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レシピ&お菓子フォト


ストロベリーホーン

update:2017.03

コルネ型を使ったパイ生地のお菓子になります。
パイ生地は手軽に作れる速成パイ生地で作っています。
サクサクのパイの中には苺の果肉が入った練乳苺クリームがたっぷり入っています。
苺は加熱して少し水分を飛ばすことで味が凝縮してしっかりとクリームに苺の味と風味がつきます。
ピンク色のストロベリーチョコで可愛くお化粧し、春らしいお菓子に仕上げてみました。

ストロベリーホーン
ストロベリーホーン
使用する商品
ステンコロネ型 丸

パン生地やパイ生地を巻いて焼いてコロネに。錆びにくいステンレス製です。

材料

コルネ型8個分

【パイ生地】
  • 強力粉:60g
  • 薄力粉:50g
  • 冷水:60g
  • 塩:3g
  • 無塩バター:100g
【練乳苺クリーム】
  • 苺:100g
  • 砂糖:10g
  • 生クリーム:200cc
  • 練乳:40g
【その他】
  • ストロベリーチョコ:200g〜
  • 塗り卵:適量
  • フリーズドライストロベリー:適量
  • 粉糖:適量
ストロベリーホーン
ストロベリーホーン
準備

・パイ生地用のバターを1cm角程度に切り冷蔵庫で冷やしておく。
 冷水に塩を入れ、よくかき混ぜて溶かしておく。

作り方
【パイ生地】

1. ボールに強力粉・薄力粉・バターを入れ手でバターと粉を合わせる。
バターを練らずにつぶすように合わせ、バターが半分位の大きさになればOKです。
手の熱でバターが溶けないよう手早く行うのがコツです。

2. 中央を少し窪ませ、塩を溶かした冷水を加えゴムべらでザッと混ぜる。
大体混ざったら手で一まとめにまとめる。
バターの粒々、粉っぽさが残ってる状態です。
これを厚さ1cm位の長方形にしてラップで包み冷蔵庫で2時間以上冷やす。

3. 折り込み。
台にラップを敷き、打ち粉をしてラップの間で麺棒で押すようにして伸ばしていく(直接台の上で作業しても良いです)。
厚さ5mm程度になるまで伸ばしたら3等分に折る。
まず手前のを折って、真ん中部分がきちんと端まで生地が重なるように手で整え、向こう側の生地も同様にして綺麗な長方形に。

4. 向きを90度回転させてもう一度同じ事を繰り返す。
ラップをして冷蔵庫で2時間以上休ませる。
この3つ折りの作業をあと2回行い、計6回3つ折りを行う。
折り込みが終わるころにはバターの粒もなくなり、生地が白っぽくツヤも出ます。冷蔵庫で2時間以上冷やします。

※ポイント バターが溶けだしたら作業を中断して一度冷蔵庫でしっかり冷やしてから折り込みするようにして下さい。
バターが溶けた状態で無理に折り込みを行うと綺麗に層が出なくなる可能性があります。コツはとにかく手早く行う事です。

5. パイ生地を成形する。
まずパイ生地を横半分にカット。
一つはラップに包んでひとまず冷蔵庫で待機させる。
台に打ち粉をして麺棒で押すようにして伸ばし、10×50cm程度に伸ばす。
カードやパイカッターで4等分にカットする。
もう一つの生地も同様にし、全部で8本分作り、冷蔵庫で30分程冷やす。
(冷蔵庫に入れる際は表面に少し打ち粉をし、半分に畳んで冷やすと良いです)

6. コルネ型に巻きつけていく。
まずコルネ型に指で薄くバターを塗っておく。
パイ生地の1/3程度に溶き卵を刷毛で塗る。
コルネ型に溶き卵を塗った部分が重なるようにしてパイ生地を巻きつけていく。
やや斜めになるように巻きつけていくようにします。
巻き終わりが下になるようにしてオーブンシートに置く。
残りも同様に巻きつけていく。

7. 巻き終わったら表面に溶き卵を塗り、200℃に予熱したオーブンを190℃に下げて、約25分焼成する。
(焼成時間は各家庭のオーブンによって調整して下さい)焼きあがったら網の上で少し冷まし、コルネ型を抜いてしっかり冷ます。
コルネ型を抜く際は、パイ生地を優しく持ち、型を少しひねるようにして引っ張り出せば綺麗に抜けます。

【練乳苺クリーム】

1. 苺を小さくカットし砂糖をまぶして数十分、水分が出てくるのを待つ。
小鍋に入れ、弱火〜中火にかけて苺をつぶすようにゴムべらで混ぜながら水分を軽く飛ばす。
果肉が潰れてトロっとしてきたらボールに移し、しっかり冷やす。

2. 生クリームと練乳を合わせ、絞りやすい固さになるまで泡立てる。
1. の苺を加えゴムべらで混ぜ、1cm程度の丸口金をつけた絞り袋に入れる。

【仕上げ】

1. コルネの空洞にたっぷりとクリームを絞り入れる。
全て絞り終えたら端を少しだけカットして平らにする(こうするとチョコをつけた時綺麗にチョコがつきます)。
冷蔵庫で冷やす。

2. ストロベリーチョコをテンパリングする。
チョコを湯煎にかけて45℃程度に溶かす。
次に水を張ったボールにチョコのボールの底面をつけ25℃位まで温度を下げる。
再び湯煎に数秒かけ31℃まで温度を上げてテンパリング終了。

※チョコの中に水が入らないよう注意して下さい。

3. コルネの両サイドにつける。
底部分はボールの淵で少し落としてシートの上に置く。
ペーパーコルネ等にチョコを入れて表面にも少しかけ、フリーズドライストロベリーを散らす。
ほんの少量粉糖をふりかけて冷蔵庫で冷やして出来上がり。

※今回はストロベリーチョコを使いましたが、無ければホワイトチョコにストロベリーパウダーを混ぜ込んで使ってもokです。
もしくはホワイトチョコのみでも美味しく召し上がれます。

ステンコロネ型 丸 の感想

まず空焼不要で届いたらすぐに使えるところが便利です。コルネ型と言えば三角形が定番ですが、こちらは両方に穴があるので、食べる際に最後までクリームの偏りがなく頂いてもらえる所が作り手としても嬉しい限りです。少しバターを塗るだけでスルッと外れますので、壊れやすいパイ生地のお菓子でも型離れを気にせず安心して使えました。

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