英国でとても親しまれているブランド「スポード(SPODE)」。ファインボーンチャイナの完成と銅版転写による下絵付け技法において、英国陶磁器界に大変な功績を残した名窯です。1806年にジョージ4世より英国王室御用達の栄誉を得ました。銅版転写技術の集大成と呼ばれる、古代ローマをモチーフとしたブルーイタリアンシリーズを1816年に発表、約200年たった現在も変わらず愛され続ける永遠のベストセラーとなっています。その伝統は、英国ポートメリオン社(Portmeirion)傘下となった今も引き継がれています。
19世紀のヴィクトリア時代を代表する美術評論家ジョン・ラスキン。彼はウィリアム・モリスを師と仰いだ人物です。そのラスキンの名を冠した「ラスキンコレクション」は、イギリスの老舗百貨店ジョンルイスとのコラボレーション限定として製造されていたシリーズでしたが、2017年から全世界に向けて販売されました。タイム、オーク、リースと3種類の図柄があります。
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19世紀初期の頃にデザインされた「ブルーイタリアン」。古代ローマの伝統的風景をモチーフとしながらも、伊万里焼のようなジャポニズムの影響を色濃く受けたデザインです。当時の銅版転写技術の集大成ともいわれたこのシリーズは、発表から200年以上経った現在でも人気。スポードの永遠のベストセラーとなっています。
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スポードの伝統と現代のライフスタイルとの調和をコンセプトにデザインされた2019年の新作“キングスレイ”。白磁にパープルの絵柄を基本にティールブルー(teal blue 鴨の羽色-緑がかった青色-)で配色されたアイテムは、モダンでエレガントなコーディネートをお楽しみいただけます。シノワズリ調のモチーフはスポードのアーカイブからインスピレーションを得ています。
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1828年発表のデザインである「デラメール ルーラル」が満を持しての復活。スポード伝統のカミラシェイプをベースに、イギリスの田園地方デラメールでよく見られる草花が、ペールブラックの落ち着いたカラーで描かれています。スポードの伝統とモダンなテイストがコラボレートしたコレクションです。
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