■初.2令幼虫(数ミリ〜2センチ程の幼虫)の菌糸瓶への入れ方 |
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1.ドライバー等で瓶底まで穴を開ける
2.ドライバーを回転させ幼虫が入る大きさまで穴を広げる。
3.穴に幼虫を入れ蓋をして完成! |
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■交換時期の目安 |
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左上の画像のように白い部分が残り3〜2割になったら交換をして下さい。
右下の画像は、菌床部分が無くなり残ったオガのみ食べてしまいオガが減ってしまっています。(ここまで放置しておくとせっかく大きくなった幼虫が確実に縮んでいます。(ーー;) )
交換期間は、およそ3ヶ月間隔になりますが、飼育温度によって大きく差がでます。
飼育温度が高いと早期交換、早く大きくなりますが成虫へと早期に羽化をしてしまうことが多くなり思ったほど大きくならないことが多くなります。
■冬季温度管理をしない場合は、20度を切る季節(そんなに神経質にならなくても肌寒くなったら−11月上旬くらいかな?)になったら交換をして翌年3月下旬までそっとしておいて下さい。
幼虫は冬季加温をしないと活動を停止しますので無理な瓶交換は幼虫に負担がかかるばかりではなく菌糸瓶飼育の場合は、←画像のように菌糸部分が無い場所があれば菌糸が再生することはありませんが、新しい菌糸瓶に幼虫が留まっていると活動を停止しているために菌糸に巻かれてしまうこともありますので注意が必要です。
菌糸瓶飼育では、羽化まで半年〜18ヶ月間で羽化をします。
超せっかちな個体は3ヶ月羽化する場合も有ります。(飼育温度が高すぎる場合に多くなります)←もちろん大きくなりません(ーー;)
ちなみに♀で8ヶ月、♂で10ヶ月程で羽化をすることが多いです。 |
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■羽化まで、必要な菌糸瓶の数とサイズ
★国産オオクワ、ホーペ、クルビ等
◇G−pot
*♂850又は550→1500→1500の3本(4本目の1500が必要な場合有り)
*♀850又は550→850の2本(3本目の850が必要な場合有り)
◇オークス
*♂S又はM→M又はL→Lの3本(4本目のLが必要な場合有り)
*♀S又はM→Mの2本(3本目のMが必要な場合有り)
★アンタエウス、オオヒラタ等
◇G−pot
*♂850→1500→1500の3本(4本目の1500が必要な場合有り)
*♀850→850の2本(3本目の850が必要な場合有り)
◇オークス
*♂S又はM→L→Lの3本(4本目のLが必要な場合有り)
*♀S又はM→Mの2本(3本目のMが必要な場合有り)
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■2本目以降の瓶交換方法 |
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1.菌床部分に幼虫を入れる大きさの穴を開けます |
2.穴に幼虫を入れます |
3.幼虫が潜っていくのを確認します。半分くらい潜ればOK!ちなみにこのときは15分ほどでここまで潜りました。 |
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4.ティッシュ等を輪ゴムで止める。
5.10日〜2週間したら標準の蓋に戻して完成!大きな幼虫を菌糸瓶に入れると菌糸の切断量が多くなり、菌糸の再生活動により瓶内が酸欠になるので菌糸が再生する期間は通気を確保するために上記のようにすると幼虫が落ち着きます。 |
このページでの説明はあくまで基本になります。 |