[発酵茶とは?]
お茶は、茶葉を「発酵」させることで 味わいや成分に個性が生まれます。 発酵の方法は、主に2つ。
「酸化発酵(ウーロン茶など)」と 「細菌発酵(プーアル茶など)」です。
■酸化発酵 お茶の材料=「茶の木の葉っぱ」には酸化酵素が含まれています。 このため、葉を摘んで揉むと 葉の組織が壊れて細胞の内容物が混ざり合い、 自然に「酸化(酸化発酵)」してゆきます。
この酸化による発酵を利用して、 烏龍茶などの茶が作られます
・酸化させない(摘んですぐに熱処理) →緑茶(不発酵茶) ・少し酸化発酵させる →白茶(弱発酵茶)黄茶(弱後発酵茶) ・ある程度酸化発酵させる →青茶(半発酵茶)※ウーロン茶等 ・完全に酸化発酵させる →紅茶(全発酵茶)
■細菌発酵
味噌や酒と同じように、 「こうじ菌」などの細菌による発酵で作られるお茶。 プーアル茶など。後発酵茶と呼ばれます。