キャニオニングCANYONING特集

キャニオニング特集



沢登りとキャニオニングとシャワークライミング


キャニオニング

沢登り、キャニオニング、シャワークライミング、どれもよく似た意味の使い方をされていますが、それぞれ違うものです。

■キャニオニング

英語のキャニオン(渓谷)という言葉が語源で、文字通り渓谷地帯が主なフィールドです。平らな地形を流れている川のような広く深い場所ではなく、山肌の斜面の細く浅い渓流などで、滝を滑ったり、滝壷に飛びこんだりして遊びます。

■シャワークライミング

キャニオニングが滝や沢を下って遊ぶことを目的にしているのに対し、シャワークライミングはその名のとおり、沢の中の岩や滝を登ることを楽しみます。

■沢登り

沢登りは元々は日本で始まった登山ルートの取りかたの一つです。山を登るときに、普通の登山道ではなく、道無き道を登って行きたいと思う人が登山ルートの一つとして沢を選んだのが始まりです。山を登るのが主な目的で、沢を移動するのはその手段の一つです。



どうやって楽しむの?

日常ではなかなか足を踏み入れることのない山奥の美しい渓谷で、大自然を五感で感じながら沢や滝を登ります。登った後は、天然のウォータースライダーを滑り降りたり、滝壺にダイブしたりして水遊びを満喫するだけ。初めはツアーがオススメです。

キャニオニング キャニオニング
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ツアーで必要な持ち物・服装

・沢登り専用シューズ

沢は足元が滑りやすいため、安全に楽しむためにも沢登り専用シューズは必須です(ハイパーVでもOK)。

・リュック

転倒時に背中の保護になります。昼食・飲み物などを入れて行動します。びしょ濡れになるので中身の防水対策をお忘れなく。

・防水バッグ

リュックの中の濡らしたくないもの(昼食など)を入れます。ジップ付きビニールやコンビニのビニール袋(できれば2重)でも代用できます。

・沢登り用のウェア

全身びしょ濡れになるので、必ず上下とも化繊のウェアを用意してください。速乾性と伸縮性があるアウトドアウェアやスポーツウェアが最適です。なお、綿素材のウェアは濡れると身体が冷えるので不可です。
[ウェアリングの一例]
<上>化繊のインナー(アウトドア用の防寒肌着など)+化繊の長袖シャツ+ウインドブレーカー
<下>厚手のスポーツタイツ+化繊のハーフパンツ

・フリース・雨具などの防寒着

寒さがご心配な場合は、上記に加えてフリースや雨具などの防寒着を用意するといいでしょう。

・アウトドア用の防寒肌着

寒さがご心配な場合は、アウトドア用の防寒肌着(できれば上下)があると快適です。

・水着orアウトドア・スポーツ用の下着

綿素材の下着は濡れると身体が冷えるためNG。水着またはアウトドア・スポーツ用の下着を着用しましょう。

・ウェットスーツ

思いっきり水にアタックしたい場合は、厚さ3mm程度のウェットスーツの着用が最適です。その場合、その他のウェアは基本的に不要ですが、ウェットスーツの上にTシャツと短パンを重ね着するスタイルがオススメです。

・靴下

足の保護および防寒のため、必ず靴下を用意しましょう。ウール製(登山用など)やネオプレン製(ウェットスーツ素材)が保温性が高くオススメです。

・グローブ

手の怪我が心配な方は用意すると良いでしょう。手のひらにグリップ加工がある作業用グローブがオススメ(安価なもので可)。

・スイム用ゴーグルorメガネバンド

コンタクトレンズの方はスイム用ゴーグル、メガネの方は眼鏡バンドを着用しましょう。

・着替え・替え靴・タオル

全身びしょ濡れになるので、必ず着替え・替え靴(サンダル等でOK)・タオルを準備しましょう。活動中は持ち運びしないので、防水バッグなどに入れる必要はありません。

 
キャニオニング

装備を整えて安全に楽しみましょう!