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理事長挨拶

理事長　　服部　典男

　日本の“靴下の故郷”といえば｢奈良｣や｢兵庫｣がつとに有名ですが、どっこい｢愛知県｣も靴下開発・製造技術にウデの冴えを持つメーカーが数多く揃った実力派の一大「産地」なのです。国内経済環境同様、私たちの業界環境も、ご多分にもれず厳しいものがありますが、引き続き英知を結集し技術力に磨きをかけて、さらに品質のよいお洒落な感覚の靴下を開発・提案していきます。どうぞ｢愛知｣の今後にご期待ください。

愛知産地の歴史

明治初期（１８６８〜）に軍需用として始まった靴下製造業において愛知県の名が広く認識されるようになったのは昭和初期（１９２６〜)の頃でした。軍国色にそまるなかで軍用靴下の一大生産地となったのです。戦後、繊維工業は平和産業の中心的役割を果たし、昭和２４年（１９４９年）６月２９日に愛知県靴下工業協同組合が創立され、愛知の靴下もその時流に乗り、昭和30年(1955年)頃には当時「靴下の革命的素材」といわれたナイロン系の出現による爆発的な需要拡大がみられました。その後、繊維自主規制、オイルショｯク、輸入の増大など幾多の困難を乗り越えて現在でも全国の主要産地として靴下産業の発展に寄与しています。

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愛知県の主要生産品

紳士用

ビジネス・カジュアル・ハイソックス・スニーカーほか　　

婦人用

カジュアル・ハイソックス・ルーズほか

子供用

ソックス・ハイソックス・タイツほか

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愛知県靴下工業協同組合へのお問い合わせはこちらまで
住所　451-0062　名古屋市西区花の木3-9-11
ＴＥＬ　　052-523-1396
ＦＡＸ　　052-523-1397

愛知産地は元気です！

当産地は、小規模企業が多いが、紳士・婦人（コギャル達向けも含む）のハイセンスなソックスや、子供用のキュートなキャラクターものデザインのソックス、ユニセックスのスポーツカジュアル感覚のソックスなど街頭ファッションのアクセント付けに不可欠の、さらには防寒用としても欠かせない靴下など、おおよそ靴下と名の付くものなら何でも企画し製造・供給可能な地力を備えたメーカー集団が、私ども愛知県靴下工業協同組合であり、同時に「愛知県靴下産地」を形成しています。
「ソックスは毎日の生活の必需品」　この視点に立ち、輸入品との差別化、ますます進む多品種小ロット化に対し、産地の特徴である小回りの効く生産体制の確立と、よりレベルの高いものづくりに努めています。