※【画像表示について】
画像が表示されない場合は、お手数ですがsupport@majimaya.comまでご連絡下さいませ。

レシピ&お菓子フォト


サクラどら焼き

update:2017.02

桜の焼印を押した春に作りたいどら焼きです。
中には桜餡と柔らかい求肥が入っています。
桜餡は白こしあんから手作りしています。
豆から作るこしあん作りは少し大変ですが、手間暇かけて作った餡の味は格別。
可愛い桜の焼印がついたどら焼きはお持たせにもピッタリです。
ぜひ見た目、味ともに春を感じてみて下さいね。

サクラどら焼き
サクラどら焼き
使用する商品
真中丸さじ【ドラシャジ】

生地をすくって銅板へ流します

使用する商品
真中ヘガシ金 中(65)

ドラ焼きの皮を返したりするのに使います。

使用する商品
焼きごて桜 焼印

お菓子やパンのワンポイントに

材料

10〜12個分

【基本の白こしあん】

出来上がり量約450〜500g

  • 白いんげん豆(今回は大手亡):200g
  • 砂糖:160g
【桜餡】
  • 白こしあん:400g
  • 桜の葉塩漬け:8枚(こしあん100gにつき2枚使用)
  • 赤色色素:適量
【求肥】
  • 白玉粉:30g
  • 砂糖:60g
  • 水:60g
【皮】
  • 卵:150g
  • 砂糖:120g
  • 蜂蜜:30g
  • 重曹:2g
  • 製菓用米粉:180g
  • 水35g
サクラどら焼き
サクラどら焼き
準備

・白いんげん豆をザルで洗い、たっぷりの水で一晩つける。
 約2倍の大きさになります。

作り方

1. 鍋に豆とたっぷりの水を入れ沸騰させる。
沸騰したらそのまま3分程煮て、灰汁を取る。
その後差し水をし(びっくり水)、温度を下げる。
再び沸騰したら再度差し水をし、再沸騰させ、そのまま更に3分程煮る。
ザルにあけて流水で洗う(渋きり)。

2. 鍋に豆を戻し、水を多めに加え火にかける。
沸騰したら火を弱め豆が柔らかくなるまで40分程煮る。
指で押して簡単に潰れるくらいになるまで。
(圧力鍋を使えば時間が軽減出来ます。
ピンがあがったら弱火で15分加圧し、火を止めて圧が抜けるまで放置。)

3. 大き目のボール(無ければ大きめの鍋でも可)にザルをかけ、煮上がった豆をお玉ですくい、茹で汁ごと入れ裏ごす。
豆の中身(呉と言います)がザルにくっついて漉しづらければ流水をかけながら裏ごす。
全て裏ごしたらたっぷりの水を注ぎよく混ぜ、しばらく放置して呉を沈殿させる。
上水のみお玉ですくい捨てる。
再びたっぷりの水を注ぎ良く混ぜて沈殿させ上水を捨てる。
この作業を全部で4回程繰り返す。(上水が澄むまで)

4. 水が澄んだら上水を捨てれるだけ捨てる。
さらし布巾を水で濡らし固く絞った物をザルにかけ、呉を流す。
ぎゅーっと力を入れて絞り水分を切る。
さらしの中に残った物が生あんになります。

5. 鍋に水100ccを入れ沸かし、砂糖を加えて煮溶かしたら生あんを加える。
ヘラで混ぜながら加熱し、あんをすくって落としたときに山のようにこんもりした形に残る状態になるまで炊き上げ火を止める。
小分けにしてバットに広げ冷ます。(小分けにしておくと早く冷めます)

【桜餡】

ボールに桜の葉と水を入れ、15分程塩抜きする。
水分をキッチンペーパーで拭き取り、真ん中の太い葉脈を取り除き細かいみじん切りにする。
白こしあんに赤色粉を適量加えて色付けし、桜の葉を加えて混ぜる。

【求肥】

レンジ使用可のボールに全ての材料を加えよく混ぜる。
600wのレンジで2分加熱したら(ラップ無し)一度取り出して全体をよく練り混ぜる。
再度レンジで1分30秒加熱してよく混ぜる。
バットに片栗粉を適量広げ求肥を入れ軽く平らにしたら、乾かないようにラップをかけてそのまま冷ます。

【皮】

1. ボールに全卵を入れホイッパーで溶きほぐし、砂糖、蜂蜜も加え混ぜる。
重曹に分量の水から少し取り分けて加え混ぜる。
米粉を半分加え混ぜ、残りの水、残り半分の米粉の順に入れ混ぜる。
生地が出来たらボールにラップをしてそのまま常温で30分程休ませる。

2. フライパン、もしくはホットプレートを中火で温め油を薄く塗る。
丸さじ1杯分の生地を円の中心から流し、フタをして焼く。
表面がプツプツしてきたらヘラで裏返す。
裏は15秒程度サッと焼く。
シートを敷いた上に皮を置き、乾かないようにラップをかけて冷ます。
全ての生地を焼きます。

※どら焼きの皮は砂糖がたっぷり含まれているので焦げやすいです。
また小さくて薄いのであっという間に焼けます。
ホットケーキなどと同じ感覚で焼くとすぐに焦げますので注意して下さい。

※皮はフライパンでももちろん焼けますが、おすすめはホットプレート。
均一に火が通って表面が綺麗に焼けます。
大きさによっては一度に3〜4枚同時に焼けるので時間軽減にもなります。
お持ちであればぜひ使って焼いてみて下さい。

【仕上げ】

1. 大きさの揃った物を2枚1組にして餡を挟んでいく。
皮の裏に桜餡を適量塗り、求肥を小さくカットした物を真ん中に乗せる。
求肥が見えなくなるくらい桜餡をたっぷり挟んだら、もう1枚の生地でサンドする。(桜餡は1個当たり35〜40g程。)

2. 焼印をつける。直火で焼印の先端のみを温める。
残った皮や形の崩れた皮があれば焼印押しの試しに使う。
しっかり熱されていれば軽く表面に当てるだけでジュッと一瞬で焼印が付きます。
ジュッと音が鳴らず綺麗な焼印がつかなければ加熱が足りません。
十分加熱してから焼印を中央に押します。

※焼印部分は大変熱くなっています。
熱くなっているか確認するために手で触ったりは絶対にしないで下さい。
火傷にはくれぐれもご注意ください。

3. 最後にひとつづつラップをして皮の端をくっつけるように形を整え、餡と生地をなじませる。
出来上がり。

真中丸さじ・ヘガシ金 の感想

程よい大きさの丸サジとヘラで、適度に重さがあり高級感を感じさせてくれるお道具です。普通のお玉やヘラ等でも代用出来ますが、どら焼き専用と言う事でやはりとても使いやすいです。一サジでやや小ぶりのどら焼きの皮を作る事が出来ます。道具が揃うと和菓子作りも一層楽しくなります。

真中丸さじ【ドラシャジ】 >> 
真中ヘガシ金 中(65) >> 
焼きごて桜 焼印 の感想

焼印があるだけでお店で買ったようなどら焼きに仕上げる事が出来ます。桜は日本を象徴する花でもあり、和菓子にぴったりなので色々なお菓子に使えそうです。大きさも丁度良く、お菓子を華やかに彩ってくれました。おまんじゅうやカステラ等にも使ってみたいです。

【焼きごて桜 焼印 >>