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オオクワガタ♂81mm作出!
フォーテック様

先日掲示板にてお知らせ致しましたように、今年はお陰さまで自己記録の更新を果たすことができました。
今年は、添加剤を一切使わない方針で飼育をしておりましたが 、G-potの質の良さに助けられ、思わぬ結果となりました。心よりお礼申し上げます。

やはり、大きい虫を手にすると、それだけで嬉しいもので、子供の頃の感動が蘇って参ります。ちょっと得した
気分です。御参考までに虫の写真を添付しておりますが、表には温度管理の様子や交換タイミング、体重の推移を示しております。(下記参照) 
※表をクリックすると拡大画面が開きます↓
私事では有りますが、今年は多忙を究めており飼育も手を抜きがちだったのですが、反面それが幸いしたのでしょう。虫にとっては私に覗かれるストレスが少なかったのかも知れません。

神戸の鶴崎さんのおっしゃるところの“コツ”というものが、この辺りに有るのだと思います。手を抜いた分、使用した瓶数も概ね3本です。昨年迄は4本でしたが、趣味に時間を割く余裕がなかったというのが現状です。ただし、瓶の状態が悪化したものにかぎり、4本を使用しております。

交尾から産卵にかけては、ペアリングを冬眠時期から始めます。自然の気温に任せて、春になり虫が活動を開始して一月で♀を取り出します。5月です。産卵木に体積分率の30%で加水し、♀とともに2週間放置します。♀を離し、すぐに採卵します。 湿らせたティッシュの上で2週間放置し、孵化させます。孵化後ただちに最初の瓶に投入する。したがって6月に開始という流れです。

今年は、経費節約と時間がとれないという理由から、最初の瓶に550ccを用い、これを出来るだけ引き延ばしました。2ヶ月です。この時点で8月になりますが 、ほぼ室温(後半はクーラーを使用しています)で行っています。

次の瓶は♂に限り 1500ccですが、夏場の暑さで劣化が危惧されましたので、クーラーの効く部屋でできるだけ引き延ばし3ヶ月間飼育しました。

11月から最終瓶への交換ですが、最終瓶も♂の場合1500ccです。季節も秋、気温も安定しています。さらに冬場になります と、20℃程に室温も下がってまいりますので、瓶の状態も良好であったように思います。しかしながら、4月まで半年も放置しますと、ほぼ真っ黒の瓶がほとんどでした 。

蛹化は4月段階で25℃に加温し、誘導をかけました。状態の悪化した瓶ばかりでしたので、蛹化後は室温に戻し、羽化はすべて人工蛹室でおこないました。今年は5月 に入ってからの気温が比較的低く(21-23℃)、この点も追い風であったのかも知れ ません。1月以上の日数をかけて羽化してくれました。
     
その他の条件として、ジャンクで拾ったコンピュータの冷却ファン(100V 仕様)、これにより、飼育箱内の空気の循環をおこなっています。また、加温装置は自作であるサーモスタットをつけたヒーターを、冷却にはクーラーを使用しています 。菌糸瓶の蓋は、フォーテックさんより頂いた、1500cc用の850ccと同じ形状の蓋を使用しております。この蓋は保湿効果が優れているように思います。

また、ダニ対策として押し入れマットを使用しています。飼育法としては、この度お示ししたような方法でも大きく育ってくれたようです。ただ、使用した虫の性質によるところが大きいとも考えられますし、この方法がベストとは考えてはおりません。まだまだ、改善の余地は残されていることでしょう。模索することが、一つの楽しみでもあります。
親種77mm ♂ 新成虫78mm ♂ 新成虫81mm ♂ 昨年度羽化52mm♀
81mmの個体については、頭幅が28mm、前胸部が29mmをそれぞれ上回っています。 長さに加えて幅もあり、私がこれまでに飼育した個体からすると一回り大きく見えます。大型になると大顎の稜線も明確になり、形態的特徴が良く出て奇麗な印象をうけます。親虫については、♂♀どちらも累代繁殖数世代というものです。

私見では、商業用の品種にも似た扱いは避けたいところですが、元を正せば関西地方の能勢や川西といった地理的には隔離が起こるとも思われない産地のものであるようです。

大きさ については、♂は77mmであり、♀は、48mmです。御参考までに、81mmの兄弟にあたる78mmの個体もお示ししております。好みは別れる所ですが、私は78mmの方がバランス的に気に入っています。

また、昨年度の52mmの♀もお示し致しましたが、これもG-potで飼育されたものです。尚、昨年も80mmを超す♂を授かっていましたが、蛹化直後に露天掘りにしたことが災いし、前胸部が彎曲していました。

無事 に羽化はしておりましたが、昨年は御報告を控えさせて頂きました。再来年にはこの度の81mmの個体の子孫を育てられることでしょう。今からそれが楽しみではあります。以上、飼育詳細に関する報告です。

最後になりましたが、種親の供給や飼育上の問題で大変お世話になった、神戸の鶴崎さんや三重の田辺さん、そして、フォーテックさんにこの場をお借りしてお礼を申し上げ、筆を置かせていただきます。
MASAKI

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