バランスを崩すと？

お肌にとって、水分の分泌より油分の分泌の方が早く大量に行うことができます。何かの原因で水分が不足すると、お肌は自らを守るために、油分を分泌します。

その結果、水分が少なく、油分が多いギトギトした皮脂が大量にお肌に行き渡り、私たちを悩ませる事になるのです。

• 油っぽいのに敏感で、トラブりがちなお肌に
• バリア機能が衰え、ニキビや肌荒れが頻発
• 潤っているように見えて、実は脱水状態のインナードライ肌に
• Tゾーンと、Uゾーンの境目(鼻の周りや、ほうれい線あたり）が赤くなったり、黒ずむ混合肌に
• 毛穴の黒ずみが悪化。皮膚も分厚くなりキメが乱れた汚肌に

• 汚れが取り切れていない
  弱酸性の洗顔フォームは、洗浄力が弱くお肌のキメに、汚れを残しがち。キメは皮脂の通り道。そこが塞がることで、皮脂が全体に行き渡ることができなくなっています。
• 合成界面活性剤
  固形石鹸以外の洗顔料のほとんどに、合成界面活性剤が洗浄成分として使われていますが、それがお肌の保湿能力を徐々にむしばみ、年々水分を保てないお肌に変えてしまうのです。
• ストレス、緊張
  緊張や集中をすると、自律神経が働き、水分が失われます。バリア機能を保つため、お肌は油分を緊急分泌。
  → 脂取り紙の使用は厳禁。一気に皮脂を取るので、肌は驚いて大量のギトギト油を分泌。ティッシュで押さえましょう。
• 油分を与えないスキンケア
  油分が足りないとお肌は「潤い不足、危険！」と認識して、水分の少ないギトギトした皮脂を必要以上に分泌。

洗顔について

固形の石鹸は弱アルカリ性のため、汚れ（弱酸性）を落とす能力はピカイチ。しかも、お肌への刺激は合成洗顔料とくらべ、格段に低く、お肌への負担も軽減し、将来的に乾燥肌になるのも防いでくれます。

洗顔を石鹸に変えただけで、一気にお肌のバランスが良くなることも。石鹸洗顔は、朝晩の2回。それ以上でもそれ以下でも×。

よく泡立て、泡で洗うようにする。すすぎに熱いお湯は×。体温より低い温度の超ぬるま湯を優しくお肌に当てるようにする。強いシャワーを直接顔に当てるのも、天然の潤い成分が流され乾燥を招くため、それもお止め下さい。

大量の水分、適度な油分

潤いは、お肌のバリア機能を高め、皮脂のバランスを正常に近づけます。

油分を怖がってはいダメ。油っぽいのを気にしてオイルケアを避けていると、お肌は乾燥を察知して、ギトギトの油を大量に分泌するからです。

化粧水について

化粧水を、これ以上お肌が吸い込めないほどたっぷりと入れ込みます。コットンは使わず手で優しくなんどもハンドプレスをすると、驚くほどたっぷりと入り込んでいくことが分かるはず。

ほとんどの方は、お肌表面を潤す程度で、角質の深くまで水分が浸透せず、乾燥しています。化粧水は、流れ落ちるくらいたっぷりと使うことが大切です。

オイルについて

オイルをしっかり入れ込むことで、余計な油分の分泌が抑えられます。特に混合肌の方は、TゾーンにもUゾーンと同じくらいたっぷりと油分を与えます。次第に皮脂分泌の差が減り、毛穴も閉じていきます。

セサミオイルや、エッセンシャルオイルなど、植物の中には、皮脂バランスを整える働きのあるものも。それらを上手に使ってバランスを整えるのも○。

バランスを崩したお肌にオススメなセット

ミロビーナトータルスキンケアセット

ソープとオイルの原料のビューティーセサミオイルには、皮脂分泌のバランスを取る高い効果が。さらりとしたオイルで、オイル初心者様にもオススメ。酵素の効果で、古い角質を取り去り、つるつるのお肌にする効果もあります。

化粧水には、浸透性が高く、また引き締め効果も高い月桃をチョイス。お肌にぐんぐん吸い込まれ、皮脂のバランスを整え、きめをふっくらと整え毛穴も目立たなく。

セサミクリームは、質の落ちてしまった角質の保湿力の少なさを補い、日中は一日中潤いを守り、また寝る前に使うと、その高い栄養効果で艶と輝きを取り戻し、毛穴を引き締める働きもあります。