子どものライター遊びが原因とみられる痛ましい火災事故が相次いでいます。
おとながライターの保管に十分気をつけることが、いちばんの事故防止策です。できれば、幼い子どもだけを車や家に置いていくことも極力避けてください。
さらに、ライターは正しく処分し、通学路や公園など子どものいる公共の場所で、絶対にライターを投棄しないでください。

子どもは元来、好奇心旺盛です。
火を点ける器具という認識がないままライターを着火して、火傷するケースがあとを経ちません。
日頃から、子どもにはライターを触らせない、ライターで遊ばせない、という習慣をまず家庭で徹底させましょう。

子どもは、すぐにおとなの真似をしたがります。おとなが使うライターや火そのものに興味を持ち、ライターを使って子どもだけで火遊びをする例が多く見られます。
子どもを危険な目に遭わせないためには、社会全体で注意するという取組みが欠かせません。
子どもの火遊びを発見したら、すぐにやめさせ、強く注意してください。

火は生活に欠くことのできない大切なものですが、取り扱いをひとつ間違うと大変な危険をもたらします。
家庭や学校、地域社会において、火遊びの危険性や火の適切な取り扱いについてしっかりと子どもたちに教えることが重要です。