抗がん剤治療中の方へこんなときどうする?スポーツをするとき

こんなときどうする? スポーツをするとき

スポーツをするとき

皆さま、ウィッグを着用しているとスポーツはできないと諦めていませんか?
スポーツをするとウィッグがずれてしまうのでは?と心配な方も多いかと思いますが、少し工夫するだけでウィッグを気にせずスポーツを楽しむことができるんです!

目次

ウィッグでスポーツを
するときの対処法

ウィッグでスポーツをするときの対処法

まずはウィッグでスポーツをするときの対処方法を紹介していきます。

アンダーキャップ

アウンダーキャップ

ウィッグには付属でついている専用ネットがあります。
普段の生活なら付属ネットで十分ですが、より安定させたいときはアンダーキャップをおすすめしています。リネアストリアのアンダーキャップにはシリコンとマジックテープがついています。

シリコンの効果
シリコン効果

アンダーキャップの内側に画像のようなシリコンが付いているので、内側にくるように着用することによって、地肌とより密着しネットごとずれるのを防いでくれます。

マジックテープの効果
マジックテープの効果

外側(ウィッグ側)にはマジックテープがついています(商品によってついている数は異なります)。マジックテープは蓋を外して使用します。
ウィッグとアンダーキャップを貼り付け、しっかり固定してくれるので安心です!

ウィッグユーザーのリネアストリアスタッフにも経験談を聞いてみたところ、ほとんどがアンダーキャップとアジャスターの調整(いつもよりきつく締める等)で激しいスポーツもできていたようです。
なので、アンダーキャップだけでもスポーツが楽しめることがわかりましたね!
もちろん、人それぞれ感じ方は異なるかと思いますので、ほかにも様々な方法を紹介していきます!

ウィッグ専用予備クリップ

リネアストリアでは「ウィッグ専用予備クリップ」を販売しています。
予備クリップはウィッグに直接縫い付けて地毛と固定できる金属製のクリップです。地毛と固定するので、地毛にクリップを留められる方におすすめです。
クリップを縫い付ける位置はフロント、バック、両サイド(もみあげ部分)が全体的に固定力がアップし、安心して着用いただけます。クリップには金属製と樹脂製があるのでお好みでお買い求めください。

両面テープ

次にウィッグ用両面テープを紹介します。
両面テープはよりしっかり固定したいときにおすすめのアイテムです。
リネアストリアには「ソフトメディカルテープ」と「スーパーメディカルテープ」の2種類をご用意しています。
スーパーメディカルテープは高粘着タイプなので、スポーツをするときに特に活躍してくれます。また、安価で手に入りやすい文房具の両面テープを使用するという方もいます。
もちろん代用は可能ですが、ウィッグ専用ではないテープを使用するとウィッグだけでなく、肌にも負担をかけてしまう可能性がありますので、お気を付けください。

貼る位置(テープ台)
貼る位置(テープ台)

両面テープは地毛がある上から貼ると固定力が減少してしまったり、剥がすときに一緒に地毛も抜けてしまったりするので、気を付けながら貼りましょう。
基本的な位置は両サイド(もみあげ部分)、バックになります。ただ、両面テープを貼るにはウィッグにテープ台が必要になります。
元々テープ台が付いているウィッグはそのまま使用できますが、テープ台のないウィッグには両面テープは貼ることができません。
でも、ご安心ください!
テープ台は自分で簡単に作ることが可能です!

  1. 1 市販で販売されているビニール生地を用意します。
    ※薄めがおすすめです。
  2. 2 テープ台を付けたい部分にビニール生地をあて、マジックで型をとります。型が取れたら形に沿ってカットします。
  3. 3 形ができたらテープ台を付けたい部分に針と糸で縫い付けていきます。
  4. 4 完成!
テープ台作成のポイント
テープ台作成のポイント

自分でテープ台を作れたら、好きな位置にテープを貼れるのでより安心できますね♪
テープ台を作る際のポイントはこちら!

・縫い目にウィッグの毛を挟まないように気を付ける
・ビニール生地がずれないように気を付ける

以上のことに気を付けながらぜひ実践してみてください!

おしゃれなターバンで固定

おしゃれなターバンで固定

こちらの方法は一番試している方が多いのではないでしょうか?
簡単に装着できて、しっかり固定してくれますし、デザイン性のあるターバンをつければおしゃれも楽しめて、スポーツもできるという万能アイテムです!

スポーツの後のお手入れも
忘れずに!

ウィッグでスポーツをするときの対処法

スポーツを楽しんだあとはしっかりお手入れもしてあげしょう!激しい運動でなくてもウィッグの毛は絡まってしまいます。そのままにするのではなく、ウィッグを外した後にしっかりブラッシングしてあげましょう。
エッセンス等があればなお◎
また、内部のキャップに汗などが付着したままではウィッグの寿命が短くなってしまう原因になるので、運動をしたあとはなるべく早くシャンプーをしてあげることが大切です。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ウィッグを着用していると好きなスポーツができずに諦めてしまったり、学生の方は特に学校の体育の授業で思い切りできず、不安を抱え、ストレスを感じている方が多いと思います。
しかしながら、紹介した様々な対処法をするだけで、スポーツを気軽に楽しむことができるので、「ウィッグだから...」と諦めるのではなく、ぜひ試してみてください♪