Durable

長持ち

一生モノの丈夫さは「自然の力」と「人類の知恵」

動物の皮膚の構造は生命、自然環境が作り出す人智を超える繊維構造をしています。鹿革においては直径15mmの中に1万本以上の繊維が絡み合い丈夫な皮を形成しています。また、革の表面に顔料などで厚化粧してしまうと、吸・放湿性や風合いが損なわれる原因となり長持ちしません。良い革ほど製造段階が決め手で、状態の良い表面とオイルが十分に浸透し湿度を保てる革ほど、その後も簡単なお手入れで長持ちします。

Durable 

Advantage

特質

快適に着用できる所以は「耐熱性」と「吸・放湿性」

古来から長持ちする素材の代表格として使用され続けている素材「革」。本革は非常に熱に強く燃えにくく、江戸時代の火消しの防火服でもありました。また、水や湿気に弱いと言われますが、実は化学繊維はもちろんウールなどの天然素材よりも吸・放湿性に優れ、外気とジャケット内部を一定の湿度に保つことができ快適着られ、長持ちする理由の1つです。

Durable 

Grain

銀面

革の美しい表情と耐久性を決める「銀面」

革の表側のつるつるとした真皮層のことを「銀面」(ぎんめん)と言います。コラーゲン細線維が相互に交絡しているもので、この銀面の役割として革の強度を保つだけではなく、撥水、防カビ等の効果もあります。よって、この銀面がしっかりと製造工程で仕上げられた革は耐久性が圧倒的に増し、長持ちをする大きな理由となります。

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Freshness

鮮度

人の肌とおなじ。湿度を保つことで美しく張りがでて長持ち

元々は人と同じ動物の皮。やはり肌は乾燥には弱いもの。人間と一緒で定期的に丁寧にオイルで保湿で栄養を与えてあげることで、いつまでも若々しい、フレッシュな鮮度を保つ肌でいられ、丈夫で長持ちし続けることができます。

Durable 

Fiber structure

繊維構造

自然界が作り出す1万本の繊維が絡み合い作りだす強度

動物種、部位によって多少異なることはあるが、革は基本的には厚くて太いコラーゲン繊維束がしっかりと交絡し、充実して密度が濃い繊維構造を持っています。こうような繊維構造のものは他素材にはなく、革が丈夫で長持ちする素材である大きな理由の1つに挙げられます。鹿革は直径15mmの中に1万本もの繊維が含まれていると言われます。

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