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剣道衣・袴の洗濯の仕方について
剣道衣・剣道袴の洗洗い方について
2015年10月
剣道衣・袴の洗濯の仕方については基本的にはぬるま湯を使用しての手洗いに限ります!
*特に藍染めの商品につきましては 洗剤や洗濯機の使用はなさらないようにお願い致します。
洗剤を使ってはいけない理由は、化学物質の含まれる洗剤は染料である藍を分解してしまうからです。
藍はその色合いが段々と風合いを持った色に落ちていくのが好まれますが、洗剤を使いますと
無理に落ちた深みのない色になる為に禁物です。
また洗濯機や脱水機などを避ける理由も同様に、部分的に通常ご使用中にはかからない摩擦がかかってしまい
部分的に強く色落ちすることになってしまい見栄えが悪くなるのです。
慣れるまではご面倒だとは思いますが、剣道衣は広げた状態で、袴は畳んだままぬるま湯を張った容器に浸していただいて
踏み洗いや押し洗いをしていただくようお願い致します。
*藍染製以外のものにつきましても出来るだけ手洗いを頂くか、洗濯ネットに入れていただいた上でソフト洗いで洗濯下さいませ。
(袴のヒダがすぐにとれたり、腰板部分が傷まないようするため。)
袴の洗い方
左絵の様に桶やたらいなどに袴が浸る程度ぬるま湯や水を入れてください。
そこにシワを伸ばして、ヒダの形をかたどったままの袴を折りたたんで浸してください。
そこで手や足などで押し洗いを幾度もして一度ぬるま湯や水を張り直していただき小一時間ほど付けておいていただくとキレイになります!
袴の水気の取り方
ぬるま湯や水につけておいていただいた袴を左絵のように手で布地を伸ばすように水気をきってください。
もしくは折りたたんだまま手押しをしていただいても大丈夫です。
袴の乾かし方
袴の乾かし方は日に当たらないところで干してください。
日陰干しではなく天日干しをされますと色が変色してしまうことがございます。
物干し竿やハンガーなどにかけて室内で乾かしておいていただきますとキレイに乾きます。
乾いた後、寝るときに布団の下などに引いておくと型がキレイにつきますのでお勧めです!