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レシピ&お菓子フォト
はちみつと生クリームの生食パン
巷で話題の耳まで美味しい生食パンを、少し小ぶりの一斤型で焼き上げました。
強力粉に少しの薄力粉を混ぜることで耳まで柔らかく歯切れの良い生地になり、はちみつと生クリームを配合することでほんのりと甘さの感じられるキラキラしたクラムになります。
きちんと保存袋で密閉しておけば、翌朝でも柔らかさが続きます。
生で食べてもしっとりおいしく、トーストすれば外サックリ、中もっちりの食感が味わえます。
型1台分
- 外国産強力粉:192g
- 薄力粉:28g
- きび砂糖:8g
- はちみつ:15g
- 塩:4g
- 生クリーム:40g
- 浄水:135g
- インスタントドライイースト:2g
- 無塩バター:20g
- 【コツ・ポイント】
- 少し加水の高めな生地なので、成形時には生地を傷めないように優しく手早く麺棒で伸ばして型入れしましょう。
3分割した生地は、巻き目をきちんとそろえて型入れしましょう。
冷めた後、軽く腰折れするくらいしわしわになるのが生食パンらしいと思うので、加水や焼成温度を工夫しました。
- ・粉は冷やしておく。
- ・浄水は気温が高い場合は冷水で。
- ・バターは常温に戻しておく。
1. 粉類、きび砂糖、塩、インスタントドライイーストをボウルに入れ、泡だて器で混ぜ合わせる。
別のボウルにはちみつと浄水と生クリームを混ぜ合わせておく。
粉類のボウルに、混ぜ合わせた液体を加えてゴムベラで混ぜ合わせ、固く絞った濡れ布巾をかけて30分おく。
(ホームベーカリーの捏ね機能で生地を作る場合は、無塩バター以外の材料をすべてパンケースに入れる。
スイッチスタートして10分捏ね、無塩バターを加えて更に10分捏ねる。
捏ねあがったら丸めてボウルに入れ、固く絞った濡れ布巾をかけて30分寝かせる。
その後、3. からの作業に移ってください。)
2. 捏ね台に出して捏ねる。
ある程度捏ねたら無塩バターを加えて更に捏ねる。
まとまってきたらたたき捏ねをし、生地に弾力が出てきたら丸めてボウルをかぶせ、30分寝かせる。
3. 30分後、生地を軽く三つ折りをし、90度回転させてさらに三つ折りをしてボウルに入れる(パンチ)。
固く絞った濡れ布巾をかけて一次発酵(1〜2時間)。
約2倍に膨らんだら発酵完了。
※発酵時間は目安です。生地の様子を見て判断してください。
4. 生地を捏ね台に出し、カードで3分割して手で優しく押し広げ三つ折りする。
90度回してさらに三つ折りにする。固く絞った濡れ布巾をかけて15分ベンチタイム。
5. 生地を傷めないように軽く打ち粉をし、麺棒で四角く広げる。
裏返して三つ折りにし、くるくると軽く巻き、巻き終わりををつまんで綴じる。
巻き終わりを下にして、スプレーオイルを吹き付けておいた型に入れ、固く絞った濡れ布巾をかけて二次発酵。
30度で30〜40分。
6. 生地のトップが、型の縁まで3cmに到達したところで発酵完了。
発酵完了までにオーブンを200度に予熱しておく。
7. 発酵完了したらスプレーオイルを吹き付けておいた型の蓋をしめ、オーブン温度を180度に下げて25〜30分焼成。
(焼成温度はご家庭のオーブンに合わせて調節してください)
8. 焼きあがったら火傷をしないようにミトンを嵌めた手でオーブンから出し、蓋を外してから布巾を敷いた丈夫な台に型の底辺をガンと打ち付けて蒸気抜きをする。
パンを型から出して網にのせ、粗熱がとれたらできあがり。
- 【失敗例】
・二次発酵の生地は型の縁から約3cmまで。
それ以上発酵させてしまうと、ホワイトラインのない、角がカクカクの角食が焼き上がってしまいます。
逆に全然発酵が足りないと、きれいな四角の食パンになりません。・国産の強力粉でも美味しく焼き上がりますが、外国産強力粉のほうがタンパク含有量が高く、ボリュームが出やすいので、今回はふわふわした食感になるようにカナダ産の強力粉を使用しました。
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フッ素加工が施された軽くて使いやすい型です。軽くオイルスプレーしておけば、焼き上げ時に型からスルッと外れます。面倒な空焼きも不要、お手入れ簡単です。
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手ごろな大きさでスプレーしやすいです。面倒な油脂を塗る作業がスプレーだと簡単にまんべんなくできます。