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レシピ&お菓子フォト
ハート形のカンパーニュ
珍しいキュートなハート形カンパーニュです。
ハート形の発酵かごで発酵させるので、綺麗な形に焼き上げることができます。
クープの模様でさまざまな表情を楽しむこともできます。
お気に入りのクープで飾った大きなハートを、大好きな家族や友達へのプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。
バヌトン1個分
- 【生地材料】
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- 準強力粉:240g
- 全粒粉:25g
- ライ麦粉:15g
- きび砂糖:15g
- 塩:4.8g
- インスタントドライイースト:1g
- 水:187g
- 【打ち粉用】
- 米粉またはライ麦粉:適宜
- 【コツ・ポイント】
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イーストを少量にし、冷蔵庫で低温長時間発酵させることで、小麦の甘みを感じる美味しいパンを焼き上げることができます。
形がくっきりに出るように、加える水の量を少し少なめにしてみました。
発酵かごの形がうまくハート形に誘導してくれますが、最初の成形も大事です。
丁寧に形を作ってから生地を発酵かごに入れましょう。
1. ボウルに粉類、塩、きび砂糖を入れて泡立て器でさらさらと混ぜる。
ドライイーストを加えさらに混ぜる。
全体に回すように水を加え、ボウルの中でゴムベラでざっくり混ぜる。
だいたい粉気がなくなったらボウルに固く絞った濡れ布巾をかけて30分寝かせ、水分を粉に吸水させる(オートリーズ)。
2. 台に出して20〜30回捏ねる。
その後まだ生地がざらついた状態のまま再びボウルに入れ、濡れ布巾を被せて30分寝かせる。
3. 30分経ったらボウルの中で4〜5回生地を折りたたむ(パンチ)、また30分置いて同じようにパンチする。
その後ボウルにラップをして1次発酵(冷蔵庫で6時間〜10時間)。
4. 冷蔵庫から出し、生地が2倍の状態に膨らむまで常温に置いておく(すでに2倍になっていたら復温30分)。
生地が2倍になったら生地とボウルの隙間に粉をふり(分量外)、カードで粉を押し込むようにしてボウルから生地をそっと取り出し、打ち粉をした台の上に伏せるように置く。
5. 気泡を散らすように指先で生地を優しく押して広げ、三つ折りをし、向きを90度変えてもう一度三つ折りをし、ボウルを被せてベンチタイム15分。
6. 生地を優しく四角に広げ、上から三分の一を折り、下から三分の一を折り、最後に二つ折りにして生地の表面が張るように綴じ目をとじ、台の上で軽くころころ転がし、真ん中が少し細くなるように成形する。
7. 米粉(またはライ麦粉)を発酵かごに茶こしでまんべんなく振りかける。
成形した生地をハート形に合うように綴じ目を上にしてそっと入れ、濡れ布巾をかけて二次発酵。
30〜35度で50分〜80分。
発酵完了前にオーブンを最高温度に予熱し始める。
8. 生地が型いっぱいに膨らんだら二次発酵完了。
生地をそっとオーブンシートの上に綴じ目を下にして出し、クープを入れる。
9. 生地に細かい霧の霧吹きをし、予熱したオーブンにオーブンシートごと滑り込ませて250度10分。
230度に下げてさらに15〜18分焼成してできあがり。
【失敗例】発酵かごにおさめる時に丸や三角に成形してしまうと、型から出したときにやはり綺麗なハート形ではなく、丸や三角に近い形になってしまいます(画像参照)。
きちんとハート形に発酵する形にしておさめると、型に沿って綺麗なハート形になります。
【クープについて】今回クープをどのような模様にしようか模索した時、シンプルにハートのクープを入れようとしたのですが、ハートのクープをめだたせることばかりに意識がいってしまいました。
そうではなくて、パン自体のハート形を際立たせたかったので、くるりと一周ハート形をなぞる様なクープを細かく入れることにしました。
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珍しいハート形の発酵かごです。横部分にはしっかりとバヌトン柄がつき、底部分は平らな板になっており、お好きなクープを入れることができます。
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繰り返し洗って使えるベーキングシートです。スポンジに少量の洗剤で洗えば、汚れもするっと落ちます。オーブンにちょうど良いサイズであれば、カットも不要です。
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透明で軽く丈夫なボウルです。生地の発酵具合を裏からも確認でき、とても便利です。