スタールビーもっとも有名な稀少石として有名なルビーにおいて、とりわけアステリズムの効果を見せるスタールビーは、極めて稀少な存在で、コレクター垂涎の一品です。
結晶中に発達したシルクインクルージョンが丁寧に、そして整然と並ぶことによって生まれる神秘的な「スター」というアステリズム。(商品番号 57140)
|
■スター効果とは・・・ 光の筋が何本にも走って、星のように見える効果を、「スター効果」または、「アステリズム効果」「星彩効果」と呼びます。 |
|
■スターの評価ポイントは? スター効果を持つ宝石としては、ルビー、サファイア、ローズクォーツ、スピネル、ガーネットなどが有名です。 1、こんもりとした山のふくらみのあるカボッションカットの頭頂部にスターの中心が来ているかどうか。 2、スターの線がはっきりと出現しているかどうか。ストーンの端にまでしっかりとスターの線が確認できるかどうか。 3、スターの線にゆがみがないかどうか。 さらに、宝石自体の色の美しさや、透明度、大きさ、カボッションカットのふくらみの高さなども評価し、価値判断・価格が決められます。 |
||
スターサンストーン十文字にスターが出現する、金属の結晶片を含む宝石スターサンストーン。
横筋状のルチル(内包物)が丁寧に整然と並ぶ様相が確認でき、実に神秘的です。 スター部分が黄金色・ゴールド色であることも特徴です。(写真はイメージです) |
スターサファイア大粒8カラットものスターサファイヤの貫禄リングです。
スターは少しのスポットでくっきりと出現。シャープにまっすぐ、石の端にまでスターが出現しますから、上品質な「スター」であることがわかります。(商品番号 10057341)
|
スターサファイヤ迫力あるスターに感動!
スターサファイヤ3.415カラットに出現するスターは実に見事。サファイヤは通常、加熱されてより美しさを引き出す処理方法が施されるのですが、加熱することによってスターを生み出す内包物が消えてしまうので、スターサファイヤは非加熱です。自然のままの美しさを堪能してください。 (商品番号 ahhm0101) |
スター効果を持つジュエリー を見る |
クリソベリル キャッツアイ最高品質のハニーカラーに、高い透明度を有し、キャッツアイがまっすぐゆがみなく、ストーンの端にまで出現するクリソベリルキャッツアイ。ここまで強く輝くキャッツアイはそうそうございません。(商品番号 10052864) |
■キャッツアイ効果とは・・・ キャッツアイ効果とは、宝石に上から光を当てると、宝石の表面に猫の目のような光の線が現れ、石を動かすとその線が移動する光の特殊効果のことです。 フランス語でChatoyancy(シャトヤンシー)または変彩効果(へんさいこうか)とも呼ばれます。 ■キャッツアイ効果はなぜ生まれる?キャッツアイ効果は、宝石底面に針状結晶のインクルージョン(内包物)を持つ宝石に対して、半球形カボションカットを施すことで出現します。 |
|
■キャッツアイの評価ポイント キャッツアイもスター効果を持つ宝石と同じように、以下の3つのポイントを抑えて購入・鑑賞してみましょう。 1、こんもりとした山のふくらみのあるカボッションカットの中心にキャッツアイが出現するかどうか 2、キャッツアイのライン・線にゆがみがなくまっすぐ走り、 3、カボッションカットの端にまでキャッツアイのラインがしっかり出現しているかどうか。
一般的にキャッツアイと呼ばれる宝石は、「クリソベリルキャッツアイ」のことを指しますが、「キャッツアイ」は効果の名前ですから、宝石名・鉱物名をしっかりと確認してお求めください。 |
||
ブラックオパールキャッツアイ色斑がストーンの斜めを横断するようにしっかりと出現し、キャッツアイ効果を見せてくれる稀少なブラックオパールキャッツアイです。 特別な強いライトを当てずとも、し色斑が常にキャッツアイ効果を楽しませてくれます。 (写真はイメージ) |
バイカラートルマリン キャッツアイストーンのちょうど半分・真ん中で茶色を帯びた赤と深いグリーンの色を二分しながら、キャッツアイが走るというなんとも贅沢な要素をもちます。
(写真はイメージ) |
アパタイト キャッツアイ宝石質のアパタイトキャッツアイは、めったと出会うことのない稀少石です。青緑のアパタイト独特の彩りが魅力的です。
(商品番号 ahhm0066) |
キャッツアイ効果を持つジュエリー を見る |
アレキサンドライト大粒貫録のアレキサンドライト。
間違いなくブラジル産でしょう。なんと1.87カラットという奇跡のサイズで青みどり〜赤紫へと、石全体が見事にカラーチェンジしています。 (商品番号 gd-gw418-24) |
■変色効果・カラーチェンジとは・・・ 変色効果(カラーチェンジ)とは、異なる光源下で宝石の地色が違って見える現象のことを指します。 アレキサンドライトの場合は、緑系の光と、赤系の光をほぼ同じ割合で反射する性質を持っているため、光源によって、その反射する光が見え、カラーチェンジしているように見えるのです。 |
|
■多色性との違いは? 変色効果とは別で、光とは関係なく見る角度によって宝石の色が異なって見えたり、見る角度によって色の濃淡が変化して見えたりする特性を「多色性」といいます。 「変色」という宝石ですから、どれくらい「変色」するのか、そのギャップが大きいほどに価値・評価が高まります。 |
||
アレキサンドライト キャッツアイ変色効果だけではなく、キャッツアイ効果をも持つ稀少石の中の稀少石「アレキサンドライトキャッツアイ」
稀少なブラジル産アレキサンドライトキャッツアイなんと1.76カラット。あまりにも稀少です。 (商品番号 ahhm0030) |
UVカラーチェンジ稀少なカラーチェンジスキャポライト(スカポライト)
カラーレスのスカポライト。 けれど、UVライトが当たると黄金色にカラーチェンジ!!そのカラーチェンジは、かなり明瞭で明確です (商品番号 53229 ) |
カラーチェンジアンデシン一般蛍光灯下では、深いグリーンの地色が存在感を描くようにその彩をしっかりと見せつけます。
そして、オレンジ色の光源の元では、赤色へとカラーチェンジ!濁りなく、高き透明度を誇る上質のアンデシンです
(商品番号 57699) |
カラーチェンジ効果を持つジュエリー を見る |
オレンジムーンストーン・キャッツアイ乳白色のオレンジカラーをボディに持ち、頭頂部にキャッツアイが出現する魅力たっぷりのオレンジムーンストーンキャッツアイ。 (商品番号 57777) |
■シラー効果とは・・・ アルカリ長石を半球形のカボションカットした際、内部の層状構造によって光の反射と錯乱がおきることにより、表面に現れる白〜青の月光のような光が出現することを、シラー効果と言います。 ムーンストーンがシラー効果を宿すのは、二種類の鉱物が交互に重なり合って薄層を作り、光の反射と錯乱がおきて、表面に白〜青い光が現れます。 |
|
■似た宝石「ムーンストーンとラブラドライト」の違いって? ムーンストーンは、「ムーンストーン・フェルドスパー」に属し、「レインボーロイヤルブルームーンストーン」と呼ばれる、青や白だけではなく、
虹色のシラーが出現する宝石の正式名は、「ラブラドライト・フェルドスパー」です。 |
||
■似た効果 ・イリデッセンス 石の内部光の干渉によって、虹色のような色彩効果が出現することをイリデッセンスと呼びます。 ・テネブレッセンス 紫外線を当てると色が変わり、通常の光の元で時間が絶つともとに戻る変化のことを、テネブレッセンスと呼びます。 ・アベンチュレッセンス ヘマタイトや銅の小片がたくさん内包した宝石に起こる効果で、内包されたヘマタイトや銅の小片が光を反射させてキラキラ輝く効果をアベンチュレッセンスと呼びます。 |
||
ムーンストーンジュエリー を見る |
ブラック オパール遊色効果の代表的な宝石・ブラックオパール。
こちらは、濁りや曇り感が一切感じられない、明瞭な発色・色斑を魅せるブラックオパール。
大きさも3ct超で誇らしい大粒さ。 (商品番号 10059229) |
■遊色効果とは・・・ 様々な色彩が湧き上がり、揺らめくような虹色が出現する効果のことを、遊色効果
・プレイオブカラーと呼びます。 オパールは、規則的に配列した球状のシリカ(珪素)粒子と水分が混じりあってできた、珍しい非結晶の宝石です。
シリカ粒子がプリズム(プリズムを通った光は七色に分かれて見える)の役割を果たし、虹と同じような現象が起き、遊色効果が生まれます。 |
|
■斑(ふ)のパータン 遊色・色の出方を「斑(ふ)」と呼び、斑の現れるパターンには、名前がついているものがあります。 ひとくちに「オパール」と言っても、クリスタルオパール・ホワイトオパール・メキシコオパール・エチオピアオパール・ボルダーオパール、そしてブラックオパールと、様々なオパールが存在しています。 1、地色・色斑に曇り感はないか。 地色がくっきりした色で、色斑も明確に出現するかどうか、は最大のポイントです。 2、こんもりとした山なりのフォルムかどうか。 カボッションカットが施されたオパールのフォルムをご覧ください。 3、色斑のが多彩かどうか。 赤色の色斑が出現することが最も価値が高いとされますが、青系の色斑でも十分に美しいオパールもたくさんあります。 |
||
ボルダ― オパール「ボルダー」とは「岩の塊」という意味で、母岩のついたまま産出されるオパールをボルダーオパールと呼びます。
表面に母岩が見えないものが良質とされます。
母岩ごと採掘しますので、個性的なフォルムのものが多く、デザインも魅力的なものが多いです。 こちらは大変稀少で、相当な年月、地中深くにて成長したであろうボルダーオパールです。 重量はなんと81グラム!408カラット!! (商品番号 40104) |
ホワイト オパールホワイト=白といっても、透明に近い水晶のようなものから、透明感のない乳白色をしたものまでさまざまなホワイトオパールがあります。 こちらのオパールは、地色が乳白色で、透明度をもっているため、ホワイトオパールとクリスタルオパールの中間のようなオパール。色斑にムラはなく、全面に、端々に至るまでしっかりと色斑が出現。 (商品番号 40318) |
メキシコ オパールオパールの生産はオーストラリアが世界の75%を占め、次いで20%ほどがメキシコとなります。
メキシコのオパールは一般にファイアーオパールと呼ばれ、透明度が高く、地色は赤からオレンジ色なのが特徴です。 茶色味がなく、オレンジ色が濃厚で、その中に色斑がたっぷり入っているメキシコオパールが良品質です。 メキシコオパールの中には、地色が無色透明のオパールは、「ウォーターオパール」と呼ばれ、稀少性・価値が高くなります。 (商品番号 gd-1224-5) |
遊色効果を持つオパールジュエリー を見る |