弱火で約1時間火にかけます。
この時、グツグツならないように気をつけます。

約1時間後、火を止めて一晩寝かせます。
寝かせることで、ゆっくりと糖蜜が栗に浸み込みます。

3.2日目~4日目

鍋を弱火で火にかけます。
1回分のきび砂糖Bを加え、溶けたら落とし蓋をしてそのまま約1時間火にかけ続けます。
1日目と同じように、グツグツしないように気をつけてください。
約1時間後、火を止めて一晩寝かせます。
同じ工程を2日目から4日目までの3日間行います。

4.5日目

鍋を弱火で火にかけます。
1回分のきび砂糖Bとお好み量のブランデーを加えます。
※今回は80gのブランデーを加えました。加える量はお好みで調節してください。
きび砂糖が溶けたら落とし蓋をしてそのまま火にかけ続けます。
グツグツしないように気をつけてください。
約1時間後、火を止めて一晩寝かせます。

5.6日目

鍋の内側やたこ糸に砂糖の結晶が見えてきたら、頃合いです。
(まだの場合、2日目~4日目と同じ工程をもう1日繰り返します。)
再度弱火にかけ、栗を温めます。
温度が上がって栗自体が熱くなったら火を止め、ハサミでたこ糸やティーバッグを切って開けます。
実が崩れないように気をつけながら、ティーバッグから栗を取り出してクッキングシートなどに並べます。
この際、やけどをしないようご注意ください。

6.仕上げ

半日から1日、表面を乾燥させます。
砂糖の結晶が表面に見えてきたら、完成です。

7.完成