お菓子・パン型選びはお客様が
優先される内容によって選び方が変わります。
どの素材・表面加工が適しているのかを
ぜひチェックしてみてください。
Point1 | Point2 | Point3 | ||||
熱通りのお話 | 型離れのお話 | サビのお話 | ||||
焼き菓子はキレイな焼き色を左右する「熱通り(熱伝導)」がとっても重要。作りたいお菓子によって、材質をチェックして下さいね!
焼き菓子の型に迷ったら鉄素材を!?
フィナンシェやマドレーヌなど一般的な焼き菓子なら熱通りのいい鉄素材で◎。鉄素材は別名:アルタイト、ブリキ、アルスター、ギルア、スチールなどと言います。
カヌレに向いているのは銅
パリッと食感がポイントのカヌレは熱通りがピカいちの銅製で。本場フランスでも銅の型が使われます。
シフォンは迷ってもアルミ!
十分な熱通りによってふっくら仕上がるシフォンはアルミをチョイスするのが絶対◎
フランスパンもアルミ
こちらもパリっと食感がとっても大事。それには銅天板が一番だけどちょっと高価。馬嶋屋では銅に次ぐ熱通りのアルミ製の専用型がございます。
焼冷兼用!1型で使いまわしたい
サビにも強く、オーブンも使える1型で2度おいしい♪そんな素材もあります。主な材質はシリコンゴムやステンレス、アルミなどがございます。
向いているお菓子
焼き菓子全般、冷や菓子全般
冷やし型にはサビない素材を!
冷や菓子を作るときはほとんどのレシピに水分を必要とします。だからサビてしまう鉄素材はNG。蒸し物をする場合も鉄素材は×。おすすめはステンレス、アルミ、シリコンゴム、プラスチックなど
向いているお菓子
チョコレート、ゼリー、プリン、和菓子など
お菓子作りに重要な型離れ。お菓子がスっと抜けたときの感触は誰もが憧れますよね?
型離れを左右する表面加工もチェックしておきましょう。
あなたはどっち派?
まずは2つのタイプからご紹介
長持ち・コスパ重視。プロ仕様は加工無し
主に鉄素材は使い始めに「空焼き」を行うことでサビにくくなりますがそれでも鉄はサビが心配。使い終わりは水で洗わず拭き掃除程度で。残った油が馴染むことで型離れ・サビ予防効果を発揮。お手入れ次第では1番長持ちでお菓子作りをしっかりサポートしてくれます。
手軽・すぐ型離れ重視は加工有り
使い始めから型離れ良好なのがシリコン加工やテフロン加工がされた型。空焼きの手間がなく扱いやすさが人気。ただし、加工がとれると型離れが。その場合は買い替えか再加工が必要です。
お菓子型の多くは金属製のため、特性上必ずキズがあったりサビてしまったり・・・。 サビについては使い終わりのお手入れと適切な保管方法で十分ケアできます。 お客様のお菓子作りライフに合わせて材質をチェックして下さい。
サビに注意!水洗い厳禁なのは鉄素材
お菓子型として万能な材質の鉄素材ですが、水分が大敵。夏場の湿気だけでもサビてしまうデリケートな材質です。使い終わりは、空拭き程度で〇。型に残った油がサビ予防にもなります。どうしても汚れが気になる場合は軽く水洗いしたのちにオーブンの予熱でしっかり乾かして下さい。その後は紙など湿気をとるものでくるみ風通しのいいところで保管してください。
材質の特徴をみる
サビに強いステン、アルミ、シリコンゴム
ステンレス(その中でも18-8という種類)やアルミはサビにくい金属の代表格。また、シリコンゴム、プラスチック、陶器は金属ではないのでもちろん水洗いOK。汚れが気になる方やお菓子作り初心者の方でも安心してご利用頂けます。
材質の特徴をみる
材質の特徴
あなたにピッタリの型の材質がわかったら、もう少し詳しく材質の特徴をチェックしよう。
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使用上のご注意
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水への付け置きはしないで下さい。
金タワシ、研磨用スポンジは使わないで下さい。
食洗機は使わないで下さい。
強くこすらないで下さい。
使用時は離型油を使用して下さい。
オーブン以外では使用しないで下さい。
万が一水洗いをした場合は、水気を拭き取りよく乾かして下さい。
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金属型のキズについて
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金属製の型には製造工程上または材質の特性上、必ずキズがございます。当店でお届けしました商品はご使用においては影響しない良品の範囲内での商品となります。
これらの理由によるご返品または交換はお受けできない場合がございますのでご了承下さい。
以下の画像は一例です。掲載画像以外も対象外となる場合がございます。
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材質 | サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離 |
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鉄素材▼ ブリキ、アルタイト、アルスター、ギルア |
× | ○ | ○※ | ○※ |
アルミ | ○ | ◎ | × | △ |
アルブリット▼ アルミにテフロン加工 |
○ | ◎ | × | ◎ |
銅 | × | ◎ | × | △ |
ステンレス | ○ | × | × | △ |
アルミダイキャスト▼ 鉄とアルミの合金 |
△ | ○ | × | △ |
シリコンゴム | ○ | × | × | ◎ |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
弱い | 良い | ※必要 | ※良い |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
強い | 良い | 不要 | ※▲ |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
弱い | 良い | 不要 | ▲ |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
※強い | 悪い | 不要 | ▲ |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
※▲ | 良い | 不要 | ▲ |
サビ | 熱伝導 | 空焼 | 型離れ | |||||
強い | 悪い | 不要 | 良い |
空焼きの方法
※空焼きの目的※
【機械油や汚れを焼き切る】
【メッキの耐久性をアップする】
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空焼きが必要なのはブリキ・アルタイト・アルスター・ギルアなどの下地が鉄素材のものです。
その中でもシリコン加工、テフロン加工のものは空焼きしてはいけません。
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手順1 | 手順2 | 手順3 | ||||
何も塗らず | 最高温度で | 15分程度 |
馬嶋屋で推奨してる空焼きの方法は、ご購入後に初めてご利用頂く前に1回だけ
シリコン加工・テフロン加工
使い始めから型離れ良好なのがシリコン加工やテフロン加工がされた型。空焼きの手間がなく扱いやすさが人気。ただし、加工がとれると型離れが。その場合は買い替えか再加工が必要です。
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使用上のご注意
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型離れ効果のある加工ですが、ご利用時は必ず油脂をご利用下さい。
これらの加工は油脂を塗る手間を省くものではなく型離れ効果に対して補助的な役割とお考え下さい。「油脂は不要」とご案内されているショップ様もございますが、当店では推奨致しておりません。
空焼き、水への付け置きはしないで下さい。
金タワシ、研磨用スポンジは使わないで下さい。
食洗機は使わないで下さい。
強くこすらないで下さい。
使用時は離型油を使用して下さい。
オーブン以外では使用しないで下さい。
万が一水洗いをした場合は、水気を拭き取りよく乾かして下さい。
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表面の感触について
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シリコン加工やテフロン加工は手の感触ではわからないほどの薄い塗膜です。
そのため、手のひらでの感触はこれらの塗装前の金属材質そのものの感触となります。
塗装前の金型の製造工程上において、ざらざらした感触のものもございますが
塗装の離型効果そのものには影響ございませんのでご安心ください。
また、シリコン加工は高熱によって樹脂加工するため金型プレス工程時の機械キズや擦り傷まで浸透します。
型に見える線や模様はキズは樹脂加工による結果です。使用には問題ございません。
これを理由とする商品のご返品・交換はお受け致しかねます。
以下の画像は一例です。掲載画像以外も対象外となる場合がございます。
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