湯ゲルとは、小麦粉と水を一緒に加熱することでゲル化(ゼリー状になること)させたものです。
デンプンを適切な温度管理下で練り混ぜて糊化させることで、パンの保水性や弾力・伸展性を高めます。
湯種と似ていますが、湯ゲルの重要なポイントとなるのは温度管理です。
このレシピでは、温度は58~60℃で小麦デンプンのα化(糊化)と各種酵素の活性を意識しながら、パン生地に「旨味」を付与できないかと考えました。
酵素が失活し始める60℃まででとどめているのがポイントです。
※なぜ旨味を付与できるのか?
酵素が活性することで、デンプンやタンパク質を分解し、糖やアミノ酸などの旨味成分を生成します。
コチラのレシピをべースに、小麦粉を変えたり、温度を変えたりと色々と試していただきながら、ご自身の「好き」を見つけていただければ幸いです。
計算しやすい、作りやすい多めの分量で作って、必要量を使うことをおすすめします。
| 強力粉(春よ恋ブレンド365Basic) | 50g |
|---|---|
| 水 | 250g |
ボウルに粉を入れ、真ん中を開けた状態にし、そこに水を加えます。
ダマにならないように中心から円を描くように混ぜ合わせていきます。
鍋に移し中弱火にかけ、58℃~60℃になるまで練り混ぜます。
バットなどに移し、ラップをして粗熱をとります。
粗熱がとれれば、ラップをかけ替え、冷蔵庫で保管しておきます。
湯ゲルのミニ食パン⎘
もっちりふわふわ、口当たりよくなめらかな食感をお楽しみください。
湯ゲルバゲット⎘
クラストのパリッと感とクラムのもちもち感、それぞれの食感の違いを楽しんでいただけます。