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洋食器について

ガラスの技法を知る

ガラスは文明の発生ととも生み出された最初の人工素材です。
ひとくちにガラスといっても、その種類は非常に多く、成分や用途、成形方法によって分類しています。
その種類は数え方によっては数千種類にもなります。

地方の名前が入ったものだと、ベネチアガラス、ボヘミアガラス、
日本だと江戸切子などがあります。

ここでは、成形方法ごとの違いをご紹介いたします。

コールドワーク
エッチング

エッチング

ガラスの表面を彫る技法。 表面の削る部分のみを残して保護膜を貼り、酸に浸し腐食させる。保護されていない部分のみ文様を彫り出す表面装飾。

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エナメル彩色

エナメル彩色

ガラスの表面にエナメルを用いて絵付けを施すこと。 エナメルはガラス質の原料のため彩画したのち低温で焼き付けるとガラス素地に馴染んで定着する。

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ボヘミアガラス
カッティング

カッティング

ガラスの表面をグラインダー(研削盤)に押し当てて切り込みを入れ、研磨しながら幾何学的な文様を彫り出す装飾技法。

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ボヘミアガラス
ホットワーク
宙吹き

宙吹き

溶かしたガラス種を、吹き竿の先に巻きつけ、空中で竿を回しながら息を吹き込んで形成する、最も一般的な方法。

ミルフィオーリ

ミルフィオーリ

モザイクガラスの一種で「千の花」の意味。断面が花柄で金太郎飴状のガラス棒を輪切りにして、型に並べ加熱するガラス。

被せガラス(きせガラス)

被せガラス(きせガラス)

ガラス素地の上に、一色または数色の色ガラスを被せたもの。カッティングなどの方法で、上から被せたガラスを削り取り、層の色の違いで文様などを表現する。

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江戸切子
シール・ペルデュ

シール・ペルデュ

ラリックが作った蝋の原型を元に、石膏又は耐火粘土をかぶせ雌型(凹)の鋳型を造り、蝋を溶かした後、その蝋が溶けた部分に溶解したガラスを流し込む技法。

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