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レシピ&お菓子フォト
基本のタルト(アーモンドのタルト)
タルトはフランス菓子の中でも、大変に歴史があると言われています。
シンプルなものからフルーツやクリームで綺麗に飾ったものなど沢山の種類のタルトがありますが、今回は本当にシンプルに様々なタルトの土台に応用できる基本のタルトを作りました。
代表的なタルト生地のパートシュクレと呼ばれる生地を型に敷き込み、基本のアーモンドクリームを入れて焼き上げます。
今回はスライスアーモンドをのせて、フランスの伝統菓子のアーモンドタルト(アマンディーヌ)を作りました。
スライスアーモンドの次は、洋梨のコンポートをスライスして並べて焼いた洋梨のタルト(タルト・オ・ポワール)や栗のタルト(タルト・オ・マロン)など、色々アレンジができるのでタルトの幅も広がりますね。
- 【タルト生地】
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- 無塩バター:60g
- 砂糖:50g
- 塩:ひとつまみ
- 卵:25g
- 薄力粉:130g
- 【アーモンドクリーム】
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- バター:60g
- 砂糖:60g
- アーモンドパウダー:60g
- 卵:60g
- バニラオイル:適量
- 【仕上げ用】
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- スライスアーモンド:50g
- 粉糖:適量
1. 薄力粉をふるい、バターと卵を室温に戻す。
2. 室温に戻したバターをボールに入れ、泡立て器でクリーム状にし砂糖と塩を加えてすり混ぜる。
溶いた卵を2回に分けて加え、そのつど泡立て器ですり混ぜる。
3. ふるった粉類を加え、粉っぽさがなくなるまでゴムベラで混ぜ合わせたら、生地を丸く平らにしラップで包み、冷蔵庫で1時間程度寝かせる。
4. 室温に戻したバターをボウルに入れ、泡立て器でクリーム状にし砂糖を加えて泡立て器ですり混ぜたら、ふるったアーモンドパウダーを加え混ぜる。
5. 室温に戻した卵を3回に分けて加えすり混ぜ、最後にバニラオイルを加えてゴムベラで混ぜ合わせ生地を整える。
6. 冷やした3.のタルト生地を打ち粉をたっぷりとした台にのせめん棒で型よりひとまわり大きく伸ばす(直径約28cm程に。台に生地がつかにようにずらしながら伸ばすと良い。)
7. 生地の粉をはらい、めん棒に生地をくるくると巻き付け、型の上に生地をたるませるように素早くのせる。
(生地が切れるのでめん棒を型に押し付けないようにしながら、生地をめん棒から外していく。)
8. 指で生地を型の角にやさしく押し込むように密着させる。
めん棒を型の上から転がし生地を切り落とす。
9. 指の腹で生地を型の角と側面に押し当てて生地をきれいに整える。
10. 敷きこんだ生地にフォークなどで空気穴をあけ、5.のアーモンドクリームを型に入れ表面を平らにならす。
11. スライスアーモンドを全体に散らし、予熱したオーブンで170℃で40分程焼く。
12. ケーキクーラーの上で、ココット等を使いタルトの枠を外して粗熱を取る。
13. 熱が取れたら底板を外し、粉糖を全体にふり完成。
- 【ポイント1】
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4. のアーモンドクリームは、空気を含ませないようにすり混ぜる程度でよい。
空気を含ませると焼成時に生地が膨らみ、上にのせたアーモンドやフルーツなどが下に沈むので注意。 - 【ポイント2】
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生地を型に敷き込む時、生地が切れたりしてきれいに敷き込むことができなかった時は、余った生地を型の角や側面に貼り付け密着させ補修する。
*室温で柔らかくなった生地は切れやすいので、冷蔵庫で冷やした生地を伸ばして敷き込んで下さい。) - 【ポイント3】
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洋梨や栗などのタルトを作るときは、11. でスライスアーモンドの代わりに、スライスした洋梨のコンポートや栗をのせて焼く。
- 【ポイント4】
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イチゴのタルトなどフルーツのタルトを作る時は、10. で表面を平らにならしたらそのまま焼成。焼成後、生クリームやカスタードクリームをのせてイチゴなどのフルーツを飾る。
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底取れのタルト型なので、型抜けが良く焼成後の生地がとても扱いやすい型でした。また熱伝導が良い型で側面の焼き色がきれいに焼き上がります。 フッ素樹脂加工の型なので、生地が型につくことはもちろんなく、使用後のお手入れが楽でした。 型がとにかく軽い素材でできていて、とても扱いやすいのでストレスなく使用できる型でした。 型の側面が直角に焼きあがるタルト型なので、すっきりとした感じに焼き上がりました。