Bonjour!
オリーヴ・ドゥ・リュックのリュック・ドゥマンジュです。
2019年の3月から連載が始まった「プロヴァンスのBon!を食卓に♪」
早いもので1年が経ちました。
2020年もプロヴァンス地方の食材を中心にご家庭や、お店で楽しんでいただけるレシピを中心にお届けさせていただきますね!

故郷での思い出
ケークサレ~ cake salé ~

さて今回は、お店やご家庭でも簡単に作れるフランス生まれのおかずケーキ!「ケークサレ」をご紹介いたします。

私はケークサレが大好きで、自分で作ったり食べたりすると、生まれ故郷とおばあちゃんを思い出します。
フランスにいた頃に、おばあちゃんがよく作ってくれたケークサレを、夏に冷やしていただくのが大好きでした。
おばあちゃんのケークサレにはお手製のラタトゥイユが入っていて、素朴ながらも栄養満点でとても美味しかったのです。
学生の頃は、仲間とピクニックに出かける時には、自分で作ったケークサレをお弁当にしたり、大人になってからはもっぱらお酒のおつまみにと良く食べてきました。
日本に来てからも、やっぱりどうしても食べたくなって年に数回は作っています。
ケークサレの魅力はなんといっても、その時に冷蔵庫にある有り合わせの具材やペーストを使って簡単に作れることです。
来客があった時など、作っておいたケークサレをスライスしてサラダと一緒に前菜としてお出しすると、とても喜んでいただけけるのでおすすめですよ!

サラダと一緒に前菜に

今回ご紹介するオリジナルのケークサレは、ママパンで販売している ドライハーフプルーンゴールデンレーズンに、 私どものキャロットラペなどを組み合わせたスペシャルな逸品です。

フランスでプルーンと言えば、セミドライタイプが主流なのですが、今回使用したハーフプルーンはしっかりと乾燥されているのに、そのままでもお酒のおつまみに合いそうなくらい、とても味が濃いのに驚きました。
通常、ドライフルーツを材料として使う場合は、水で戻してから混ぜ込むのが一般的ですが、 今回は水で戻さず、薄く刻んで加えてみたらとっても美味しいケークサレに焼き上がりました。
簡単に作れるのでぜひ皆さんも試してみてくださいね♪


さあ、ケークサレを作って
お花見に出かけましょう!

人参とドライフルーツのケークサレ

キャロットラぺをたっぷりと混ぜ込んだ生地の中に、塩味の効いたベーコンを引き立てる、しっかりとした甘さのドライフルーツと、カリっと香ばしいクルミの食感をプラスすれば、いくらでも食べたくなるケークサレに仕上がります。 ワインに良く合うケークサレを囲んで家族やお友達と楽しみませんか?

使用アイテムは
コチラ

オリーヴオイル
エクストラヴァージン

フルーティで香り高く、さらりとした食感が特徴のオリーブオイルです。生のままでも加熱しても風味が損なわれないので様々なお料理にお使いいただけます。

Midi Conserves
にんにくペースト

新鮮なにんにく、塩とひまわりオイル、レモン汁を使用した香り高いペースト。芯が出る前に収穫されたにんにくを使用しているので、自然な甘味が感じられます。

Midi Conserves
バジリコペースト

南フランス産のフレッシュなバジルをふんだんに使ったバジリコペースト。ジェノベーゼのように松の実やチーズが入っていないので、保存がしやすいのが特徴です。

キャロットラペ
酢漬け

フランス北西部・ブルターニュ産のシャントネー品種の人参を使用。人参の千切りをビネガーに漬けています。歯ごたえ、みずみずしさ、甘みが特徴で、パン、サンドに良く合います。


あとがき

次回は、私のおばあちゃんの味「ラタトゥイユ」を使ったケークサレをご紹介しますね♪


merci,au revoir

これまでのお話は
コチラから♪

プロヴァンスの味
ご家庭で味わいませんか?

Olives de Luc
オリーヴドゥリュックカタログ

選りすぐりの価値ある食材。オリーヴドリュックの美味しい食材。
南仏出身のリュック・ドゥマンジュ氏が自ら現地で選んだ、プロヴァンスの香りを感じさせるオリーヴドゥリュックのこだわりの食材をお届けします。できるだけ添加物を使わず、古くから伝わる伝統製法で作られる、安心と美味しさを追求した選りすぐりの食材は、有名ベーカリー、デリカ、レストランでも使用される自信の商品ばかりです。