ご着用頂く前に~長持ちの秘訣~

新品の革製品は水に弱いため、防水スプレーで保護をしてあげる事が大切です。
革用防水スプレーをあらかじめ塗布しておけば、革がコーティングされ、
防水効果はもちろん、傷や汚れなどのダメージを軽減することができます。

お手入れ方法(フルメンテナンス)

スムースレザーのお手入れ手順

  1. ブラシで汚れやホコリを取り除く。(やわらかい馬毛のブラシがお勧めです)
  2. 汚れが目立つ場合はレザーソープやクリーナーで汚れを丁寧に落とす。
  3. 防水スプレーをかける。
    (※コロニル製防水スプレーの場合はこの手順となりますが、市販の革製品用防水スプレーの場合はメンテナンスクリームの後にかけて下さい。)
  4. 乾燥が気になる場合はメンテナンスクリームで保革する。
  5. ②と④を行った後はブラッシングやクロスで乾拭きをする。
  • ②③④のお手入れは、必ず裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。
  • コロニル製の防水スプレーは革表面に防水膜が塗膜されるものではなく、防水成分が革組織の中に浸透して効果を発揮するものでございますので、メンテナンスクリームの前にご使用頂きます。市販の革製品対応の防水スプレーをご使用になる場合はメンテナンスクリームの後に吹きかけてください。
  • 上記①~⑤のフルメンテナンスはご着用シーズンの始まりと終わり、汚れたときに行って下さい。
    乾燥が気になるときは③と④を行って下さい。
    尚、防水スプレーの効力は2週間程度で切れてしまう為、雨が多い季節は2週間おきの塗布をお勧め致します。

ムートンのお手入れ手順

  1. ブラシで汚れやホコリを取り除く。(やわらかい馬毛のブラシがお勧めです)
  2. 汚れが目立つ場合はムートン対応のクリーナーで汚れを丁寧に落とす。
  3. ムートン対応の防水スプレーをかける。
    (※コロニル製防水スプレーの場合はこの手順となりますが、市販の革製品用防水スプレーの場合はメンテナンスクリームの後にかけて下さい。)
  4. 乾燥が気になる場合はメンテナンスクリームで保革する。
  5. ②と④を行った後はブラッシングやクロスで乾拭きをする。
  • ②③④のお手入れは、必ず裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。
  • コロニル製の防水スプレーは革表面に防水膜が塗膜されるものではなく、防水成分が革組織の中に浸透して効果を発揮するものでございますので、メンテナンスクリームの前にご使用頂きます。市販の革製品対応の防水スプレーをご使用になる場合はメンテナンスクリームの後に吹きかけてください。
  • 上記①~⑤のフルメンテナンスはご着用シーズンの始まりと終わり、汚れたときに行って下さい。
    乾燥が気になるときは③と④を行って下さい。
    尚、防水スプレーの効力は2週間程度で切れてしまう為、雨が多い季節は2週間おきの塗布をお勧め致します。

メッシュ(パンチング)レザーのお手入れ手順

  1. ブラシで汚れやホコリを取り除く。(やわらかい馬毛のブラシがお勧めです)
  2. 汚れが目立つ場合はレザーソープやクリーナーで汚れを丁寧に落とす。
  3. 防水スプレーをかける。
    (※コロニル製防水スプレーの場合はこの手順となりますが、市販の革製品用防水スプレーの場合はメンテナンスクリームの後にかけて下さい。)
  4. 乾燥が気になる場合はメンテナンスクリームで保革する。
  5. ②と④を行った後はブラッシングやクロスで乾拭きをする。
  • ②③④のお手入れは、必ず裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。
  • コロニル製の防水スプレーは革表面に防水膜が塗膜されるものではなく、防水成分が革組織の中に浸透して効果を発揮するものでございますので、メンテナンスクリームの前にご使用頂きます。市販の革製品対応の防水スプレーをご使用になる場合はメンテナンスクリームの後に吹きかけてください。
  • 上記①~⑤のフルメンテナンスはご着用シーズンの始まりと終わり、汚れたときに行って下さい。
    乾燥が気になるときは③と④を行って下さい。
    尚、防水スプレーの効力は2週間程度で切れてしまう為、雨が多い季節は2週間おきの塗布をお勧め致します。
  • メッシュレザーは、穴の中にクリームなどが入り込みやすく、溜まったままの状態が続くとカビ発生の原因になる為、薄く塗り伸ばし、塗布のし過ぎにはご注意下さい。
  • 発汗などにより裏地の汗の付着が気になる場合、表の革にはお使い頂けませんが、裏地は市販の衣類用消臭スプレーをお使い頂けます。消臭スプレーをお使い頂いても汚れなどが気になる場合には、クリーニング店へご依頼頂けますようお願い致します。

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水濡れ・カビへの対処法

雨(水)に濡れてしまったら

レザーは水に濡れると変形したり、カビが繁殖しやすくなります。また、濡れたままで放置してしまうと、革が乾いていく段階で水分と一緒に油脂分も抜けて繊維が縮んで硬くなり、変形や変色、シミの原因になります。
突然の雨などに備えて着用前に素材に適した革用防水スプレーを活用するなどして、事前に雨対策をする事も有効です。

対処法

  1. レザーを濡らしてしまった場合は、早急に乾いた布で水分を拭き取る。
    レザーに傷が付かないよう擦るのではなく、叩くようにして上から布で水分を吸収させる。
  2. 形を整えて風通しの良い場所で陰干しをする。
  3. 半乾きの状態でメンテナンスクリームを薄く塗り、形を整えてから再度風通しの良い場所で十分に乾燥をさせる。
  • ③のお手入れは、必ず裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。
  • ドライヤーなどで急いで一気に乾かす事は禁物です。ドライヤーや乾燥剤を使って急激に乾燥させると革の縮みや硬化につながり、型崩れやひび割れを引き起こす事がある為、自然に乾かす事が重要です。

防水スプレー

カビが生えてしまったら

水に濡らし固く絞った布でカビを丁寧に拭き取り、拭き終えたら風通しの良い場所で十分に乾燥させます。
この作業で表面に生えてしまったカビである程度除去出来ますが、取れない場合はカビ取り用のクリーナーを塗布して、カビの部分を軽く擦って除去して頂く方法もございます。

カビ取りスプレークリーナー

  • カビ取り用のクリーナーは必ず裏側などの目立たないところで試し、問題ないことを確認してから行いましょう。
  • 上記カビ取りスプレークリーナーはスムースレザーやヌメ革が対象となり、ムートンや起毛革は対象商品ではない状況でございます。対象外の素材につきましてはクリーニング店へご相談頂く事をお勧め致します。
    また、カビ菌の菌糸が革の奥まで侵食している場合は、完全に取り除くのは困難になるため、革製品を取り扱っているクリーニング店へのご相談をお願い致します。

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シーズンオフの保管方法

  1. ブラシで汚れやホコリを取り除く。(やわらかい馬毛のブラシがお勧めです)
  2. 汚れが目立つ場合はレザーソープやクリーナーで汚れを丁寧に落とす。
  3. 防水スプレーをかける。
    (※コロニル製防水スプレーの場合はこの手順となりますが、市販の革製品用防水スプレーは最後にかけて下さい。)
  4. 乾燥が気になる場合はメンテナンスクリームで保革する。
  5. ②と④を行った後はブラッシングやクロスで乾拭きをする。
    そのまますぐに保管してしまうとカビの栄養分になってしまいますので十分に乾かして下さい。
  6. 最後に形を整えてから高温多湿を避け、通気の良い場所で保管する。
    時々風通しの良い場所で陰干しすると、更に長く良い状態を保つことが出来ます。
    長くご愛用頂く為にシーズン毎のお手入れをお勧め致します。
  • ご使用になるメンテナンス用品につきましては、革素材別のお手入れ方法をご覧下さいませ。

白い斑点のようなシミについて

白いシミのようなものにつきましては、一見カビのようにも見えますが、カビの臭いがしない場合は9割以上の確率でファットスピューと呼ばれる革製品特有の現象です。特に寒い時期など寒暖差が生じることで、革の内部の革を長持ちさせる為の油分・脂肪分が浮き上がり、それが表面で固化する現象でございます。
人体に悪い影響を及ぼすものではございませんのでご安心ください。

対処法

少し離したとことから、ドライヤーをあてて、乾拭きをすると取れる場合が多いです。

ドライヤーをあててもなくならない場合は、アイロンを使用することも可能です。
(必ず当て布をして、低温ドライアイロンとしてください)
スチーム・霧吹きの使用は厳禁です。

アイロンを乗せたら移動させながら、1回5秒~10秒あてて、とれているか確認して頂き、とれていない場合は様子を見ながら再度アイロンをあててください。

尚、ファットスピューの脂肪分は、柔らかい革を持続させる為に必要な油分でございますので、決して無駄なものではございません。

上記の対処法でも状況にお変わりがない場合につきましては、お手数ですが一度当店までお問い合わせくださいませ。