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卵を産ませる

産卵のポイント

   

クワガタ・ カブトムシに産卵させるには幾つかの重要なポイントがあります。
そのポイントをおさえれば、比較的簡単に産卵させてクワガタ・カブトムシを増やす事ができます。

親虫の熟成

虫の種類によってさまざまですが成虫になってからの時間が短いと交尾や産卵がうまくできません。
成熟の目安として大事なのが「エサを食べはじめた」という事です。
その後「エサの量が増えた」「ケース内で羽ばたく」 などの行動が見られるようになったら
成熟して交尾が出来るようになっている可能性が高いです。

確実に交尾をさせる
 

羽化後、十分に成熟したのを確認したら交尾をさせます。

※野外採集物(いわゆるワイルド)は交尾済みでペアリングの必要がない場合がほとんどですが、 稀に元地ブリード物がワイルドとして輸入されるケースがありますのでエサの食べ具合を数日観察し、 食べないようであれば【熟成期間】や【ペアリング】が必要です。

適切な産卵床を選ぶ

カブトムシの産卵はマットで行います。
クワガタでは種によってマット、産卵木、菌床をを選びます。

マット産卵

飼育ケースMサイズなら発酵マットは5リッター飼育ケースLサイズなら発酵マットは10リッターを目安にして下さい。

  マット産卵セット例
産卵木

飼育ケースMサイズ、Lサイズ使用の場合どちらも発酵マット1袋(10リッター)以上の用意があれば十分です。

  材産卵セット例
菌床産卵

飼育ケースMサイズの場合菌床は半分に割って使用します。飼育ケースMサイズLサイズの場合、発酵マット5リッター以上の用意があれば十分です。

  菌床産卵セット例

 

 

管理温度

虫によってさまざまですが大きく分けて20℃前後と25℃前後の2つの温度帯でほぼ対応できます。
置き場所は直射日光をさけてください。

代表的な種と管理温度
20℃ 25℃
インド・ネパール・ブータン産の
アンタエウス
ネプチューン
サタンなど
ヒラタ系
中国・マレー・タイ・ラオス産の
アンタエウス
ヘラクレス
コーカサス
アトラス
ゾウカブトなど
エサ、マットの管理
 

加水の目安は手で握って団子を作り手のひらで転がせて崩れない程度です。
親虫のエサが切れないようにすることと発酵マットの乾燥に注意が必要です。
マットが乾いてきたら霧吹きで水分を補給します。

容器の大きさ

種類によりますが中ケース(Mサイズ)以上あればたいていの種はOKです。
ケースは大きなものを使用すると産卵数もアップします。

クワガタ交尾


ギラファノコギリクワガタの交尾

交尾をさせる
成熟期間の確認

虫の種類によってさまざまですが成虫になってからの時間が短いと交尾や産卵がうまくできません。
成熟の目安として大事なのが「エサを食べはじめた」という事です。
その後「エサの量が増えた」「ケース内で羽ばたく」 などの行動が見られるようになったら
成熟して交尾が出来るようになっている可能性が高いです。

虫を購入する時には購入先から羽化時期やペアリング(交尾)がすぐ出来るか確認しておきましょう。

交尾のさせかた
 

 

クワガタの場合4〜5日程度オスとメスを同じケース内で飼育する(同居させる)と交尾しメスは産卵可能になります。
ケースは交尾の妨げにならないように静かな所に置いておきましょう。
4〜5日程度たって、オス・メスが仲良くエサを食べていれば交尾が完了している可能性が大です。

交尾が済んでいる様子が確認できたらメスを取り出して産卵セットへ移します。

同居させると危険な種
 
・外国産オオヒラタクワガタ
・大型ミヤマ(外国種)
・ブルーマイスターツヤクワガタ
  ・ノコギリ数種
(ハスタート)
(ラフェルト)
(ウォーレス)
(サバゲ)
(ミラビリス)
(ウムハンギ)

上記の種はオスの気性が激しく、メスを攻撃して殺してしまう可能性が高い種です。
交尾させる場合にはなるべく小さいオスを使うか、交尾するまで観察し、オスがメスに攻撃し危なくなった場合にはオスとメスを離す。
どうしても上手く行かない場合には日を改めたりペアを代えたりします。

備考

※野外採集物(いわゆるワイルド)は交尾済みでペアリングの必要がない場合がほとんどですが、稀に元地ブリード物がワイルドとして輸入されるケースがありますのでエサの食べ具合を数日観察し、 食べないようであれば【熟成期間】や【ペアリング】が必要です。

クワガタ産卵床の選択

確実に交尾をさせたら、産卵させたいクワガタの種類によって産卵させる場所(方法)を選びます。
適切な産卵床を選ぶ事でより多く、確実に産卵させる事ができます。

発酵マット産卵
  マット産卵セット例

発酵マット産卵はセット方法もシンプルで、対応するクワガタの種類も比較的多い産卵方法です。

【対応する代表的なクワガタ】
ヒラタクワガタ  ニジイロクワガタ  ギラファノコギリクワガタ
パプアキンイロクワガタ  メタリフェルホソアカ など・・・

産卵木
  産卵セット例

シイタケの原木栽培で使用したホダ木をカットした通称「産卵木」を使用した産卵方法です。産卵木に加水して発酵マットなどで埋め込みます。

【対応する代表的なクワガタ】
国産オオクワガタ  ホーペイ  グランディス 
マンディブラリス サバゲノコギリ など・・・

菌床産卵
  菌床産卵セット例

産卵木の代わりに菌床ブロックを使う産卵方法、卵や幼虫を割り出すのが非常に簡単です。ただし産卵を確認できているクワガタ種の数が少ないです。

【対応する代表的なクワガタ】
国産オオクワガタ  ホーペイ  グランディス 国産コクワ
ムシモンオオクワ など・・・

クワガタ発酵マット産卵

用意するもの
飼育ケース
プラスチック製の飼育ケースです。
樹皮や木片
クワガタの転倒防止のために入れます。
エサ
昆虫用のゼリーやリンゴ、バナナなどの果物を与えます。
新聞紙とビニールシート
保湿とコバエの侵入防止にフタにはさんで使います。
ビニールシートには細かい穴をあけて使います。
発酵マット
クワガタの産卵にはおもにきのこマットか完熟マットを使います。
きのこ 完熟 黒土
産卵セット方法
発酵マットのガス抜きと加水

使用するマットはガス抜きと加水の作業を行っておきます。

セットを組んだら置いておく場所に3日間ほど置き、再発酵

していないか 確認をしてから成虫を入れてください。

 

マットプレス   手をグー

処理したマットを少しずつ入れて固めながら詰めていきます。

マットプレスが有れば便利ですが、手をグーにして固めてもOKです。

 

 


ケースの7割程度まで固く詰めてその上にふわっと2cmくらい詰めます。


シートをはさみながらフタをして3日ほど置いて様子を見ます。
マットが発熱していなければセットできる状態です。


セット方法

マットが発熱していないことが確認できたら、転倒防止の止まり木や樹皮、昆虫ゼリーと親虫を入れます。
親虫は自分でマットに潜っていきます。


新聞紙やビニールなどのシートをかぶせてフタをして産卵に妨げにならないように静かな所に置いておきます。

期間は1月半から2か月くらいが目安です。
その間マットの乾燥やエサ切れに注意しましょう。
マットが乾燥していたら霧吹きなどで加水してください。


管理温度

虫によってさまざまですが大きく分けて20℃前後と25℃前後の2つの温度帯でほぼ対応できます。
置き場所は直射日光をさけてください。

代表的な種と管理温度
20℃ 25℃
インド・ネパールなどのアンタエウス
ミヤマクワガタ
ツヤクワガタ
ノコギリクワガタ
ヒラタ系
マレー・タイ・ラオス産のアンタエウス
割り出し

産卵セットを開始してから1ヶ月半の様子

幼虫が見えるようになったら割り出しを始めます

割り出しに便利な道具
プリンカップ スプーン
割り出し

マットをケースから出したところです。
幼虫や卵はスプーンですくうと安全です。

幼虫で取り出した場合

仕切りの付いたケースかプリンカップに、ガス抜きと加水処理済みの発酵マットを敷き、
幼虫を1頭ずつ入れ通気を確保したフタをしておきます。
幼虫飼育セットに移すまでこの状態で管理します。

卵で取り出した場合

プリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを敷いて、取り出した卵を一時保管しておきます。
(産卵に使用したマットも使用できます)


別のプリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを固めにつめて
細い棒で卵を入れるための穴をあけます


 

卵を穴にひとつづつ入れます。

 

マットをそっとかぶせ通気を確保したフタをしてセット完了です。
幼虫になるまで23℃前後の環境で管理します。

孵化して幼虫になったら幼虫飼育セットに移します。
期間は4〜8週間くらいです。

クワガタ産卵木セット

用意するもの
飼育ケース
プラスチック製の飼育ケースです。
産卵木
シイタケの栽培で使用したホダ木をカットしたもの。
市販されています。
エサ
昆虫用のゼリーやリンゴ、バナナなどの果物を与えます。
新聞紙とビニールシート
保湿とコバエの侵入防止にフタにはさんで使います。
ビニールシートには細かい穴をあけて使います。
発酵マット
クワガタの産卵にはおもにきのこマットか完熟マットを使います。
きのこ 完熟 黒土
産卵セット方法
発酵マットのガス抜きと加水

使用するマットはガス抜きと加水の作業を行っておきます。

産卵木の処理

ナイフなどを使って樹皮をきれいに取り除きます。コマ菌を打ち込んだところも取り除きます。

浸水時間は一般的に半日から一日浸水させ、陰干しをしてから使用します。
ペットボトルに水を入れたものなどを重石にします。

セット方法

 

マットプレス   手をグー

ガス抜きと加水処理したマットを5cmほど固く詰めます。

マットプレスが有れば便利ですが、手をグーにして固めてもOKです。


 

固く詰めた上に柔らかくマットをしき、樹皮を取り除いて加水した産卵木を置きます。


 

埋め込みタイプのセットをする場合は、さらにマットを詰めていきます。


ここまでセットしたらシートをかぶせフタをして、3日ほどおいて発熱(再発酵)していなければ次の工程に進みます。


エサと止まり木をセットする

止まり木とエサのゼリーを入れ親虫をセットします。


新聞紙やビニールなどのシートをかぶせてフタをして産卵に妨げにならないように静かな所に置いておきます。

期間は1月半から2か月くらいが目安です。
その間マットの乾燥やエサ切れに注意しましょう。
マットが乾燥していたら霧吹きなどで加水してください。


管理温度

虫によってさまざまですが大きく分けて20℃前後と25℃前後の2つの温度帯でほぼ対応できます。
置き場所は直射日光をさけてください。

代表的な種と管理温度
20℃ 25℃
アカアシクワガタ
アローコクワガタ
トラキクスヒラタ
国産オオクワガタ
ホーペイ
グランディス
サバゲノコギリクワガタ
マンディブラリス
割り出し

取り出した産卵木

マットから産卵木を取り出しマイナスドライバーやナタで木を割って、産卵木から幼虫や卵を取り出します。
スプーンを使うと採取しやすくなります

割り出しに便利な道具
マイナスドライバー プリンカップ スプーン
割り出し

セットから取り出した産卵木
 
マイナスドライバーで割った様子

 

産卵木の割り出しは幼虫や卵をつぶさないように慎重におこないます。
左の写真はメスがかじったあとが付いています。
メスがかじったあとの近くには幼虫がいる事が多いので注意します。

幼虫で取り出した場合

仕切りの付いたケースかプリンカップに、ガス抜きと加水処理済みの発酵マットを敷き、
幼虫を1頭ずつ入れ通気を確保したフタをしておきます。
幼虫飼育セットに移すまでこの状態で管理します。

卵で取り出した場合

プリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを敷いて、取り出した卵を一時保管しておきます。
(産卵に使用したマットも使用できます)


別のプリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを固めにつめて
細い棒で卵を入れるための穴をあけます


 

卵を穴にひとつづつ入れます。

 

マットをそっとかぶせ通気を確保したフタをしてセット完了です。
幼虫になるまで23℃前後の環境で管理します。

孵化して幼虫になったら幼虫飼育セットに移します。
期間は4〜8週間くらいです。

クワガタ菌床産卵

産卵を確認しているクワガタの種類は少ないですが、産卵木を使用して産卵する種には使える可能性があります。
国産オオクワガタやホーぺには多数実績があり、産卵木を比べると割り出しが非常に楽ですのでオススメの産卵方法です。

用意するもの
飼育ケース
プラスチック製の飼育ケースです。
エサ
昆虫用のゼリーやリンゴ、バナナなどの果物を与えます。
発酵マット
クワガタの産卵にはおもにきのこマットか完熟マットを使います。
きのこ
菌床ブロック
新聞紙とビニールシート
保湿とコバエの侵入防止にフタにはさんで使います。
ビニールシートには細かい穴をあけて使います。
産卵セット方法
発酵マットのガス抜きと加水

使用するマットはガス抜きと加水の作業を行っておきます。

セット方法
マットプレス   手をグー

ガス抜きと加水処理したマットを5cmほど固く詰めます。

マットプレスが有れば便利ですが、手をグーにして固めてもOKです。

 

ガス抜きと加水処理したマットを5cmほど固く詰めます。

 

菌床ブロックを袋から出してそのまま入れます。
(加水などの作業はいりません)
ブロックが入らない時には半分にカットして置きます


 

菌床ブロックを発酵マットで埋める。


シートを挟みながらフタをして3日ほど置いて様子を見ます。
マットが発熱していなければセットできる状態です。


転倒防止の樹皮や木片とエサのゼリーを置き交尾済のメスを入れます。


新聞紙やビニールなどのシートをかぶせてフタをして産卵に妨げにならないように静かな所に置いておきます。

期間は1月半から2か月くらいが目安です。
その間マットの乾燥やエサ切れに注意しましょう。
マットが乾燥していたら霧吹きなどで加水してください。


管理温度

虫によってさまざまですが大きく分けて20℃前後と25℃前後の2つの温度帯でほぼ対応できます。
置き場所は直射日光をさけてください。

代表的な種と管理温度
20℃ 25℃
  国産オオクワガタ
ホーペイ
グランディス
ムシモンオオクワ
割り出し

 

白く伸びているのはキノコです。産卵に問題ありませんが生えてきたら取り除きます。

菌床産卵の最大の利点ともいえるのは産卵木にくらべ、驚くほど割り出しが簡単という点です。
国産オオクワガタなどには多数実がありますので、オススメの産卵方法です。

割り出しに便利な道具
プリンカップ スプーン
割り出し

菌床を割ったところ
 
マ菌床を食べたあとが見えます

菌床産卵の場合には産卵木産卵とは違い、手で簡単に割り出し作業が行えます。
幼虫になっている場合にはとても見つけやすいのですが、卵の場合見落としてしまう事があります。
一度割り出した後の菌床やマットをもう一度飼育ケースなどで管理すると幼虫が出てくる場合があります。

幼虫で取り出した場合

仕切りの付いたケースかプリンカップに、ガス抜きと加水処理済みの発酵マットを敷き、
幼虫を1頭ずつ入れ通気を確保したフタをしておきます。
幼虫飼育セットに移すまでこの状態で管理します。

卵で取り出した場合

プリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを敷いて、取り出した卵を一時保管しておきます。
(産卵に使用したマットも使用できます)


別のプリンカップにガス抜きと加水処理済みのマットを固めにつめて
細い棒で卵を入れるための穴をあけます


 

卵を穴にひとつづつ入れます。

 

マットをそっとかぶせ通気を確保したフタをしてセット完了です。
幼虫になるまで23℃前後の環境で管理します。

孵化して幼虫になったら幼虫飼育セットに移します。
卵から孵化する期間は4〜8週間くらいです。

 

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