(1)日当たりの確保

クラピアは日光が大好きな植物です!植え付け場所は日当たりの良い場所を選んでください。

・・・・・・・・・★ポイント★・・・・・・・・・

生長するには、最低限3時間/日の日照が必要で、密生して草丈が低い状態を実現するには、より多くの光をもらえるような場所に植栽して下さい。

日陰になる場所ですと生長までに時間がかかり、光を求めて草丈が高くなったり、場合によっては全面被覆できない場合もあります。


(2)事前除草

クラピアは雑草に比べて草丈が低く、雑草の陰になると生育ができなくなります。

植え付けを行う前にしっかりと事前除草を行いましょう!!

防草効果を高めたい方や、被覆までの草取りの手間を省きたい方は、クラピア用防草シートの併用をお勧めしています。

防草シートを併用することでクラピアが広がるまでも雑草の発芽を抑制し、広がってからも長年に渡って防草効果を維持することができます。


※除草剤を使用する場合※

事前除草として散布してよい除草剤は、残効性のない茎葉処理剤です。

「ラウンドアップマックスロード」が最も一般的で入手しやすい商品です。

茎葉処理剤は、散布後、葉と茎から薬剤が浸透し、根までを枯らす除草剤ですので、雑草の葉や茎がある状態で散布してください。

土への残効はほぼありませんが、念のため、2週間空けてからクラピアを植栽してください。


(3)土づくり

クラピアは、適度に「保水性」と「排水性」の良い土壌を好みます。

常にじめじめした土や、雨の後1日経っても水が引かない水はけの悪い土壌は苦手です。田んぼの土や、粘土質の土などは水はけが悪く、クラピアが生長し難い土に該当しますので、土厚15㎝に対して20%程度、水はけの良い川砂を入れて全体を混ぜるなどの土壌改良を行ってから植栽頂くことを推奨しています。

また、水はけが良すぎる砂質土壌はクラピアが成長に必要な養分が雨などで流れ出てしまい、成長の速度が遅くなったり弱ってしまう恐れ場あります為、土厚15㎝に対して、20%の改良土(花用の園芸用土)を入れて全体を混ぜて改良を行う必要があります。