ノートブックのタッチパッド使い方まとめ!無効化・有効化の方法を解説!

ノートブックのタッチパッド、使っていますか?タッチパッドは使用せず、ノートブック本体とマウスを持ち歩く方も多いのが現状のようです。

タッチパッドは使い方をマスターすればとても便利なもの。無効化・有効化も簡単なので自宅と外出先とで使い分けるのも手です。

今回はタッチパッドの使い方、トラブルの際の対処法などについてライターの中山が解説します。

目 次

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ノートブックのタッチパッドを上手に使おう!

ノートブックのタッチパッドを上手に使おう!

ノートブックに搭載されているタッチパッド。マウスが中心であまり使わないという方もいます。慣れてしまえば便利な機能なので、高精度の設定をして活用してみましょう。トラックポイントを備えたレノボの Thinkpad シリーズもおすすめです。

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    タッチパッドとは何?

    タッチパッドとは、ノートブックのキーボード手前にある四角形の面で、マウス代わりに画面上でカーソルを動かせる機能を持つものです。画面のスクロールや範囲選択、ドラッグ&ドロップなど基本的な操作はすべてできます。

    マウスでいう左右のボタンもあるのが通常で、左・右クリックが可能です。またトラックパッドというとも呼ばれ、独立したデバイスとしても使われます。

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    タッチパッドを使うメリットとデメリット

    メリット
    ・マウスとマウスパッドを持ち歩く必要がない
    ・移動中や大出先でデスクがない場所でも操作可能
    ・マウスのスペースが不要
    ・マウス不要な分 USB ポートの空きができる

    デメリット
    ・操作できる範囲が狭いため操作がしづらい傾向がある
    ・モデルによって操作方法が異なり、慣れるまで時間を要する
    ・操作が不安定で細かい用途には向かない

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    高精度タッチパッドの確認をしよう

    Windows10 でのタッチパッド操作をフル活用するためには高精度タッチパッドの設定が必要です。

    高精度タッチパッドの搭載確認手順
    1. スタートメニューから「設定」を開く
    2. 「デバイス」から「タッチパッド」を選択する
    3. 「お使いの PC には高精度タッチパッドが用意されています」という表示があればタッチパッドジェスチャー操作が可能。

    高精度タッチパッド非対応の場合はタッチパッドのドライバーをダウンロードする必要があります。

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    ThinkPad はトラックポイントを搭載

    レノボの ThinkPad シリーズには、マウスポインターを操作できるトラックポイント (通称:赤ポチ) をキーボード中央に搭載しています。

    キーボードポジションから一切指を離すことなくシームレスにマウス操作を続けることが可能なため、便利で人気があるシリーズです。トラックポイントの設定で自分なりの使いやすいジェスチャーをカスタマイズすることができます。

ノートブックのタッチパッドジェスチャーの使い方

ノートブックのタッチパッドジェスチャーの使い方

タッチパッドジェスチャーの基本操作は、2 本指操作から 4 本指操作まで 4 つに区分されています。基本が分かれば後は慣れるだけ。こちらではジェスチャーの操作について詳しく解説します。今まで使っていなかった方も試してみてください。

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    タップ操作

    タップ操作は 1 本指、または 2 本指で行います。
    ・1 本指でタップすると項目選択可能、自由にカーソル移動ができる
    ・2 回タップでダブルクリック
    ・左右クリックボタンはマウスと同じ意味を持つ
    ・2 本指で 1 回タップ、または右下端をタップするとコマンドメニューが表示される (マウス右クリックと同様のアクション)

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    スクロールとズーム操作

    タッチパッドに触れている限りマウス操作と同じアクションが取れます。慣れないうちは操作に戸惑いますが、便利なのでできるようになっておきましょう。
    ・タッチパッドに 2 本指を置き左右 (水平方向)・上下 (垂直方向) にスライドするとスクロール可能
    ・2本指でタッチパッドに触れたまま指を広げピンチアウト→拡大する、狭めてピンチイン→縮小する

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    3 本指ジェスチャー操作

    ・3 本指を上、下、左、右にスワイプするとタスク画面ビューの操作が可能

    ・3 本指をタップで Cortana を開く操作 (Windows10 の音声アシスタント)

    ・3 本指を手前から奥に指を滑らせるようにスワイプ→開いているすべてのウィンドウが表示される

    ・3 本指を置いて指を左右に動かしてスワイプすると、ウィンドウの切り替えが可能

    また「ジェスチャーの詳細な構成」で各動作構成を設定変更することも可能です。

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    4 本指ジェスチャー操作

    ・4 本指タップでアクションセンターが開ける

    ・右または左にスワイプすると仮想デスクトップの切り替え操作ができる (仮想デスクトップ機能を使用時のみ)

    4 本指も「ジェスチャーの詳細な構成」で各動作構成を設定変更することが可能です。初期設定で使いにくさを感じたら、自分なりに操作がしやすいようにカスタムしてみましょう。

ノートブックのタッチパッド無効・有効化

ノートブックのタッチパッド無効・有効化

もしタッチパッド操作にどうしても慣れない・使わない場合は無効化してしまいましょう。キーボードと距離が近いタッチパッドは、無意識に触れてしまい誤操作の原因になることも。簡単に無効化できる手順について解説します。

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    タッチパッドのオン・オフ設定手順

    マウス操作のみしか使わない、タッチパッドが不要である場合は誤操作を防ぐためにもオフにしておきましょう。
    1. Windows10 スタートメニューから「設定」を開く
    2. 中央上段「デバイス」を選択する
    3. 画面左側タッチパッドのタブを開き、タッチパッドの有効/無効ボタンで選択する
    4. 無効化の設定完了 (有効化するときは同じ手順で)

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    文字の入力中に無効化する手順

    Word などで文字入力をしている最中に、タッチパッドの存在がやや邪魔に感じるときがあります。一時的にタッチパッドを無効化しましょう。
    1. Windows10 スタートメニューから「設定」を開く
    2. 中央上段「デバイス」を選択する
    3. 画面左側タッチパッドのタブを開き「タッチパッドの感度」プルダウンで「低い感度」を選択する

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    マウスを接続した状態で無効化する手順

    マウスをつないでいるときにタッチパッド操作も可能な状態では、キーボード操作の際に触れてしまい干渉しあって思うようにカーソルが動かないことがあります。マウス接続時はタッチパッドが効かない設定をしておきましょう。
    1. Windows10 スタートメニューから「設定」を開く
    2. 中央上段「デバイス」を選択する
    3. 画面左側タッチパッドのタブを開き「マウスの接続時にタッチパッドをオフにしない」ボタンのチェックを外す

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    拡大や縮小を無効化する手順

    パソコン操作において画面の拡大・縮小の操作が不要な場合は、設定で無効化し誤操作をなくしましょう。
    1. Windows10 スタートメニューから「設定」を開く
    2. 中央上段「デバイス」を選択する
    3. 画面左側タッチパッドのタブを開き「スクロールバー」を下へスクロール
    4. 続けて「ピンチ操作によるズーム」をオフにする

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    無効化はショートカットキーでも可能

    タッチパッドを無効化できるショートカットキーがあります。ノートブックのファンクションキーにタッチパッドかマウスのマーク (または斜線の入ったマーク) があれば、それがショートカットに使えるキーです。

    タッチパッド無効化/有効化:[Fn] キー + ショートカットキー

    機種によってはマークがないものもあります。その場合は前述の手順で無効化してください。

ノートブックのタッチパッドが動かないときの対処法

ノートブックのタッチパッドが動かないときの対処法

タッチパッドが突然操作できなくなったときは、故障を疑う前に自分でできる対処法を試してみましょう。タッチパッドが効かなくなる原因は、ユーザーの設定ミスやシステム上の問題、ハードウェア上の問題、汚れなどさまざまです。

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    ショートカットキーや設定から
    オン・オフを確認

    機種によっては分かりづらいショートカットが存在し、気付かないうちにタッチパッドを無効化していることも考えられます。

    ショートカットキーまたは前述したタッチパッドの設定から、オン・オフを確認しましょう。オフに切り替わっていなければ、感度設定を上げたり、ショートカットキーで何度か切り替えたりを試してみます。

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    パッド表面を清掃する

    タッチパッドは電気信号を読み取りカーソル移動や各種ジェスチャーを実行しています。そのためパッド表面が汚れていたり、水分の付着やホコリなどが溜まっていたりするとうまく動作できません。マウスが汚れていると動かないのと同様です。

    タッチパッド隅に溜まったホコリを丁寧に掻き出し、パッド表面はアルコール綿などできれいに拭き取るとよいでしょう。

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    ドライバー更新を行う

    タッチパッドのドライバーのバージョンが古い可能性も。その場合はドライバーを更新すると正常に動作するケースがあります。
    1. スタートアイコンを右クリック、「デバイスマネージャー」を開く
    2. 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開する
    3. 使用するタッチパッド名を右クリック、「ドライバーの更新」を選択する

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    以前のバージョンに戻す

    OS のアップデート後などに不具合が起こることがあります。その際はドライバーのバージョンをもとに戻してみましょう。
    1. 「Windows」を押しながら「S」キーを押し検索を開く
    2. 「コントロールパネル」と入力しコントロールパネルを開く
    3. 「デバイスマネージャー」を選択する
    4. 「マウスとそのほかのポインティングデバイス」を展開する
    5. 該当のタッチパッドのプロパティを開き「ドライバー」を選択する
    6. 「ドライバーをもとに戻す」を選択し、再起動の案内に従う

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    それでも動かない場合は
    サポートへ相談してみよう

    ここまで解説してきた方法を試しても動作しないときは、パソコン本体に何らかの不具合がある、タッチパッドの故障などが考えられます。操作方法は機種によって異なるため、購入先メーカーのサポートへ相談してください。

    ノートブックを購入する際は、こういったトラブルに対応できるサポート保証があるメーカーで購入することをおすすめします。

まとめ

まとめ

ノートブックのタッチパッドは使いこなせるようになれば便利なものです。外出先で気軽のパソコンを開けるよう、タッチパッドの設定やジェスチャーの使い方を知っておくとよいでしょう。 タッチパッドよりさらに使い勝手がよく、シームレスなトラックポイントもおすすめです。レノボの ThinkPad キーボードに附属するトラックポイントは、キーボートから手を放すことなく人差し指だけでマウスポインターが動かせる優れもの。スピードを要する仕事や作業をする方に特に選ばれている人気商品です。 レノボの直販サイトは割引やクーポン利用でお得にノートブックやキーボードを手に入れることができます。メーカー直販だから万一のトラブルにも素早く対処することが可能です。新しいパソコンをお探しの際はぜひレノボの直販サイトへどうぞ!

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