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タオル 製造工程紹介
■機械紡績にて作成された糸は織機にかけられタオルとなっていきます。
◇【織りつけ】 タオル織機にはタテ糸とパイル糸別々のビームがセットされ、それぞれの糸が織物としての特製を持たせた中で 織機に引き込まれ織り付けられます。
糸、糸の密度、織機の種類とスピード、温湿度の違いにより差がありますが、タテ糸1本あたり、60gから100gのテンション(張力)がかけられます。パイルを出すために、一般的なタオル生地では、ヨコ糸を3本一緒に打ち込みますが、それにつられて糸が戻らないのに必要なテンションがかけられます。 均一な糸を均一に巻いたビームを準備し、均一なテンションで織りつけられていくかどうかにより、織物の生産性と品質が左右されます。
◇【ドビー織機】 織機の中で幾何柄(小さな柄の繰り返し)、ストライプ、虫食い(梨地:表裏のパイルの比率を変えた生地)など変化のあるものの繰り返しの小さな柄を出すことが出来ます。 ドビーは規則的な繰り返しをするために織機を高速化しやすく、また逆に低速にして安定させて織る必要のあるパイル倍率や厚みの織物、フラットで均一であるのが望ましいプリント生地づくりに活用されます。
◇【レピア織機】 ヨコ糸を立てられる数だけ色の違うヨコ糸を、カードの信号で指示した順番で自由自在に通すことが出来るため、 色数の多いボーダー(縄織り)のヘム柄を出すことが出来ます。
◇【高速レピア織機】 大口ロット・短納期の場合は高速レピア織機で作成します。 高速織機の場合、筬と縦糸の摩擦が多い分 同じ織物を織った場合、縦糸切れする確率が高くなりますので注意が必要です。 特殊糸等を織る場合、高速レピア織機にはインバータ(スピード調節機能)が付いていますので 回転を落として織る事もあります。
◇【空調】 綿糸は室温30度近くの湿度を高くした部屋で手間暇をかけて作られます。 タテ糸とヨコ糸の強度と伸度を出すにはこれに近い温湿度にするのがいいのですが、パイルを均一に出すには温湿度は一般的に24℃ 65%前後にするのがいいとされています。 織機の上で糸をこすれ合うことによって発生し空気中を浮遊する、毛羽の発生量をおさえたり、空気が乾燥することによって静電気が生じ、糸同士がくっついたりからんだりするのを防ぐためにも織機室の温度を一定以上に保つ必要があります。
◇【ヨコ糸巻き機】 ヨコ糸は一般的なタオル全体の糸量の15%から20%をしめています。 織機ごとに異なるヨコ糸ボビンに巻き取っていくのがこの機械です。
◇【残糸整理機】 タテ糸やパイル糸を準備する際に、1本もm数の足りないものが出ないようにチーズに巻かれた糸長の約1〜3%の余裕を持って糸は分割され巻かれます。 この残った糸を再利用しますが、ヨコ糸にも専用の色をつけ、小口でリピートがされないものもあるために残糸の課題も持っています。
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