名画「ビーナスの誕生」にも見られる帆立貝をモチーフにしたデザイン。


幾重にも重なり合うリング状のデザインは飽きの来ない美しさ。


お花の名前が示す通り、華やかさに満ちたデザイン。


サルガデロスの代表的なデザイン。F73No1シリーズがラフィオーレに登場♪


白いF73シリーズ。Branco(ブランコ)の名の通り純白の美しさ。


今も輝き続ける18世紀の最先端デザイン


2色の葉が交互に配置された大胆なデザイン。


平面と曲面、青と緑のシンプルなデザイン。


鳥をかたどった独創的なシェイプが大人気。


植物の有機的な曲線をモチーフにしたデザインシリーズ


格子状のレリーフが高級感あふれるレリーフを生み出す


サルガデロスシリーズより、希少なアイテムが勢揃い!数量限定です。


サルガデロスがあるスペイン・ガリシア地方はキリスト教の3大聖地として知られ、世界遺産として有名なサンティアゴ・デ・コンポステーラやルーゴのローマ城壁などの古い構造物も多く残る。サルガデロスのシェイプとデザインは「ガリシアンアート」と呼ばれるこの地方独特の芸術文化の影響を受けているものが多い。ピカソやガウディにも影響を与えたと言われるガリシアンアートは切手のデザインにも取り上げられるなど広くスペイン人に親しまれています。
ガリシアンアートの影響は大きい ガリシアに古くから伝わる”サイン” サンティアゴ・デ・コンポステーラ


1791年、アントニオ・ライムンド・イバネス公爵は、ガリシア地方のサルガデロス村に「サルガデロス王立工場」を設立しました。設立当初は製鉄所としてスタートしましたが、後にこの地で良質のカオリン(磁器生産に欠かせない材料)が見つかったことから、磁器工場へと変遷しました。
現在でも、スペイン国王や外交官から各国首脳へのお土産・贈り物にも使用されるスペインの誇りともいうべき高級磁器です。良質なカオリンから生み出される美しい肌と、深みと鮮やかさを併せ持つ瑠璃色は「サルガブルー」とも呼べる独自のカラーを作り上げています。
アントニオ・ライムンド・イバネス公爵
(フランシスコ・デ・ゴヤ画)
    サルガデロスの歴史を物語る工場の絵(左)と古い写真(右)。


1.近代的な生産設備
サルガデロスの全製品は近代的な設備と繊細な手作業の双方によって生み出されます。
2.原型の制作
シェイプや模様をデザインし、ハンドメイドのプロトタイプを経て、製品の元となる原型が作られます。
3.型取り
完成した原型を忠実に再現する為に、精巧な石膏型を制作します。
4.生地の製造
カオリン(高陵土)、石英、長石を粉砕して水と混ぜ、ろ過・攪拌したものを土錬機で練り上げます。
5.鋳込み成型
液状にした生地を石膏型に注入。やがて型が水分を吸収し製品が形作られます。
6.離型
複数のパーツで構成されている石膏型を分解して、製品を型から外し乾燥させます。
7.型押し
鋳込みを必要としない生地は機械を石膏型に押し付けるように成型します。
8.素焼き
絵付け・施釉をする為に、800℃で一度目の焼成を行います。
9.下絵
素焼きされた生地にステンシル(型板)をあてエアブラシで着色します。
10.施釉
絵付けされた生地を釉薬に浸し表面をコーティングします。釉薬は焼成時にガラス質になって表面に艶を与えます。
11.本焼成
トンネル窯で約6時間焼成します。1430℃の高温によってガラス質になった釉薬の下から下絵が現れます。
12.上絵
製品によっては更に装飾を施し、800℃で3度目の焼成を行います。




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