ルーペスタジオでは2016年8月18日(木)に、第二回目となる『お客様参加型天体観測会』を開催いたしました。
前回は大阪城公園で天体観測会を行いましたが、今回は長居公園での開催となりました。
その模様をお伝えいたします!
講師のご紹介
講師は前回に引き続き、ビクセンの北山さんがいらっしゃいました。
北山さんは天体の専門家が集まるビクセンの中でも、選りすぐりの星のスペシャリストです!
また、写真家として個展の開催やイベントへの参加など、精力的にご活躍されております。
ルーペスタジオ天体観測会では、ポルタ検定を取得できます!
当店のスタッフが全員が取得している天体望遠鏡メーカー・ビクセン公認のポルタ検定。
今回はご参加いただいたお客様に、ポルタ検定を実際に受験していただきました!
ネットショップ主催の観望会でポルタ検定が取得できるのは、おそらく当店だけではないでしょうか!!
※ポルタとは、ビクセンが販売している入門天体望遠鏡の名称です。
天体望遠鏡の使い方
ポルタ検定はまず講座から。天体望遠鏡の各部の名称や特徴、使い方まで一通りの知識を身につけていただきます。
お父様がすでにミニポルタをお使いなので、皆さま非常に飲み込みが早い!
とても優秀な生徒さんたちです!
皆さまとても熱心に受講されております。
倍率の計算も、小学生のお子さんには少し難しいかもしれませんが、大丈夫!
すぐに覚えることができます!!
18:30の集合時間に間に合ったのは、こちらのご家族の方だけでしたので、その分じっくりと講座を受けていただきました。
まだまだ空も明るいです!
ポルタ検定実技試験
すでに経験者のお父様、さすがに早い!
あっという間にファインダーを合わせてしまいました。
次に娘さんがチャレンジ!
北山さんの丁寧な解説を、熱心に聞いてくれています!!
無事、ご家族全員がポルタ検定取得できました!!おめでとうございます!!
月を見てみよう!
ポルタ検定が終了したところで、他のお客様が到着しました。
登ってきたばかりの赤い月をみんなで見てみます!
赤い月は大気の影響で、月の出や月の入りの地平線に近い時に見えやすくなります。
これは、地球の大気が青い光を散乱させやすいからで、散乱されにくい赤い光が私たちの目に届きやすいために起こる現象です。
地球は球状のため、頭上の大気よりも水平に近い位置の大気のほうが、分厚くなります。そのため、朝日や夕日が赤く見えるのと同じで、月も低い位置の時に赤く見えやすくなります。
空が段々と暗くなってきました。
…と同時に、雲がどんどんかかってきて、月も見えなくなってしまいました。
たくさんの星のお話
空がすっかり雲で覆われてしまったので、雲が晴れるのを待ちつつ、北山さんの星のお話が始まりました。
当日は半影月食という、今年は3回しか見られない天文現象でした。というわけで、月食と日食が起こるメカニズムについての説明です。
8月12日はペルセウス座流星群の極大日でしたが、そもそも流星はどのようにして発生するのでしょうか?
流れ星のメカニズムについてのお話です。
雲が晴れぬまま、ついに雨が降り出してしまい、当日は非常に残念ながら解散となってしまいました。
使用機材とおまけ
当日使用した天体望遠鏡とオプションパーツの一覧です。
- ポルタII A80Mf
- ビクセンの天体望遠鏡です。
- フレキシブルハンドル
- ポルタII A80Mfについている延長ハンドルです。
- SSW5mm
- ビクセンの接眼レンズです。
- アスコットZR 7×50WP
- ビクセンの双眼鏡です。
お子様の前では出来ない、ギリシャ神話のお話で盛り上がっています(笑)
ごあいさつ
以上でルーペスタジオ天体観測会のご報告を終了いたします。
今回は天候に恵まれず、せっかくお集まりいただいた皆さまに木星や土星をお見せすることはできませんでした。非常に残念です。また次回、ご参加いただければと思います!
また、ポルタII A80Mf、ミニポルタA70Lfをご購入いただきましたお客様は、天体観測会にてポルタ検定を受講していただけます。天体望遠鏡メーカービクセン公認のポルタ検定、是非ともこの機会にご取得くださいませ。
ルーペスタジオでは、一人でも多くのお客様に天体を楽しんでいただくために、定期的に天体観測会を開催しております。
天体望遠鏡のご使用にお困りの場合は、ご購入いただいた天体望遠鏡をお持ち込みいただければ、実際に機材に触れながら扱い方をご説明いたしますので、是非一度お問い合わせくださいませ。
これからもルーペスタジオでは、天体観測会だけではなく様々なイベントを開催し、ネットショップでありながらも、お客様との距離を大切にするお店であり続けたいと思っております。
今後ともルーペスタジオをよろしくお願いいたします。