1.材料の仕分け
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2.節取り
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3.延ばし
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4.裁断
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太さによる大まかな仕分けの後、色による仕分け、艶による仕分けと何段階にも分けて選別します。 |
籐には葉や渋皮の付け根に節があります。特殊なナイフを使って丁寧に削り取ります。節合いが長いほど良質な材料と言えます。 |
曲がった部位を矯正して真っ直ぐに延ばす作業です。 |
仕上りのカーペットサイズに合わせて材料をカットします。3帖用:約2m、4.5帖・6帖用:約3m、8帖用:約4mなど。 |
5.割り付け
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6.幅取り
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7.裏挽き
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8.穴突き
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1本の籐材料から2~4本に割り付けをします。8~10mmの材料の場合、2本または3本に割られ、他の部位は家具材や籐皮材・副資材となります。 |
割り付けられた籐材の幅を一定に揃える作業。39穴で約3.8~4.0mm、41穴で約3.0mmにカットします。現在の最高級品は約2.3mmの極細。 |
厚みを揃える作業です。厚さ3mmを基準にしていますが、この厚みを一定に揃えて多くことが後の作業にも重要です。 |
籐ムシロを選ぶ基準となる穴数はここで決まります。穴数が多いほど間隔が狭くなり、裂けてしまわない強靭な材料を使用するために高価な製品になります。 |
9.緒通し
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10.留籐(親骨)入れ
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11.三角切り込み
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12.縁かがり
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長さ40cmもある特殊な針先に麻緒(糸)を引っ掛けて1本「1本丁寧に引っ張りながら通します。 |
カーペットの両端に1本ずつ留籐(親骨)を入れ麻緒を返して緒通しを完了させます。 |
縁かがりのひっかかりの穴を開ける作業。真っ直ぐ、そして同じ大きさに開けることがポイント。 |
特殊な針を使って1本1本丁寧にかがり付けをします。皮籐は籐幅の半分の皮籐を使用します。 |