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こんにちは。店長の坪内です。
クワ・カブ飼育のベストパートナーとして、皆様に夢や感動も商品と一緒にお届けできたら嬉しく思います。
豊富なクワ・カブの各種生体はもちろん、ぼく自身が安心して使用できる商品にこだわり、”専門店だからこそ取り扱うことが出来る
高品質・高効果”の各種飼育用品をお届けします! |
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1ページ目
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日記:国産オオクワガタ編 |
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飼育環境は大多数の方と同じ温度管理をしない屋内で!
2003.05.02に採卵セット開始から羽化まで、果たしてどうなるか???
始めて飼育をされる方が陥りがちな失敗を意図的に実行し(^^;、
目標は菌糸瓶飼育で70mmUP!!
初めてオオクワガタ飼育をする方、今日から1年間お付き合い下さい(^^)v |
*サンプル個体 :国産オオクワガタ♂73mm♀48mm(未交尾未採卵個体)
*交尾採卵開始:2003.05.02
*採卵用品 :
飼育ケース大、昆虫ゼリー、クヌギ細目産卵木、成虫用埋め込みマット
種親♂、店長お気に入りの個体です(^^)v
種親♀、73mmの♂と並んでも小さく見えないでしょ(^^) |
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【 飼育データ 】 |
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飼育データ |
初回投入 |
2本目 |
3本目 |
蛹室作成開始 |
蛹化 |
羽化/サイズ |
◇オークス |
(全個体2令) |
♂L♀Sへ |
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A−1♂ |
03.7.17S瓶 |
03.9.21 21g |
04.3.3 L/23g |
04.4.29確認 |
05.12前後 |
04.06.10/74mm |
A−2♂ |
03.7.17S瓶 |
03.9.21 22g |
04.3.3L/21g |
04.4.29確認 |
05.12前後 |
04.06.10/73mm |
A−3♂ |
03.7.17S瓶 |
03.9.21 22g |
04.2.28 M/22g |
04.4.29確認 |
05.24前後 |
04.06.18/74mm |
B−1♀ |
03.7.17S瓶 |
03.9.29 13g |
− |
不明 |
不明 |
04.06.11/50mm |
B−2♀ |
03.7.17S瓶 |
03.9.29 14g |
− |
04.4.29確認 |
05.24前後 |
04.06.12/48mm |
B−3♀ |
03.7.17M瓶 |
03.9.29 10g |
− |
不明 |
不明 |
03.12.13/43mm |
◇プラボトル |
(全個体2令) |
♂♀940へ |
♂G-pot1500 |
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C−1♂ |
03.7.17/940 |
03.9.29 19g |
04.2.28/24g |
04.4.29確認 |
不明 |
04.07.10/74mm |
C−2♂ |
03.7.1/7940 |
03.9.29 22g |
04.2.28/23g |
不明 |
05.24前後 |
04.06.10/73mm |
D−1♀ |
03.7.17/940 |
03.9.29 12g |
− |
04.4.29確認 |
05.15 |
04.06.11/48mm |
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2003.05.02 産卵セット |
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産卵材は、プラケース大に3本入るクヌギ細目を使用、
1.バケツに水をため材を入れる。
2.浮いてしまうので上から重しを。
3.加水後2時間経過、加水時間は材の太さや質によって大きく変わってくるので、目安としては画像のように浮いてこない状態まで浸けておけばまずOK!(^^)
3.材を日陰で風通しの良い場所で乾かす。 乾かす時間も材の質、太さで大きく変わってきます。 乾かさないとどうなるか? せっかく産まれた卵が腐ってしまうことが希に有ります。完全に加水する前の状態は問題外ですが、乾かしすぎの場合は、孵化をするまでの期間が長くなります。腐る危険をおかすか孵化まで時間がかかるのを待つか? どちらを選びます??
材が細目なのとサンプルのオオクワガタが国産と比較的強い卵を産む種類と言うことで今回は、あえて1時間乾燥をさせただけでセットをしてみます。 乾燥の目安としては、材表面が乾いていればだいたいOKです! |

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3. |
5.ケース大に埋め込みマットを底1cm程敷き、その上に材を横向きに3本隙間をあけて等間隔に並べました。5.材上部が少し出るまで埋め込みマットで覆います。 マットは乾燥気味(パサパサ)です。暖家は埋め込みマットを加水しないで使うことが多いです。お勧めはしませんが、加湿するよりマットの腐敗、ダニの発生を軽減出来ています。えさ皿2個にそれぞれ高蛋白ゼリーとビタミンミネラルゼリーを入れセット完了! |

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7.オオクワガタペアを産卵セットに入れました。ケースの保管場所は、温度管理をしない居間の机の中(勝手に置いたが、たぶん誰も気が付かない?と信じて。。) 8.机テーブル部分を折りたたんであるので明かりを付けていても薄暗くなっています。
産卵ケースには、オオクワガタ種親ペアのサイズ、採卵開始日を再剥離紙使用の生体管理シールに記入、ゼリーはシールを剥がさずカッターで十字を切っておくとオオクワガタが体をつっこんでこぼしてしまうのを軽減出来ます。
ゼリーを食べきってしまうのを3日後と予想して、その日までセットをしたことを忘れて、「見ない」「動かさない」「触らない」。。。では、次回、3日〜4日後にお会いしましょう!!(^^) |

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2003.05.09 産卵確認。。。失敗(^^; |
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◇AM0:01 管理温度22℃◇
セットをして今日で丁度1週間。セット後に気温が高かったことと、数日前にちらっと確認をした時に♂♀一緒にいるところを確認していたので交尾済みのはず。。と。。。とりあえずエサ交換を兼ねて確認をしようと産卵セットを覗くと。。。♀が産卵行動らしき動きをしていましたが、もちろんそそくさと逃げ出していきました(^^; 産んだ後でしたら当然卵がありますのでとりあえず確認をしてみました。
1.ケース内は、3本並べたうち中央の材の樹皮を♀がしっかりとはがしています。
2.矢印の場所に♀が腹部をあわせていました。
3.細かい作業が的確に行える「アペックス」で産卵場所周辺を広げていきます。
ちょっと宣伝(^^; 先日100頭の幼虫割出をしましたが「アペックス」を使用して1頭幼虫を潰してしまったのみで後は的確に作業が出来たためにドライバー等での作業より簡単、確実に割出作業をすることが出来ました(^^)v お勧めです! |

1. |

2. |

3.アペックス |
4.卵を産み付ける穴を確認!! 残念ながら産み付ける前でした。。。後少し遅かったら産んでいたのに(^^;
5.タンパク質の多いゼリーと、普通の昆虫ゼリーをセットしていましたが、タンパク質の多い方を食べきっていました。栄養分を補給するために必要なエサを選んでいますね!(^^)v |

4.卵を産み付ける穴 |

5.右上高タンパク |
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産んでると思うんですけど?」と言ったご質問を非常に沢山頂きます。
♀が材を削り出すと産んでいるのか気になってしょうがないですよね(^^;
材に削り痕が多くなり、1ヶ月もすれば幼虫を割り出すわけですからそのときに確認出来るのですが、セットから割出まで1〜2ヶ月待たなくてはならない、この期間が我慢出来なくて。。。と(笑)
でも産んでいるかを確認してしまえばかなり安心出来ますよね!
どうしても待てない、と言う時には、今回の説明のように1個だけ卵を採りだしてみませんか?
♀は画像4.のように材に3mm程の()のような形に穴を削り、そこに卵を産み付けた後、穴を埋め戻します。()マークの中がおが屑のようになっている場所を見つけたらその周辺をそっと削ってみて下さい。
アペックスを使用して頂くと簡単に的確に確認をして頂けます。←宣伝がくどい??(^^;
卵か幼虫がいれば他に削ってある場所にも産んでいるはずですよ!(^^)v
卵で採りだしてしまった場合は、プリンカップにマットを堅く詰め、ポールペン等で穴を開けてその穴に卵をそっと入れておくと孵化が観察出来ます。(^^)
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今回は、マットの水分を少なめにしたことと、セット後にすぐ産卵行動に出たことから材にカビがでませんでしたが、
カビについてのご質問も非常に多く頂きます。
セット後にカビがでると心配ですよね。でも、冷静に考えると材を加湿して置いておけばカビがでてしまうのは 自然なことで防ぎようがありません。
カビは、♀が産卵行動に出るかバクテリアが材に繁殖すると自然に消えていきます。セット後2週間ほどの我慢なんですが、ひどい場合は、ティッシュ等で拭き取っておけば産卵には全く問題ないので安心していて大丈夫ですよ(^^)
産卵することを確認出来ましたので、1週間はそのままそっとしておくことにします。
確実に産むことさえ確認が出来たら、ちゃんと産むか心配な方も1週間我慢出来ますよね(^^)
では、次回は1週間ごと言うことで(*^^)/~~~~
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2003.05.20 産卵確認!(^^)&悲惨な事態が(ーー; |
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2003.06.07 卵が孵化!(^^) |
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◇PM:9:44管理温度27℃◇
5月20日に採りだした卵が孵化しました! 1.の画像です。孵化したばかりの幼虫ですから頭でっかちで体が真っ白です。体が固まってマットを食べるようになると食べたマットの色とほぼ同色の体色になります。ちなみに孵化をして最初に口にするものは自身の卵の殻です(^^) 無垢な状態でちょっと可愛いでしょ!
2.採卵セット現在の様子です。 画像左側の材も皮を剥がして3本全て剥き出し状態です。産卵痕は少ないですよね! しかし、2.の画像は3本全て180℃回転させた状態になりますが。。。かなり削られていますよね!(^^)v
削られた場所全てに産卵してあるわけではないのですが、よく見ると削ってある場所にモコモコと細かいおが屑が埋め込んであるのを確認して頂けると思います。 4.の画像に細かく表示してありますので参考にして下さい(^^)
採卵開始後1ヶ月ちょっと経ち、20頭前後は産卵痕から判断して産んでいるはずですし、材の中に既に孵化をしている幼虫もいるはずですから、これで材を外しても良いのですが、2.の画像のようにまだ削られて無い部分があるので、もう2週間ほど3.の画像の状態にして採卵を続けることにします。(材がもったいない→ケチ)
初めて飼育される方は、この画像くらいに削られていたら材を外してしまって良いと思います。
再セットと、取りだした材の保管方法は、2週間後に(*^^)/~~~~ |

孵化したての幼虫 |

採卵セットの様子 |

産卵痕 |
←クリックすると拡大します
産卵痕の判断目安
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