神棚についての疑問や知識について


大まかなポイントとしては次の8個

1.神棚とは
2.必要なもの
3.設置場所
4.神札の納め方
5.古い神札は?
6.神棚を祀る作法
7.神棚の材質
8.神棚のサイズ


1.神棚とは

神棚は家庭の守り神といわれています。

神様がまつられた所は、台所(かまど)・井戸・玄関・便所や、最も代表的な大黒柱などです。共通点と言えば、家の要と 生活に欠かせない所。私達の祖先はその大切な働きに魂を感じ神々を意識してきました。

神棚とは、日本の神様や仏教と習合した神様をお祀りするための、小型のお宮の呼び名です。日本において神さまは、天照大御神が太陽神ともいわれているように自然の象徴でもあります。また、神棚は自然の象徴である神さまへの感謝と畏敬を表す場所です。

2.必要なもの

神前に供える道具のことを神具といい、神棚を祀るときは、神鏡や榊立などの神具が必要となります。



@.神鏡 神鏡は神の依代となる鏡で、神棚の扉の前に置きます。
A.榊立 榊立は榊を立ててお供えするためのもので、神棚の左右に置くために一対用意します。
B.徳利 徳利は瓶子(へいし)ともいい、お酒を入れてお供えする蓋つきの器です。一対用意します。
C.水玉 水玉は水器ともいい、お水を入れてお供えするための器です。
D.皿(お米) 皿はお米やお塩などを盛るための器です。向かって左側にお米を置きます。
E.皿(お酒) 皿はお米やお塩などを盛るための器です。向かって右側にお酒を置きます。


3.設置場所

障子、襖の上など人の出入りする場所は避けた、清潔な高い場所が望ましいです。
※押入の上はかまいません。

神棚の向きは南向き東向きにします。北向きや西向きは出来るだけ避けた方が良いでしょう。
  吉とされる事   凶とされる事
清浄な場所にまつる × お札が汚れやすい場所にまつる
南向きまたは東向きにまつる × 北向き、西向きにまつる
「上」とされる部屋(客を通せる)にまつる × 客を通せないような部屋(寝室など)にまつる
通路の上など、悪い場所を避ける × 二階や下を人がよく通る場所に神棚がある



4.神札の納め方

お神札を並べて祀る場合は、中央に伊勢神宮のお神札である神宮大麻、向かって右に氏神さまのお神札、左に自分の崇敬(すうけい)する神社のお神札をお祀りします。




〜三社神棚の場合〜
@神棚の正面中央に伊勢大神宮様(天照皇大神)
A向かって右に氏神様
B向かって左にその他に信仰する神社の御神札

〜一社神棚の場合〜
神棚が小さな場合や一社の場合には右図のように御神札を重ねて、一番表に伊勢の大神宮さまの御神札をお祀りします。

〜入らない場合〜
お神札が神棚の中に入らない場合は、神棚の脇の棚板上に立てかけてお祀りします。

5.古い神札は?

古くなった神札【おふだ】は、年末から正月十五日頃にかけて氏神【うじがみ】さまに納めます。
地方によっては、一月十五日の小正月に行われる「左義長」(さぎちょう)や「どんど焼」の神事で、
松飾りや注連縄(しめなわ)と共に焼納する神社もあります。

地方へ転居したり、都合で神棚を外す場合には、正月に限らずその旨を社務所に申し出て、玉串料を添えて
お納【おさ】めするように致しましょう。



6.神棚を祀る作法

神棚のお参りの仕方は、神社と同じように、二拝二拍手一拝(※)を行います。
家族そろってお参りできればよいのですが、できないときは、一人ひとりが、出かける前にお参りすればよいでしょう。
また、帰宅したときや寝る前にもお参りしましょう。

・神拝作法・・・・・・二拝二拍手一拝
まず深く礼を二度し、祈念を込め、次に拍手を二回うち、次に深く一礼します。

・神前での唱えことば
「先(さき)魂(みたま)奇(くし)魂(みたま)守(まもり)給(たま)え幸(さきわえ)給え」と唱えます。

7.神棚の材質

東濃桧(とうのうひのき)とは・・・
岐阜県東濃地方の東部地域(裏木曽)を中心に産出されるヒノキの銘木である。東濃桧東濃檜ともいう。

☆★主な特徴★☆

・年輪幅が2〜3mm。均一でほぼ真円である。
・材質はピンクで艶がある。
・節が小さい。又は殆ど無い。
・香りが高い。


8.神棚のサイズ