ムートンについて 現在、ムートンは、寝具・ファッションはもとより、ベビー用品や医療・介護用品などあらゆる分野で使用されています。 ムートンの贅沢で柔らかな肌触りと天然素材ならではの優れた機能性は、私たちの暮らしに安らぎと心地よさをもたらしてくれます。 シープスキン？ ムートン？ ヒツジの毛皮素材のこと。 英語ではSheepskin(シープスキン）ですが日本ではフランス語でのmouton(ムートン）が表記としてよく使われています。 ムートンとラムの違い ムートン（羊の毛皮）の中でも、ラムと言われるのは、生後１年未満の子羊（ラム）の毛皮のこと。 毛穴が小さいため、キメが細かく、滑らかでしっとりとした良質な質感が特徴です。 豊かな大自然が育んだ、安眠のための快適な天然素材です｡

保温性（断熱性） ムートンは１cmに3,000本もの毛が密生しています。 この毛の間に厚い空気の層をつくり抜群の暖かさを保ちます。 保湿性 ムートンはナイロンの4倍、アクリルの7,5倍、ポリエステルの15倍もの吸湿性を持っていると言われています。 放湿性も高いので吸収した水分を毛の中に溜めずに発散し、いつもサラサラとした状態を保ちます。 また、湿気を吸収するときに『湿潤熱』と呼ばれる熱を羊毛が発するので、保温性が増します。 逆に汗を吸った時には熱を奪う『気化熱』という作用が起こります。 ムートンが夏はサラッと涼しく、冬暖と言われるのは、この調湿効果があるおかげです。 放湿性 室内が乾燥している時は、吸湿した水分を発散します。通気性にも優れており、静電気も起き難いため、埃も付きづらく、大変衛生的です。 弾力性 ムートンの繊維は、巻き癖がついており、一本 一本がスプリングの役目を果たします。 科学繊維は毛が直ぐに倒れてしまいますが、ムートンには弾力があり、毛が倒れにくくなっています。 ムートンの毛は１平方センチあたり、約3,000本の毛が生えています。 その1本1本の毛はクリンプと呼ばれる縮れがあり、この縮れによって天然のスプリング（弾力性）を生み出しています。 羊毛独特のクリンプにより身体を点で支え、体圧を分散してくれます。 この効果は、寝たきりの方の床ずれ予防として医療や介護の現場でも注目されている程です。 難燃性 100％天然の動物繊維ですから、炎をかざすと、表面は少し燃えるだけで、燃え広がることはありません。 焼け焦げができるのはムートンの表面部分に限られ、下方に向かっては燃えていかないという性質があります。 安全性にも優れた素材です はっ水性 ムートンは吸湿性の高さとともに、撥水性の高い素材です。 水や飲み物をこぼした直後ならサッと拭きあげるだけで、綺麗になります。 抗菌消臭作用 ムートンは天然の浄化作用を持っています。 室内のガスや臭気を吸収し、空気の改善をしてくれます。

●ブラッシング 時々ブラシをかけて毛並みを揃えてください。 美しくふんわりともとに戻ります。（ペット用のブラシで構いません ●日干し 時々日光に干して下さい。その際必ず裏面を干して下さい。(毛の面に当てると変色することがあります) ●濡れた時の対処法 水などをうっかりこぼしても、羊毛の表面は水を弾きます。 染み込まないうちに、乾いたタオルやティッシュで素早く、押し付けるように拭き取って下さい。 乾かす際には、直射日光を避け、風にあてて乾燥させて下さい ●シミや汚れはどうすれば？ バケツ1杯のぬるま湯に中性洗剤をキャップ2・3杯ほど溶かし、きつく絞った雑巾で拭き取って下さい。（ひと月に1回の拭き掃除をしていただ くと、より美しく保てます。） または、べンジンで軽くたたいて下さい。(熱湯は絶対に避けて下さい。) ●保管方法 セーターやウールの衣類と同じで湿気のない風通しのよいところに保存して下さい。 防虫加工が施してありますので、防虫剤は必要ありませんが、念のために入れる場合は、防虫剤が直接毛につかないようにのせておきます。 ●長くお使い頂くためには？ ムートン製品は長くその風合いをお楽しみいただくために、約２年に一度くらいのクリーニングをお勧めいたします。特にカーペットやシーツ などの大物や汚れのひどい場合は、毛皮クリーニングをご指定下さい。 ムートン製品は天然の素材を使っておりますので、ひとつひとつ形状や状態が異なります。 開封後、商品がお気に召さない場合は、商品到着日より７日間以内に、ami-bruggeまでご連絡ください。 ご返品、もしくは同一商品との交換も承ります。 なお、不良品以外の返品・交換は、送料をお客様負担とさせていただきますので、ご留意下さい。